SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発草案】複製のプラン

2008-05-24 01:34:03 | Laboratory
作業もいよいよ大詰め、現在は頭部と各デコレーションパーツの製作作業に取り掛かり始めました。
他の各パーツは既に9割がた仕上がりが完了し(たまに思いもよらない部分に傷を発見してやり直したりもしてますが…)、そうなると次はシリコーンで型どりするためのプランを立てないとなりません。
プランと言ってもそう大した事ではなく、抜きの方向やなるべくシリコーンを節約するための原型配置等、いざ作業の段階になってアタフタしないための下準備という意味で、ですが。

そうして改めて完成した原型を眺めてみると、いくつかの部品が単純な2分割挟みこみの方式ではキャスト抜きができないことが判明しています。
例えば腰部のパーツ、この部品には3ヶ所にジョイント孔が開いていますが、これらがそれぞれ並行ではない別々の方向に開口されています。その上股関節には補強のため段差が設けられており、これがどうやっても単純に型を分割できないような角度になっているのです。

こうしたパーツに対応するためには左右、あるいは上下2分割に加え、もう1型入子の様に段差内に入り込むような構造(腰部の場合それが2ヶ所)を作らないとならないわけで、実は知識として知ってはいるのですが、これまで一度もやったことが無い方法ですので若干躊躇してます。

原型製作のゴールは見えました。同時にその先のコースに待ち受ける新たな障害物も見えてきたんでゲンナリしちゃった…そんな感じですね(笑)。

そろそろシリコーンをいっぱい買ってこなきゃなぁ…。











(記事とは関係ない)余談:「ごっこ遊び」を成長後のコミュニケーション性を培うロールプレイと見なすなら、それを一概に「幼稚」と決め付けることは出来ない…と、そういうことなのね。
するってぇと、そうした楽しみを解さない人間の方がむしろ生物学(または社会学)的に幼稚である…ということなのか???

まぁ、自分のやっていることに都合の良い方向に解釈していた方が精神衛生上宜しいのではないか、と…。

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