雑学由来辞典 スイートテンアマグリ

「忙しいあなたの代わりに新聞読みます」というメルマガで週1で書いているいろんな物の語源と由来のコラムです!

第27回 やぶそばの由来

2005-04-26 18:40:27 | コラム
「せいろそばの美味しい季節」

こんにちわ、アマグリです。
先週、上野でやってる、恐竜博2005に行ってきました。
すごいんですよ~~。全長5mとか10mとかの本物の恐竜の骨が
あるんですよ~~。けっこう完全体で出てきたみたいで、
立体的に展示してあるのででかさがよくわかります。
何億年前とかにあの骨が生きて動いてたと思うとすごいです!

で、上野に行ったので、上野にある藪そばに行ってきました。
今回はやぶそばの由来です。

やぶそばっていろいろなところで見かける名前なのですが
暖簾分けってほど関連もなさそうだし、何故かなぁと
思っていたのですよ。なので調べてみました。

もともとのやぶそばっていうのは文京区千駄木にあった
「団子坂蔦屋」というおそばやさんだそうです。
江戸時代に、山口伝次郎っていう初代の人がいて、
武士が性に合わず、手先が器用だったので30歳頃に
そば屋を開業したそうです。
脱サラみたいな感じですかねぇ(笑

明治の頃の「やぶそば」はとても広い敷地を有し、
1600坪もあったらしい。
前庭には崖や滝が配置されていたそうです。

蔦屋というお店が「やぶ」と呼ばれるようになったのは、
藪下と呼ばれているところにあったことから、という説と、
周りに竹藪が多かったから、という説があるみたいです。

「やぶそば」のルーツの話はもうちょっと長くなりそうなので、
来週に続きます。

ワタクシ、そばが大好きなんですよ~。
最近暖かくなってきて、せいろそばがおいしく
食べられるので嬉しいです。

ではまた来週~☆

第26回 花見の由来

2005-04-19 19:47:48 | コラム
「外で飲むビールは格別です!」

こんにちわ、アマグリです。
みなさんお花見に行かれましたか?

私は中目黒と上野公園の桜を見に行きました。
中目黒の桜はすっごいよかったですよ。
川沿いに桜があるのですが、散った花びらが
川を流れていくのがとても風流でした。

今週は桜について調べてみました。
桜の定義は「バラ科サクラ属の植物のうち、
ウメ、モモ、アンズなどを除いた総称であり、サクラ亜属 に属するものを指す。」
なんですって。
いわゆる「桜」といっているのはソメイヨシノとかヤマザクラで
「サクラ」という木は存在しないみたい。

桜という名前になった由来は、
「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたものとされ、
元来は花の密生する植物全体を指したと言われる説や、
「木花開耶姫・このはなさくやひめ」(富士山の神様なんだって)
のさくやがサクラに転じたという説もあるみたいです。

また、よく盛り上げ役のお客のことをサクラと言いますが、
江戸時代の芝居小屋で役者に声をかける見物人役が
パッと派手に景気よくやってパッと消えることから、
桜の性質になぞらえ「さくら」と呼ぶようになった説が有力だそうです。

週明けは少し冷え込んでますが、
やっぱりあたたかい季節はいいですね~。


今マンキツで「なつゲー」やってたんですけど、
チャレンジャーとかソロモンの鍵とかいっきとか
超なつかしい!!
1面もクリアできません。ぷぷぷ。しょぼい。
昔はかなりゲームっ子だったのになぁ。

第25回 万博から普及したもの。

2005-04-12 21:09:49 | コラム
「もう万博行った方いますか?」

こんにちわ、アマグリです。
関東は今週末ぐらいが桜の見頃だそうで、
お花見に行こうと思ってます♪

今回の万博は浮上式リニアモーターカーに乗れるんですね!
子供の頃の学研に(なつかしいなぁ)リニモの話が載っていて、
子供心に磁力で電車が浮くっていうのが
想像つかなくて、とにかくすごいなぁぁと思っていたのですが、
遂に実現したんですね。

今回は、由来とは少し違うのですが、過去の万博で
展示されたものがどれだけ現在普及したのかという
ことについて調べてみましたよ。
今から30年ほど前の大阪万博で展示されたものを
見てみました。

面白かったのがサンヨーの「人間洗濯機」。カプセルみたいなところに
人間が入って、洗濯、乾燥までをやってくれるみたい(笑
水着のオネーサンが入って、洗濯の実演をやってくれたそうです。
これは現在の介護用の入浴装置のヒントとなったそうです。

三菱未来館では台風をミサイルで消滅させる未来の映像が
展示されていたらしいです(笑
これはさすがに実現しなかったみたいですね。

月の石が展示されていたアメリカ館というパビリオンは
柱を使わないエアドームであったというのが特色だったそうです。
現在では東京ドームとして、その技術が生かされています。

その他、今では普通に普及しているもので
フライトシミュレーター、動く歩道、無人運行のモノレール、
ワイヤレスの電話などがあり、当時としては画期的な物で、
未来を感じさせる物であったみたいです。

そんなことを調べていて、今回の万博で、驚くような技術も、
何年か後には暮らしに溶け込んでいるようなものが
たくさんあるんだろうなぁと思いました。
リニモが普通に普及したりして!
やっぱりぜひぜひ万博に行かないと!

ではまた来週~☆

第24回 万博の由来

2005-04-05 20:06:06 | コラム
万国博覧会!!

こんにちわ、アマグリです。

名古屋万博が開催されましたね!
ぜひぜひ行こうと思っておりますよ。うふふ。

万博とは?
「万博」とは国際博覧会条約という国際条約に基づいて、
正式に博覧会事務局(パリにあるみたい)に登録又は認定されたもので
「国際博覧会」と呼ばれるもの、という定義だそうです。

第1回は1851年のロンドンでの博覧会で、25カ国が参加したもので、
4トンのガラスを使って作った6mの噴水が当時は目玉だったようです。

日本が最初に出展したのは、1867年の第2回パリ万博で、
「幕府」「薩摩藩」「鍋島藩」が日本の代表として出展して
陶磁器は熊本の薩摩藩の薩摩焼、佐賀鍋島藩の有田焼、
浮世絵、織物などが出展されたそうです。
東京帝国大学の写真集も出展されていたらしいです。

1867年は明治政府ができる2年ほど前なので、
日本の代表を争う形で出展されたようです。

話はガラっと変わりますが、
なななんと今回の万博では「世界コスプレサミット2005」
というものが愛知万博の一環として行われるらしいです。
http://cure.livedoor.com/info8/

「アメリカやヨーロッパなど世界各地の予選を通過した
各国の代表団が、世界コスプレサミットに参加します。」
とのこと。非常に気になります。

ではまた来週~☆