模擬答弁
2008-09-09 | まち
北茨城市議会の一般質問を傍聴してきました。
手ぶれ補正機能のないカメラなので面目ない。
写真は、31母ちゃん こと 鈴木やす子市議
ではなくて、その前に登壇した議員さんです。
おいおいっ!?
と、つい
ツッコミを入れたくなる質問があったもので・・・
お船会館 こと 「よう・そろー」についての
こんな発言です。
入館者数見込み7万人に対して実績は2万2000人にとどまっています。主張そのものについて、異議はありません。
建設にあたって充分な検討はなされたのでしょうか。
もっと慎重な調査をすべきではなかったのでしょうか。
まっこと仰せのとおりだと私も考えます。
でもね、
幸いにも、あ、いや、残念ながらだよね・・・
時間切れのためか市当局からの答弁はなく、
なぜか質問者から催促もありませんでした。
そこで僭越ながら、この場で模擬答弁でも(^^;
質問にお答いたします。漁業歴史資料館「よう・そろー」の入館者数が、見込み数の1/3にも達していないという現状を指摘されて、建設にあたっての検討が不十分だったのではないか。もっと慎重にすべきでだったのではないかというご意見かと存じます。なんちゃって。そんな答弁できるはずもないし、
この機会にふりかえってみますと、当該施設の建設が決定された当時は、私ども市職員の給料カットがすすめられていたときでもございました。じつは今だから紹介させていただきますと「なんで自分らの給料を削って今お船会館なんて作るんだ。あんなムダづかいは頭に来る」などと陰で申し出てくる若い職員もおったしだいでございます。
しかしながら、市議会における審議の結果、賛成多数で建設が決定となった経緯があるわけでございます。
語弊がありましたならばお許しをいただきたいと存じますが、この案件につきましては、市当局より提出させていただきます議案のなかでは珍しくと申し添えてさしつかえがあるかどうか、いずれにしましても7名もの議員さんの反対があったことが記録されております。市民の皆さまからもさまざまなご批判も届いておりましたことも事実でございます。
ところが、と申しましょうか、そのように反対論・慎重論が少なくないなか、おかげさまを持ちましてブルーツーリズムの一環ということで、ご質問いただいているH議員さんが所属なさっている公明党さんがそろって、民主党さんなどとともに賛成をいただいたことはもちろんご承知かと存じます。同館建設にさいして積極的に推進・ご協力をたまわったと認識しております。たいへんお世話になりました。
そのような経緯をふまえますならば、事前の調査検討は充分だったのかというご質問でございますが、その点に関しましては、議会壇上にお立ちになる前の段階で、まずご所属会派の同僚・先輩の議員にお尋ねになりますとか、あるいはご議論をいただくのが順序ではないかと僭越ながら考えるしだいでございます。私どもも、ぜひ勉強をさせていただきたいと存じます。
なお、あのときこうすべきだったかもしれないという結果論ももちろん重要でございますし、それが今後の施策に生かされることとなると理解しております。それを踏まえました上で、現段階にいたりましては、どのように工夫して来館者を増やしていくかについて考えるべきときではないかと思料いたします。市民の皆様の知恵とお力をたまわりたいと存じます。ひきつづきのご提案・ご協力をお願いして答弁とさせていただきます。
質問者も答弁者も時間切れで胸をなでおろしたかな。
あ、
3年半前の市議選のときのビラをひっぱりだしてみました。
下記はその一部です。(反対6名はまちがいで7名だったとか。訂正)
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ピンボケ写真も芸が細かいね(^-^/
で、すばらしい力作、稲刈りはもう終わったのかなぁ。
非主流派の反対をおしきって強行した事業で損失を出したら、
次の株主総会で、経営陣は責任を問われますがな。
「民間活力」の好きな人達は、そういうところを見習わなくちゃ。
ピントは合ってるんですってば。
手ぶれを演出するフィルタをかけたのです。
(武士じゃなくて百姓の情)
>さえさん
収穫したモミを運ぶための箱を作っているところです。
(絵に描いたような泥縄百姓)
>×第二迷信
前市長時代の無駄遣いです。
現市長の娘さんが以前から市議をしているのですが、たしか建設にさいしては懸念を表明していました。というくらい「お荷物」になることは目に見えていました。
当時、保守無所属(&自民)の多数とともに、公明・民主の市議さんが、がっちがちの与党でした。市民の批判は大きかったのですが、多数の懸念を押し切って建設が強行されました。
今回の公明議員の質問は、なにを今さらというか、よくそんな質問できるなと呆れました。
>市民Aさん
見つかってましたか!? ほんの短時間で、すぐに修正したんですけど。「不勉強?」とか「恥知らず?」とか「天に唾?」なども候補にあがったのですが、そこんとこも武士じゃなくて百姓の情で。
あ、はじめまして。
「見てますよ」と地元で言ってもらえることがあるのですが、そのたび恐縮しております。またおいでください。