文化調査船「ガラクタ号」 プログ版

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公務員の処分が甘いのはなぜ

2007年09月04日 21時20分01秒 | 個人的な感想とか意見
公務員が身内に甘いのは昔からよく言われていますが、上に立つべき政治家のレベルの低さと同様、いつまで経っても改善されないのは国民として腹立たしいですね。
年金着服問題、97年度以前の処分状況も調査へ(読売新聞) - goo ニュース
年金着服3億4300万円 社保庁、記録紛失新たに180件(産経新聞) - goo ニュース
民間でも横領や着服事件は起こっていますので公務員だけが特別ではありませんが、その処分についてはマスコミに公表されるのはほんの一部ではないかと思われます。また公表された事件でも、個人が特定できない情報の場合が多いです。これはどうも身内をかばっている気がします。公務員が横領したり着服するのは「税金」です。つまり「国民の財産」を奪っているわけです。これがあまり重視されていないと思います。

納税逃れの犯罪はかなり厳しく罰せられます。脱税は一般的に5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金です。また本来納税すべき金額に加え懲罰として原則35%の重加算税も納付する必要があります。納付期限に遅れれば年14.6%の延滞税もかかるようです(この辺あまり詳しくないので間違っていたらご指摘下さい)。それだけ重い罪であるという扱いです。

公金を横領すれば「業務上横領」ですが、これは親告罪ではないはずです。しかし事実上告訴がないと警察・検察が動かないようです。また十分な証拠がないと起訴できないようです。「見せしめ」にできるような大きな犯罪ならともかく、これでは「ある程度弁済されるなら内部処理で」という対応になってしまうでしょう。

これでも近隣の国々と比べて「ましな方だ」ということですから何ともやりきれないです。

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