全てのヒーロー達へ!

2011年10月21日 | Weblog

 

動のFINAL ! 文芸の郷杯

第18回文芸の郷杯が秋晴れの絶好のコンディションの中

開催されました。

県の内外から12チームが出場するホームの大会であり

選手権予選で敗れ去った、トップチームにとっては

意地とプライドにかけて負けられない、との思いが詰まった

大会であります。

選手権でズタズタにされたプライド

果たせなかった監督との約束

やり場の無い悔しさ・・・・・

これらを晴らす意味でも、県大会に出場するチームも参加する、

自らの存在意義を賭けた大会だと言う強い思いがプレーの随所

に表れていました。

特筆すべきは、6年生全員の思いが一つになり、気迫あふれる

熱戦続きであったことでしょう。

絶対に負けたくない気持ちの中でも、全員が等しく試合に参加し、

新しいチャレンジをしながら、なおかつ全員の力で勝ち進むという

テーマが与えられました。。

この日はレギュラーも準レギュラーも控えも全く関係なく

時には、キャプテンのトシやストライカーのヒロトまでも

ベンチに控える等、全員が同じ出場機会となるように、

又、普段とは全く違うポジションにチャレンジしながらの

戦いの中で一丸となって勝利を目指すと言う難題でし

たが、それを見事に克服して実力を証明してくれました。。

そして感動のFINAL(決勝戦)

相手は選手権予選や、八幡大会の決勝でも対戦

し敗れた、金田さん。

一進一退のまさに互角の展開、素早い攻守の切替

迫力のドリブルでゴールに迫る場面や、ギリギリの

ところでピンチを体を張って防ぐディフェンス力に

筆者である私も応援の父母も、彼らの成長した姿に

ある種の感動を覚えながら食い入るように見入って

しまいました。

延長までもつれた試合は、1試合目からMAXパワーで

駆け抜けた影響で最後に足が止まり、1点差の敗戦と

なりましたが、見事な準優勝となりました。

 

彼らのサッカーがスポ小だけで終わるのであれば

「遅すぎた春」だったのかもしれませんが、まだまだ

これからが彼らのサッカー人生の本番だと考えれば

選手権で負けたこと、この大会で決勝まで勝ち進んだこと

は大きな財産になったことだろう、と確信しています。

今後も彼らの成長を暖かい目でず~っと見守って生きたい

そんな気にさせてくれました。

最後に優勝された金田FCの皆さん、優勝おめでとうございます。

県大会での大活躍を期待しております。

 

 

 

 

 


ファイト! AZUCHI BOY,S

2011年10月11日 | Weblog

 

初めてのビッグゲーム、ガンガンボーイズの足跡!

4年生以下の最も大きな大会であるチビリンピックの一次予選が

10月8日豊郷小学校グラウンドで開催されました。

普段は元気と自信満々のガンガンボーイズですが、初めての

ビッグゲームとあって緊張した表情のメンバー達・・・・・

応援の父母にもいつもにも増して緊張感が・・・・

期待と不安が入り混じる中、豊栄さんとの初戦開始・・・

試合前の緊張感が試合開始となっても続き、ドリブルで攻め込む

ものの、相手の必死のプレスにドリブルやパスが思うようにつながらない

ディフェンスラインを上げて攻撃に徹しようとするものの、ボールばかりに

眼を奪われて、キーパーとディフェンスの間に大きなフリースペースを作って

しまい、縦パス一本を裏に通されカウンターを食らう悪い展開から第一ピリオド

の5分と9分に失点し2点のビハインドとなり、余計にプレッシャーを感じる

展開に・・・・・・・・

このままでは引き下がれないヒーローズ第一ピリオド終了間際に

トモアキのシュートを起点にゴールを奪いました。

1点を追いついたヒーローズ。

 

続く第2ピリオドも押し気味にボールを支配するもあと一歩ゴール前での

好機を生かせない時間が過ぎる。

然しディフェンス陣は集中力を切らすことなく、体を張ったプレーで

ピンチを完全にシャットアウトする。

勝負は第3ピリオドに持ち越される

開始2分ドリブルでゴールに迫ったトモアキのシュートを

待ってましたとゴールに詰め寄りゴールに流し込んだのは

安土のインザーギ(通称 ピッポ)とも呼ばれるフミヤでした。

同点になったことで勢いづいたヒーローズはその5分後には

勝ち越し点を奪い、その後の豊栄さんの猛攻をしのぎ切り

逆転で初戦を何とか勝ち取りました。

        結果

安土 3  2 豊栄

 

