好きな作家のひとり=川上弘美 の名前につられて、東京都写真美術館へ「文学の触覚」を見に行きました。
dividualの作品は、暗幕に写し出されるページ。
その中で文字は静かに浮かび上がり、竜巻に巻き込まれるように風に吹かれて消えました。
情景を文字という手段だけで表現するという文学の限界を、なんとかして超えようとしているように感じました。
お目当て川上弘美+児玉幸子は、音に反応して形をつくる磁性流体の作品。モルフォタワー。
暗い部屋に洗面台があり、その鏡の前に立ってチャンネルを合わせると様々な質問をしてきます。
監視役の方に聞いたら、質問する声も川上弘美さんなんだそう。
深く落ち着いた声で、かなり哲学的な問いを投げかけられます。
そして一番印象に残ったのは穂村 弘+石井陽子の作品でした。
詩の中の言葉や文字が、私の手のひらに乗っかって揺れて燃えて消えて…
手のひらに映された文字に意味や感想が生まれたときに、それは生き物みたいになりました。
面白い企画展です。
☆☆☆ 文学の触覚 @東京都写真美術館 ~2/17まで
dividualの作品は、暗幕に写し出されるページ。
その中で文字は静かに浮かび上がり、竜巻に巻き込まれるように風に吹かれて消えました。
情景を文字という手段だけで表現するという文学の限界を、なんとかして超えようとしているように感じました。
お目当て川上弘美+児玉幸子は、音に反応して形をつくる磁性流体の作品。モルフォタワー。
暗い部屋に洗面台があり、その鏡の前に立ってチャンネルを合わせると様々な質問をしてきます。
監視役の方に聞いたら、質問する声も川上弘美さんなんだそう。
深く落ち着いた声で、かなり哲学的な問いを投げかけられます。
そして一番印象に残ったのは穂村 弘+石井陽子の作品でした。
詩の中の言葉や文字が、私の手のひらに乗っかって揺れて燃えて消えて…
手のひらに映された文字に意味や感想が生まれたときに、それは生き物みたいになりました。
面白い企画展です。
☆☆☆ 文学の触覚 @東京都写真美術館 ~2/17まで