朱雀庵 のほほん京日記

源氏物語探訪改題。

日常の出来事など、気楽に発信していきます。

清滝や 波に散り込む・・

2010-02-13 23:58:33 | 芭蕉句碑探訪
2010.2.13(土)

手袋なしで自転車に乗れる天気だった。三条通りを散歩する。この時期、各学校の卒業展あり。書展、写真展をのぞく。六曲の屏風、力強い感じの漢字だった。王鐸、米芾のが目だった。写真展は、学生の日常生活のスナップが多かった。組み写真、正方形の写真が印象に残った。

さて、芭蕉句碑。清滝の猿渡橋近く、川岸に苔むした状態で在りました。

清滝や 波に散りこむ 青松葉  と、4行書きで、はじめに「芭蕉」とあります。

そばの説明板には、「元禄7年10月 芭蕉翁辞世句の後 澄明の心境に生○た最 後の絶唱を刻む 永遠○清滝の景勝を 見守り給へ 昭和47年初夏 高桑義○」

次に、化野念仏寺を左に見つつ、石畳を進みます。このあたり景観よし。平野屋の左の狭い道に入る。約2キロで落合である。峠を越、ヘヤピンカーブを何度も曲がると、朱塗りの「落合橋」だ。手前に車を止め、左わき道に入る。芭蕉句碑の案内石柱あり。すぐ近くに芭蕉句碑あり。飼い犬に吠えられ、ギョッとする。

清瀧や 波二散り込 青松葉  と3行書きです。はじめに「芭蕉翁」、最後の行に、「芝蘭子書」とあります。最近手入れされたのでしょうか、文字がきれいに読み取れます。

清滝のせせらぎが良く聞こえます。犬も吠えています。下を見ると、丁度大井川と合流地点でした。





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