続く2試合目は八日市の新鋭クラブチームとしてチビリン初参戦の

ジュニオールさんでした。

1次予選を勝ち抜くためには、3チームの中で1位通過することが条件であり

既に豊栄さんに勝利していたジュニオールさんを破ることが絶対条件となった

大切な一戦、初戦にも増した緊張感がグラウンドを包み込む・・・・

第一試合のGOAL ゲットで波に乗ったフミヤが早い時間帯に技ありのシュートを

決めて得意の両手を広げてのガッツポーズ・・・・その後ニッコリと微笑む

そのまま波に乗って勝ち抜くかとの淡い期待をしたのもつかの間

ここからジュニオールさんの怒涛の攻めが始まる。

クラブチームらしい足元のテクニックに素早い寄せでボールを奪った

後の縦パスがビシビシと決まりだす・・・・・・・

ハヤトがシュンがリク君が必死のディフェンスで体を投げ出すも

3点を連取されて第一ピリオドが終了

続く第二ピリオドはキャプテンマナトを中心にイッキが体を張った

プレーでゴールを守りきり、勝負の第3ピリオドに入る

何度と無く相手ゴール前まで迫るもゴールが遠いヒーローズ

必死の思いで攻めあがったスキをまたしても相手エースにカウンター気味に

破られ致命的な追加点を許し敗色濃厚となりましたが、最後まで強豪クラブチーム

相手に堂々たる戦いを挑みました。

3年生で出場した、ハヤトモ君とリョウスケも見せ場を作ってくれました

努力でレギュラーを勝ち取ったシュン君は気持ちの入ったプレーでチームメートを

盛り上げていました。

最近メキメキと力を付けて自身がプレーに現れてきた、ハルちゃんの頑張り・・・

そして誰よりも大きな声で試合に集中し味方を奮い立たせるべく、体を張って

プレーしたキーパーのダイキ・・・・・

失点しても「下を向くな、まだまだやれるぞ!」と大きな声とジェスチャーでプレー

する彼・・・・・熱い気持で応援するダイキパパのDNAをしっかり受け継いでいるのが

とても好感が持てました。

ヒーローズに入って半年もたたないのに終盤は捨て身でボールに飛び込む等、ガッッ

あふれるプレーを魅せてくれました。

失点が続いてもくじけない精神力に拍手

サイドから積極的に仕掛けたリクト、相変わらずのドリブルの切れを見せた

トモキ、キープ力とドリブルでチャンスメークしたトモアキと4年生には

本当に楽しみなメンバーが大勢います。

残念ながら彼らにとって最初のビッグな公式戦のチビリンは

悔しい結果 となりました

 安土 1  5 ジュニオール

しかし、彼らの挑戦は未だ始まったばかり、何度でも何度でも立ち上がれる

力が宿っている、そんな印象を強く持った2試合でした。

父母の方もガッカリされたかも知れませんが、彼らへの期待値は

相当高くても大丈夫です。

親子で大いに語り合い、ともに成長出来ると確信しています。

 


 

 

 

 


振り向くな君は・・・・・

2011年10月02日 | Weblog

 

やぶれても・・・・・

 

期待と不安が入り混じる中で迎えた選手権二次予選

ヒーローズトップチームは精一杯の力を振絞り、ピッチを駆け回り

ゴールを目指しました。

もはや一敗も出来ない厳しい境遇であるからこそ、大胆に攻め

思い切ったディフェンスでピンチをしのぎ戦いました。

でも一度狂いだした歯車は最後まで修正できないまま

非情の試合終了のホイッスルが鳴り響きました。

 うつむいたまま整列する・・・・・・

応援に駆けつけた父母の元に感謝のお礼コールをする頃

には、嗚咽とともに涙が止まらない子供達が続出・・・

暖かい拍手も掛け声にもただうつむいたままで・・・・・

今まで自信満々で突破出来たドリブルが止められ

体を張っての必死のディフェンスも一瞬のスキを突かれ

思うようにパスがつながらないことに焦りが生じて・・・

それでも彼らはひたすら前へとヒーローズのサッカーを追い求め

ました。

成長著しい5年生コンビも必死にゴールを目指し

 ボールを追いかけてくれました

11人制への対応が遅れたこと・・・・

研究されドリブルサッカーに迷いと焦りが生じたこと・・・

敗因をあげればキリがありません。

ただ言えることは他チームもヒーローズ同様必死で練習し

素晴らしく成長したと言う事。

もちろんヒーローズのメンバーも素晴らしく成長してくれました。

随所で献身的な守備をみせたユイト、サイドを華麗に駆け上がり

チャンスメイクしたユウキ、膝を痛めながら豪快なシュートを決めた

ヒロト、小さな体でも前線でボールキープが出来るようになった

ショウ、中盤でボールにくらいつき、巧みなステップで相手を抜く

技術が光ったカイト、華麗なステップでサイド攻撃を見せたタカマサ

冷静沈着で体を張ってゴールを守ったヒロキ

マンツーマンで絶対的に相手をガードしたマッチ

キック力とコーナーキックで何度も見せ場を作ったヤスタカ

途中出場で相変わらずのガッツを見せた、リク

プレーで言葉で絶えずチームを引っ張ったキャプテントシ

ベンチで必死に仲間を励まし続けていたメンバーもグッドでした

子供達ひとりひとりに成長期があるようにチームにも成長期があります。

勝つことで得られる成長は確かに大きいと思いますが、負けることによって

自分達を見直し更なる成長が出来るはずです。

6年生にとっては最後にして最大の目標だつた選手権ではありますが

これからサッカーを続けていく上ではもっともっと大きな意味のある試合に

きっと出会うはず・・・・・・・

まだまだ無限の伸びしろを持つ君たちに今回の敗戦が良い意味でのターニング

ポイントとなるように頑張ってほしいものです。

そして残されたヒーローズでの半年間で完全燃焼できるように、

まだまだ君たちのサッカー人生はスタートしたばかりです。