明日への扉!

2009年05月12日 | Weblog
無念の敗退!でも目の前に明日への扉が

全日予選ヒーローズは3次予選2試合を消化しましたが、残念ながら
2敗となり念願の県大会出場の夢は叶いませんでした。
新チーム結成以来上級生も下級生も一丸となって県大出場を合言葉に
練習に励んだ彼ら。
チーム力がUPしたことはひとりひとりのプレーに随所に出ていました。

でも県大会の常連のシードチームには良い戦いをしているが、勝てない
点が奪えないそんなもどかしさに気落ちした子供達も少なくないはずです。
ひとりひとりのスキルはシードチームと比べ特段劣っているとは思えない
でも勝てない、点が奪えない。

シードチームとヒーローズのプレー 何が違うのかを知りたくてシードチーム
の動きを見ていて感じたことがあったのです。
ボールを追いかけるサッカーと人とボールが同時に動くサッカーの違い
安土は足元のボールを裁くことに神経を注いでいるのに対して、シードチーム
はまず、ファーストタッチで自分のコントロールしやすいポジションにボール
を置く。
そして決定的に違うのは、シードチームはボランチなり中盤の選手がボールを
キープした瞬間に数名の選手が縦や中央の空いたスペースに走り出している
つまりボールの無い状態でも次に自分にボールが来た瞬間のことをイメージして
相手ディフェンスより先に動き出しているのです。
パスを出す選手は実に周りを良く見て裏をつくパスや、攻撃的なパスを出して
チャンスメークをしている、その差が得点に繋がるプレーなんだと感じます。
もちろんファーストタッチでボールを支配するためには、常日頃からリフティング
等でボールを足になじませて、足元を見なくてもボールが扱えるようになること
が大切でこれは、コーチや監督に教えてもらうことではなく、子供達自身が
毎日の自主練で磨く以外ありません。
引退した中田選手のドリブルを思い出してほしい、高速でドリブルしながら
顔はキョロキョロとピッチのあちこちを見渡していましたね。
苦し紛れに味方の足元に出すパスでは、いくら正確でも相手にカットされます。
パスは足元に来るのを待つものじゃなく、自ら要求して奪いに行くもの、シード
チームのパス交換にはそれが感じられます。
「空いたスペースに走りこんでいるのにどうしてパスをくれないのか!」と真剣に
チームメイトに怒っている選手を見ました。
その言い争いもケンカではなくチームプレーなんだと感じました。

君達は今スキルがかなり上がった事は自信を持っていい
あと一歩明日への扉を開けるために、しっかり前を見てボールがあるときも
無い時も相手より先にスペースに走り出す工夫をすれば道は開けると思います
10日の夕方の安土小での練習実にのびのびとした良いプレーが出ていました。
大丈夫君達なら必ずやれるはず。
昨日の涙は選手権で夢をつかむ為の糧となるはずがんばれヒーローズ