日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

アフラトキシンB1(分子模型)

2008-09-24 | 分子模型図鑑

昨日のメラミンに続きニュースに現われた化学物質

三笠フーズの事故米に入っていたアフラトキシンだ

事故米という言葉は変な言葉だ

食用にならない米を工業用として輸入したところで

それは事故ではないだろうし

工業用の米を食用に転売したのは

事故ではなく悪質な故意だったと思うのだが・・・

 

アフラトキシンはカビの作る毒である

「天然の物質だから体に優しい」わけもなく

ダイオキシンの10倍以上

といわれる発がん性を持った危険な物質だ

 

アフラトキシンを作るカビは

「アスペルギルス・フラバス」

米麹が

「アスペルギルス・オリゼー」

だからかなり麹カビに近い仲間

Photo

左がオリゼー、右がフラバスである

まぁ

背景を変えただけなんだけどね

そのくらいに似ているということだ

 

アフラトキシンB1

Photo_2

アフラトキシンには分子構造の小さな違いで

B1、B2、G1、G2などがあるが

このB1が最も毒性が強いといわれる

コメント (2)
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