あちらこちら命がけ

血友病、HIV、B/C型肝炎等を抱えて生きる人のブログ。薬の体験記、海外の最新医療情報、サルベージ療法から日常雑感まで。

経過報告

2006年09月26日 17時57分06秒 | FUZEON(T-20)体験記

 こんにちは。暑さ寒さも彼岸までと申しますが、熱さが止まらないsunburst2006です。がおー。

 昨日の記事にメールやコメントをいただいた皆さま、ありがとうございます。昨日は自身に気合いを入れる意味も込めて書きました。がんばりますよー。


 さてさて、今日は経過報告と最近の治療のまとめをば。


 いろんな記事でぐちゃぐちゃになっているので、まずは今回の治療を時系列で整理します。

9月5日  FUZEON(T-20)、Prezista、ノービア、ツルバダによる抗HIV治療(HAART)開始
       FUZEONの硬結はあるが、それほどひどいものではない。
9月11日 かゆみ・湿疹(全身)出現、デルモベートという塗り薬を塗る
9月12日 そろそろ打つ場所が2回目になる。最初に打ってから1週間くらい開けて同じ場所に打つが、2度目に打った場所の硬結・痛みの方がひどい。
9月13日 アレルギーを止めるため夜・プレドニン3錠開始(15日夜まで、朝夜3錠ずつ)
       →湿疹は大分治まるも、かゆみは消えず。
9月17日 湿疹が復活傾向、デルモベートを塗って様子をみる
9月18日 ブログ開設(^^;
9月19日 湿疹がさらに悪化、微熱傾向(37.5℃程度)
9月20日 プレドニン朝6錠開始(22日朝まで)
9月22日 注射を打つ場所が無くなり、HAART中断(全ての抗HIV薬剤を中止)
       硬結部分にドレニゾンテープを貼り、冷やす作戦開始
9月24日 硬結部分の痛みが引き始め、少し眠れるように
9月25日 かゆみと湿疹が復活傾向(両腕、両大腿部)

と、大体このような感じですね。ちなみにこのブログは、最終的には多くの医療関係者にも参考として見てもらえるようにとの考えから、病状をなるべく詳細に書いています。専門的な話になると少し読みづらい箇所もあるかと思いますが、バカ話も入れながらやっていくので、よろしくお願いします。「カルテブログ」という新境地を開きたいと思っております(笑)。

 さて、まずFUZEONの硬結についてですが、一度打った場所を一週間くらい休ませて、もう一度打った場所の方が痛みや腫れはひどいように思います。なお、以前の記事で硬結をたんこぶみたいだと書きましたが、私の感覚では硬結は内出血ではなさそうだと思っています。私の場合、内出血であれば拍動痛(脈が触れるときに痛い)があるのですが、FUZEONの硬結では痛みの種類が違うような気がします。やはり何か皮下組織が荒れて固まっているような、痛みに強弱が無くて常に痛い感じです。
 硬結部分に見られる他の症状としては、発赤(打った翌日にでることもあります。大抵三日くらいで引いてきます)、熱感、痛みがあり、まれに硬結の上に湿疹ができることもあります(全身に湿疹が出ていましたので、硬結との関係があるかは不明です)。


 次に湿疹についてですが、9月5日に薬剤を始める前から少しかゆみはあって、それは毛穴が赤黒く少しかゆいようなものだったのですが、11日以降、じんましんのような、1mmくらいのポツポツとした湿疹が出始めました。
 11日以降の湿疹は、時期的に考えて多分薬のアレルギーだろうという感じです。本来アレルギーがでた薬は使わないというのが鉄則ですが、私の場合は他に使える薬もありませんので、プレドニンというアレルギーや炎症を抑えるすごく強い薬を短期投与して、HAARTを続行しました。プレドニンは副作用も強いので、あまり長く使えないため、始めは3錠を4回使いました。
 それで湿疹も一時は大分収まったのですが、プレドニンをやめて少しするとかゆみが強くなり、湿疹も出始めました。さらには少し微熱っぽい傾向もあったため、もう一度プレドニンの投与を開始。今度は朝6錠で3日間続けました。その後も減らしながらプレドニンを使おうかと言っていたのですが、注射を打つ場所がなくなりHAARTを中断したため、プレドニンも中止したという感じです。

 それで今は、
 ドレニゾンテープを貼り、 アイスノンで冷やす で硬結が治るのを待っているわけですが、痛みは大分良くなってきました。でも、まだ普通に歩くと痛くて、右足を引きずるようにして歩いています。あとかゆみがまた出てきて、両腕と両大腿が特にかゆいです。湿疹の写真はこちら→ 右上腕のポツポツとした湿疹

 もうちょっとかゆみが強くなったら、かゆみ止めをもらうかどうか考えようと思います。

 痛いのかゆいの、飛んでけー。


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