すりはんどく日誌

創価学会壮年部員の日誌。

組織の少子化対策

2006年04月02日 | Weblog
今日は未来部の日。

全国的に、また小中高ともに、新入生歓迎部員会を開いているところが多いでしょう。


今年から、中等部・高等部に関しては、「支部責任者」という役職が無くなりました。
ホントに、消滅しました。
役職の名称が変わることはよくありますが、ひとつの役職が消滅するというのは珍しい。

これまでは、「県」や「区」の中等部長・高等部長の下に、
各本部の「本部責任者」がいて、その下に、各支部の「支部責任者」がいたのですが、
これからは、本部責任者が、本部内の全支部の中・高等部員を担当する。

「支部責任者」が消滅した大きな要因は、やはり少子化。
支部内に、中等部員または高等部員が1人もいない、という地域がちらほらあります。
本部全体で中等部員または高等部員が5人しかいないのに、支部責任者が4人いる、とか。


これから、少子化によって当然、創価学会員も少なくなり、組織は縮小されていきます。

少年少女部は、まだ支部責任者の役職が消滅するまでには至っていませんが、中高と同じく、支部内に少年少女部員がいないとか、1、2人しかいないとかいう地域があります。

また、男女青年部員の不足によって、必要な担当者の頭数が揃っていない地域も多い。
子どもはいても、担当者がいないために、毎月やるべき部員会が、年に数回しか行なえない、とか。


中高はともかく、少年少女部に関しては、壮年・婦人部、特に婦人部との協力体制づくりが大切になると思います。

担当者が1人で、10人以上の子ども相手に部員会を開いて、学級崩壊状態になってしまうこともある。
学校の教師でさえ学級運営に苦心するのに、子どもと縁の無い生活をしている二十代、三十代の若き青年部員が、そうそう上手に子どもたちの面倒を見切れるものではありません。
子育ての経験がある婦人部に、監督や助言ではなく、運営面で携わってもらう必要があります。