昨日のメラミンに続きニュースに現われた化学物質
三笠フーズの事故米に入っていたアフラトキシンだ
事故米という言葉は変な言葉だ
食用にならない米を工業用として輸入したところで
それは事故ではないだろうし
工業用の米を食用に転売したのは
事故ではなく悪質な故意だったと思うのだが・・・
アフラトキシンはカビの作る毒である
「天然の物質だから体に優しい」わけもなく
ダイオキシンの10倍以上
といわれる発がん性を持った危険な物質だ
アフラトキシンを作るカビは
「アスペルギルス・フラバス」
米麹が
「アスペルギルス・オリゼー」
だからかなり麹カビに近い仲間
左がオリゼー、右がフラバスである
まぁ
背景を変えただけなんだけどね
そのくらいに似ているということだ
アフラトキシンB1
アフラトキシンには分子構造の小さな違いで
B1、B2、G1、G2などがあるが
このB1が最も毒性が強いといわれる