文化調査船「ガラクタ号」 プログ版

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Windows 10 に LuaLatex 環境を構築しつつある話 (リハビリ再開)

2022年04月13日 01時08分32秒 | 役立つかも知れない記事

8年ぶりに LaTex を使ってみようと思いつく。

Mac mini 2007 mid から オンラインゲーム用 WIndows 10 マシンに移行してもうすぐ2年。

情報は前回よりは充実しているはず、かなり楽に導入できると期待していた。

TeX Live のサイトで 2022 をインストール。Mac 用の統合環境 TeXShop の代わりが TeXworks らしいので、それを利用するつもりで設定を変えようとしたら混乱。数年前の最後のあたりは upLaTeX で動かしていたので、そのあたりのソースファイルを試しに利用してみたが上手く通らない。同じ記述ではダメ?

検索してみると、この数年で1バイト環境の変更が多いらしく2バイト系のTeX環境の調整が間に合っていないらしい。私は日本語中心で文書を作成したいので、多少制約があっても2バイト系で安定しているものがよい。

幾つかの方式を検討した結果、LuaLaTeX 環境で行けそうだと感じたので、TeXworks の設定を LuaLaTeX 用にして実験。(設定は TeX wiki にあったものを参考にしました) 単純なソースで通ることを確認した後に、テンプレを見つけて導入開始。環境が安定したら、専門編集用にエディターアプリの調整をするつもり。

プリアンブルの変更を幾つかしたら、古いソースでも行けそうだった。

1.ドキュメントクラスを jlreq に変更

\documentclass[lualatex,book]{jlreq} 

2.和文フォント設定パッケージも変更(原の味フォント!)

\usepackage{luatexja-preset}

3.CID 番号などによる外字サポートパッケージも変更

\usepackage{luatexja-otf} 

4.ルビ用のパッケージも変更

\usepackage{luatexja-ruby}

5.部分的に縦書き対応させるパッケージも

\usepackage{lltjext}

6.グラフィックのパッケージも

\usepackage[luatex]{graphicx}

7.ハイパーリンク付き目次を作るパッケージも

\usepackage[luatex]{hyperref}

以下のパッケージはそのまま使えた。

\usepackage{amsmath}

\usepackage{url}

hyperref はまだ titlesec との相性が悪いようだが、jlreq には結構強力な見出し関連命令がある様なので、試していきたい。

例:サブサブセクションの見出しの<フォーマット、フォントと色>を変える

\ModifyHeading{subsubsection}{format={■ #2},font=\normalfont\normalsize\sffamily\bfseries\color{red}}

練習として、約40年前の大学講義のノートを清書したい。が、多分また途中で体調が崩れて放置することになると思う。

 


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