コードギアス 反逆のルルーシュ 第14話「ギアス 対 ギアス」

第14話「ギアス　対　ギアス」
（概要）
シャーリーに秘密を知られたのではないかと疑い、彼女の後を追うルルーシュ。
どう始末をつけるのかC.C.に問われるが、答えは持たなかった。
その頃、シャーリーはナリタでマオという謎の男と出会う。
マオは人の思考を読むギアス能力者だった。
彼に操られるまま、ある罪を償うため死を選ぼうとするシャーリー。
C.C.は、かつて自分がギアスの能力を与えた男と対峙し、
ルルーシュは真相を知ってしまったシャーリーとの別れを決断する。

前回、シャーリーに素顔を見られてしまったルル
だが、戦いによって気を失っていたのでそのことを知らない

意識を取り戻したルル
自分の拳銃がないことに気づく
そして近くに血痕が…
そのことにより、自分の素顔を見たものがふたりいると考える。
すぐルルは、素顔を見たものが何者なのか調査開始です。
まずはスザクに連絡をとる
スザクの反応から軍関係者ではないと判明
あと今すぐ調べられるのはシャーリーのみなのでシャーリーを調べることにする

その頃、ユーフェミアは護衛のために騎士を持つべきと進言される。

そうすれば騎士を中心とした親衛隊も構築できると。
ユーフェミアが騎士にと考えるの当然スザクでしょう
スザクは名誉ブリタニア人なので、他の者からの反対が必死だが。

で、ルルはシャーリーの部屋で手がかりを探すが有力なものは何も無い。

手がかりとしてはかなり薄いが、時刻表からシャーリーがナリタに向かった形跡が…
ルルはすぐにC.C.を連れてナリタに向かう。
その列車の中でC.C.はルルに問う。
素顔を知っていた時の対処を。
その問いに答えられないルルにC.C.はさりげなくアドバイス
「本当に失いたくないものは、遠ざけておくものだ。」

で、C.C.のそのお姿は何？

その頃、シャーリーはすでにナリタにいた。
そしてシャーリーの目の前にギアスの使い手マオが現れる。
シャーリーの心を読み、よわみを言葉巧みに突くマオ。

ルルに騙されていたこと
ヴィレッタを殺した殺人者呼ばわり
その罪は、ゼロと同罪
そして父親の死と引き換えに対価まで得て
悲劇のヒロインではない、醜悪な魔女とまで言われるシャーリー

そんな言葉攻めについにシャーリーの心は打ち砕かれてしまう。

ナリタに到着したルルは、シャーリーを探すが見つけることが出来ない。
そのルルの前にマオがシャーリーの携帯を持って現れる。
ルルはマオに誘い出されケーブルカーに乗り込む。
まずマオはルルの得意なチェスでルルを負かしてお遊び
そして自分の能力を明かしてしまうマオ

つわものなら自分の能力はたやすく他人に明かさないはず。
所詮それだけの器しかないマオということか。
でも、他人の心を読める能力は、今後ルルの前に大きく立ちはだかること必至な情勢。

そして終点では、シャーリーがルルに銃口を向ける

「死んで罪を償おう。」
「私も一緒に死んであげるから」
「もう、終わりにしようルル…」

ルルは、マオが心が読めるならシャーリーを操るのは簡単だということに気づき
シャーリーの説得を試みるが、ルルの言葉はシャーリーには届かないが
ルルが持っていた写真で我を取り戻すシャーリー

「ルル、わたし人を撃っちゃたの…」
「俺のせいだ。シャーリーは何も悪くない」
「ルルのことも撃った」
「俺は生きてる」
「俺が許す。」
「キミの罪を…全部俺が…」
「優しくされようとした」
「何がいけない」
「お父さんが死んだのに…」

「忘れるんだ、嫌なことは全て忘れてしまえばいい」
「出来ないよ！」
「出来る！」

「俺が全部忘れさせてやる」
「まさか！」
「シャーリー、お父さんのことすまなかった。」
「もし、生まれ変わることができたらキミに…」

「ルル…」
「ダメぇ～！！」



「あの、あなたも家族を亡くされたのですか？」
「いえ、家族ではなく友達を」
「そう、多分大事な…」
「そうですか」
「失くしてから、初めて分かることってあるんですね」
「自分がどれだけ彼女の笑顔に救われてきたって…」
「もう、あんな風に口喧嘩することも、笑い合うこともできないんだなって…」
「好きだったんですね、その人のこと」

「いまは、もうわかりません」
「朝は来ますよ。」
「わたし、さっきまでここに何しにここまで来たのかわかんなくなっていたんですけど、もしかしたら何か区切りをつけたかったのかもしれません。」
「そりゃ、忘れることなんでできっこないし、悲しいことっていっぱいあるけど…」
「でも、朝は来るじゃないですか。」
「だから無理して押さえ込んでも…」
「そうですね、俺もそう思っています。」

「いままでありがとう。」
「えっ？」

ナリタに向かうC.C.の言葉がルルにこの選択をさせた。
『失いたくないものは、遠くに置いておくべき』
今回の事件がルルのシャーリーに対する想いを表に出すきっかけとなったのは確かであろう。
本人が気づかないだけで心の奥底ではシャーリーのことが好きだという感情はあったはず。
その想いが今回のルルの行動となって現れた。
記憶を消しシャーリーの前から姿を消す。
悲しみから救ってあげる。
罪の意識を消し去ってあげる。
これでもう苦しみこともない。
これでシャーリーが危険な目に遭うことはない。
これもひとつの愛のかたち。

シャーリーはこれでしばらく話には絡まなくなるのは確実か。
ちょっと寂しい感じがします。
ヒロインのひとりとして、今後もシャーリーには話に絡んでほしいのだが…
あと気になるのは、ルルが言った『生まれ変わったら』の言葉のあとはなんと言ったのだろうか？

その他の内容
日本解放戦線の船が自爆したことに疑念を持つ扇
その扇がシャーリーに撃たれ気を失っているヴィレッタを発見。
「そうか…　お前がゼロ」

今後、このふたりがどう動いてくのだろうか？
扇はゼロの正体を知ることになるのか？
互いに相反する組織に身をおくもの。
いまの状況だと、ゼロの行動に疑念を持つ扇が黒の騎士団を離れる可能性が高いようにも思われるがどうなる？

そしてギアスの使い手『マオ』
カレの目的は何なのか？

ただ単に、C.C.を探していただけなのか？
彼にギアスの力を与えたのもC.C.なのか？
そうだとしたらマオにギアスの力を与えた目的も気になるところ。

あとニーナが本当にウザイ＾＾；
なんかの伏線なんでしょけど…

次回
第15話「喝采　の　マオ」




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