
もうすぐ朝を迎えるというのに
集落からは物音ひとつ聞こえてこない
痛いという表現が適切かのように
無音の風が鼓膜を突き抜ける
ファン・・・
第二橋梁を渡るヨン丸くんの警笛が聞こえる
ほぼ同時に列車接近を告げる警報機の音が
寝静まった集落に響き渡る
色とりどりの放物線を描き
アイドリングのカラカラとした音を響かせながら
ヨン丸くんは西方の駅に止まります
そしてしばしの休息の後
轟音と共に若松へと向かってゆきました
集落からは物音ひとつ聞こえてこない
痛いという表現が適切かのように
無音の風が鼓膜を突き抜ける
ファン・・・
第二橋梁を渡るヨン丸くんの警笛が聞こえる
ほぼ同時に列車接近を告げる警報機の音が
寝静まった集落に響き渡る
色とりどりの放物線を描き
アイドリングのカラカラとした音を響かせながら
ヨン丸くんは西方の駅に止まります
そしてしばしの休息の後
轟音と共に若松へと向かってゆきました