雑学由来辞典 スイートテンアマグリ

「忙しいあなたの代わりに新聞読みます」というメルマガで週1で書いているいろんな物の語源と由来のコラムです!

第2回 醤油マークの由来

2005-02-01 22:12:15 | コラム
アマグリです。活きのいい魚を食べたくて、連休だったので
銚子港に行って参りました。
ん~、旬のサンマは美味しいですね!
焼いても刺身でも・・・(ウットリ)

銚子は醤油を作るのに、気候が適しているそうで、
ヤマサ醤油(1645年創業)とヒゲタ醤油(1616年創業)の本社がありました。
創業してから300年以上ってすごいですよね。

ヤマサ醤油とヒゲタ醤油のロゴマークの「入」みたいな傘の上に小さく「上」
って書いてあるのをご存知でしょうか。
あれは江戸幕府から「最上醤油」と認定された
印だそうです。

元治元年(1864)にインフレに悩んだ幕府が、市場に3~4割の
価格引き下げ令を発しました。
しかし、「しょうゆは品質を落としたり、量をごまかしたりできないので、
値を下げれば経営できなくなってしまう。」と申し立てたところ
7銘柄だけが「最上醤油」という名称で
従来の価格で販売することが許されたということです。

その7銘柄とは銚子のヤマサ、ヒゲタ、ヤマジュウ、ジガミサ、
野田のキッコーマン、キハク、ジョウジュウだそうです。

あの小さな「上」には歴史が隠されていたんですね~。

↓ご参考 ヤマサとヒゲタのマーク
http://www.yamasa.com/ura/ura04.html
http://www.higeta.co.jp/h-shokai.html#Anch4


銚子港の秋刀魚はマジうまかったですよ~!!
とれたてなので内臓も食べれるのです。
慣れないので少ししか食べられませんでしたが。
魚はとってから半日とかたってしまうと、
内臓が苦くなってしまうんですね。
通に言わせると、秋刀魚は内臓を食べなきゃ
意味がないとのことです。来年はがんばって食べてみよう。