日刊「NOCUSる」

たとえば5年後、あなたは何を食べている? それは、どこで誰が作る?

カミの御加護(1)

2007-07-07 | 携帯から

WebへのUPが追いつかない「野菜だより」。
その今週号から一部修正して転載なので、
唐突な記述もあるけど・・・


よく
「あした何が起きるかわからない」
と心配する人がいるけど、半分は
わかってるんだよね。つまり、
いつだって何か起こるとすれば
悪いことだと決めてかかってる。
でしょ!?

じつは、5月の連休以降、
スタッフのトモちゃんが出勤せず、ほぼ
1人で一連の作業をやっつけています。
そのうえ、
交通事故を起こした袋小路さんから、
養鶏リタイアを宣言されてしまい、
そちらの管理も重なって、ますます
仕事は追いつかなくなりました。

作付け予定(このままだと一部は断念!?)の田は、
20カ所(45まい)で総面積は370aほど。
すべて例年どおり完全無農薬栽培です。

田植えのそばから雑草が生えてきます。

抑草機をくふうしてみたものの、
じっさいには利用が追いつかず、
その改良の時間がとれません。

アイガモを放飼するにも、田の周囲に
網や柵をめぐらすよゆうがありません。

やはり、神も仏もありゃしない。
春には予想だにしなかった危機に
立ちいたってしまいました。

ふと思いついて試してみたのが、No.2565

目論見どおり、
放したアイガモたちは他へ行くことなく、
仲間が囚われている?田で働いてくれます。
放す時期が早ければ、
成鳥なら10aに2羽もいれば抑草には十分で、
幼鳥でも10羽まではいりません。

と、
アイガモの省力利用に見通しが立ったところに、
いわき市のじぷしい農園さんから電話が入りました。
もう田んぼには雑草がなくなったので、
働き終えたアイガモはいりませんか、
と。さっそく(6月25日)、
成鳥・幼鳥あわせて20羽ほどをゆずって
もらってきました。それが、上の写真。
どうもありがとう東山さん。(ここで改めてお礼)

この方式を、これまでのところ9カ所、
計200aほどの田で採用しています。
うち、失敗は一カ所だけで、
カゴを田の周囲の土手ぎわに置いたところ、
一夜にして野犬?に襲われてしまいました。
それ以外は、後で報告する天の助けともあいまって、
そこそこ雑草対策はできているように見えます。

ね、「世の中、
なにが起こるかわからない
」でしょ。
座右の銘“行き当たりバッチリ”に
確信を深めるきょうこのごろです。


あ、
表題は「カモの御カゴ」と読んでください(^^;
(つづく)

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はまやん)
2007-07-07 05:41:12
テレビ収録
大変な一日でした
このあとどうなることやら
放映は18日(金)の予定です。
返信する
明るいネエ (nakayosi)
2007-07-07 07:07:37
行き当たりバッチリはサッスガァ(^-^
この先が知りたくなるから(笑)
デモテープは無理だな(^^;

あ、はまやんさんお疲れでした。オレんとこにも銭形金太郎からやっと電話来たよ(^-^

18日楽しみです。
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