拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
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  慈愛(The AI)ディープ・ラーニング

2024年05月15日 | 東洋自分なり研究所

  『 摩訶般若波羅蜜多心経・・・・ (偉大なる智慧の完成・到彼岸にいたる慈愛心)

  観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 ・・・』

 

                    

 

  ご存知、『般若心経』の出だし2〜3行部分で、もうこのタイトルとこの数行だけを探究すれば事足りる・・・のではないか?

  もし、そうであれば漢字の塊『般若心経』(262文字)、恐れるに足らず・・・であるかも。

  (しかし、芭蕉の一句を覚えるように、この心経を覚えて、他の人と共に大声で唱えるダイナミックも捨てがたい・・・経験ではあった)

 

  『AI』研究が深化して『AI用語』が産まれるたびに、馬骨流『仏教解釈』が深展するような気がするが

  『AI』そのものが、『人間』の模倣であればそれは当然な事なのかもしれない。

 

  私が最初に『ディープ・ラーニング』という言葉を耳にした時、我が愚脳は上記『般若心経』の『行深般若波羅蜜多時』をすぐさま想起したが

  後に『郷』、或いは『坐』の字を探究することで、図入りでその意味を一層よく理解したように思う。

                    

  人間にはこのように、『己事究明』の道の中で、『慈愛』を教えるもう一人の自己に出会う性質を持っている。

  これを仏教では『仏性』と名称し、それが『ディープ・ラーニング』であり『セルフ・ラーニング』システムなのだと思う。

 

  人間は自己の『慈愛ディープ・ラーニング』を探究すべきであり、また『AI』の深化には『慈愛(The AI)』を忘れてはいけない。                       

 

 



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