迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

<情熱大陸>高校生が鶏を飼育し、解体し、そして食べる……「命の教育」を続ける現場に密着

2013年02月27日 | テレビ・ラジオ・マスコミ
個人的には命の大切さを伝えるよい番組、よい教育だと思いましたが、2chのまとめなどを見ていると批判的な意見も多いようですね。

家畜に名前を付けるなという批判もあるようですが、「農家の嫁の事件簿 +(ぷらす)」で飼っている牛には名前が付けられているわけで、悪いことではないと思います。
そもそもこの鶏は、養鶏場で大量飼育されて食肉になる運命だったわけで、それが食肉になるまでの期間を人の愛情を受けて生きることができただけ幸せだったと思うこともできると思うのです。
妻は鶏をしめるところを見たらトラウマになって肉が食べられなくなるかもしれないと言っていましたが、それくらいインパクトのある授業をこうして11年も続けてこられたことは素晴らしいことだと思います。
そして高校生たちがそれを受け止めて、それぞれが生きること、食べることを考えてくれるのなら、やったかいがあるってことじゃないですか。
<Blockquote><情熱大陸>高校生が鶏を飼育し、解体し、そして食べる……「命の教育」を続ける現場に密着
 「いじめ問題」や子供たちの自殺が後を絶たない日本の教育現場。そんな中で命のかけがえのなさを考えるための「命の教育」を10年以上続けている福岡県久留米市の高校教諭・真鍋公士がドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS・TBS系列2月24日午後11時~11時半)に登場する。

 真鍋の授業は、専門高校の食品流通科1年生を対象に、一人一羽ずつ卵から鶏を飼育し、成長させたあと食肉処理、解体し、そして食べるという内容。小さな命を育み、いただくまでの過程で、その重さやかけがえのなさを生徒たちに感じ取ってもらうというものだ。番組では、真鍋が40人の生徒に受精卵を手渡す「授業の始まり」から、飼育し食べるまでの3カ月を追う。

 ひとくくりに飼育といっても、実に色々なことが起こる。たとえば卵からヒナがふ化する際、殻を破る途中で力尽きたヒナがいた。その事実にショックを受ける生徒たちを前に真鍋は静かにこう語りかける。

「『命』というのは、生まれたくても、生まれて来られない命もある」

 普段の生活の中では触れる機会の無い「現実」を次々と目の当たりにし、果たしてイマドキの高校生たちは何を感じるのだろうか?

 そして鶏の最後を知りながら、その成長とともに愛情を深めていく生徒たち。そして彼らを真摯(しんし)に見つめる真鍋。時に「子供たちにこんな嫌な思いをさせなくてもいいのではないか……」と葛藤しながらも生徒の強さを信じ、メッセージを送り続ける「命の教育現場」をカメラが追う。

 また、日に焼けた肌に太い腕、強面な真鍋は一見すると「頑固な九州の親父」そのものだが、生徒からの人気は絶大だ。職員室には昼休みともなれば大勢の生徒が真鍋のもとに遊びに来てはお喋りに興じ、放課後もひっきりなしに卒業生がやって来ては、何気ない世間話をして帰っていく。生徒と教師の人間関係の難しさが何かと話題になる昨今、真鍋の何がこんなにも生徒たちをひきつけるのだろうか? 教育者としての人間性にもご注目いただきたい。

<プロフィル>真鍋公士。1961年福岡県生まれ。福岡県立久留米筑水高校食品流通科教諭。農家に生まれ、農業高校、農業大学を経て教師の道へ。卵から鶏を育て解体して食べる「命の教育」を続けて11年。400人以上の生徒に「命の尊さ」を伝えてきた。教壇に立ち30年。一見強面だが取材ディレクターいわく「とてもチャーミングな九州男児」で、誕生日には卒業生がケーキを持ってお祝いに駆けつける程の人気者。休日の過ごし方は、息子と畑仕事をするという51歳。

毎日新聞 2月21日(木)12時41分配信


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