今朝の雪・・・
何だか、風邪をひいたみたい?!
というのも・・・昨日、“寒の戻り”の最高気温6度中、
「サイド・ショウ」を観に行ったから?!
ちょっと無理しても?
「行って良かった!!!」
2010年を代表する一作になるのでは?
◆作品データ・・
演出:板垣 恭一 |
1930年代に実在したシャム双生児をめぐる
全編歌のミュージカル・・・
歌が下手な人がいないという
当たり前の“条件”を見事クリア・・・
オープニング・・・
妖しげな雰囲気で見世物小屋へと誘う
ボス「大澄賢也」の歌!冒頭から掴みはOK!
その“フリーク・ショー”で、“見世もの”として
身体をさらして生きるシャム双生児を演じるのは、
貴城けい&樹里咲穂!!
スターを夢見る前向きな「デイジー」をジュリさん
平凡な家庭を夢見る「ヴァイオレット」にカシちゃん
そこへ現れるバディーとテリー・・・二人は
見世物小屋をやめて、ショウビジネスの世界へと誘い
後に二人と恋愛も・・・。
あっという間に、ショウビジネスの世界で成功するも
その人気は、“特異な肉体もっていること”への
好奇の目だという悲しい現実が・・・。
バディからのプロポーズに有頂天になるヴァイオレットも
「愛のトンネルシーン」で明らかになる「普通の」男性
バディーの結婚への本音・・・それは・・・。
その“差別される”結合双生児のヴァイオレットも
「肌の色が違うわ・・・」
って、黒人ジェイクのプロポーズは、“拒否”
この後のジェイク「岡幸二郎」さんの熱唱も、
見どころ!聞きどころ!の一つで、
台詞じゃ重すぎるような流れや“重たいテーマ”も
歌で綴られる“ミュージカル”ならでは・・・!
ここからは、ヅカふぁん的感想を・・・
二人は、出演場面の90%は、“くっ付いて”ます。
その状態で、歌うのはもちろん
ステージのシーンでは、“ラインダンス”まで
同じ釜の飯を喰った“ヅカOG”ならではの強み?(笑
でも宝塚では、雪組「ロマンス・ド・パリ」しか
一緒の舞台は出てないですよね?
二人のデュエットは、上が樹里さんで下が貴城さん。
樹里さんの突き抜ける“限界ぎりぎり”高音と
優しい声で確かにハモるカシちゃん・・・
これが、聞かせます!!
<宝塚スター=“歌”が上手い>
って、素直に書けて、ほんと嬉しいです!
そうそう!
昨日16日は、公演後
樹里&カシ&岡さんのトークショーがありました。
樹里さんが
「バディーのどこが良かったの?」
ってカシちゃんへ質問すると
カシちゃん、間髪いれず「顔!(笑」
“ヴァイトレット”というより、カシちゃん的に?「見た目が一番??」(笑
岡さんのお着替え中、早めにスタンバイした二人は
今公演の為“日焼けサロンとジムで鍛えた”肉体に
目が釘付けだったとか、
「明日からも、早めにスタンバイしよう!」
って、笑わせるお二人・・・。
初日が開いてから、尻上がりで観客が増えてるそうで
“18日で終わっちゃうのが残念”
“再演も?!”に、会場から大きな拍手が・・・
ホント、再演に耐える舞台だと思います!!byスナ
アフタートークは、樹里さんが、
関西弁で、何となく仕切っちゃううのが・・・笑え!
皆が歌ウマって、こんなに気持ち良く観劇できるものなんですね。
全編ほぼ歌でつづられていくので、歌の力がすごかったです。
私の観劇日のアフタートークは、樹里、カシと下村さん。
「下様!」って呼ばれてました。ふと見せる心遣いが素晴らしいそうで、二人とも目がハート。
それにくらべて・・・「彼方、聞いてるか~~?」って伊礼君、言われてました。
樹里ちゃんのいつもの関西弁に、そういう女優さんが初めての下様が、いちいち大受けしてました。
有難哉・・・口コミ情報!(笑
またしても、迷っていたワタシの背中を
ひと押しして下さいました
「樹里&かし」歌はもちろんですが
それぞれの個性の違いも、うまく出てましたよね!
“再演”きまったのかしら?!
今回と同じキャストで見たいですね~!
歌ウマさん、最高ですね。
ああ、歌ウマさんが羨ましいなぁ~
と、ついついご贔屓を思い出すhiroです。(汗)
最初、「結合双生児の話??」
って引き気味で
観劇チケットも
“どうしようかな?”
って感じでしたが
慌てて手配した甲斐がありました
希望的観測だと、再演・・ありそうなので
その時は是非是非!!ご覧になって~~!