★花組全ツ「小さな花がひらいた」＆『ル・ポァゾン」＠府中

ちょっと、日にちが前後しますが・・・

１８日に、府中の森芸術劇場にて
花組全国ツアー観劇・・・

江戸風土記 『小さな花がひらいた』 －山本周五郎作「ちいさこべ」より－ 脚本／柴田侑宏　演出／中村暁 ロマンチック・レビュー 『ル・ポァゾン　愛の媚薬II』 作・演出／岡田敬ニ

『小さな花がひらいた』

瀬戸内美八さんの再演で、見てます。

当時も、『いい作品だな～～』
って思いましたが、久々にこの作品見て

本当・・泣けた泣けた

しかし、全ツの演目は、いつ頃きめるのでしょ？
もし震災の後に決めたのなら、花組プロデューサーの炯眼に

新トップの蘭寿とむ、ぶっきらぼうだが、実は優しい
頼りになる若棟梁茂次にぴったり。



・・・幕が開くと
１月前の江戸の大火事で、親を亡くした子どもたちの場面から・・

この子どもに扮したジェンヌさんたち
驚くべきことに『全く違和感がない』

男役だと１７０センチ近くあるでしょうに、

タカラジェンヌって“子ども”役が上手い


中でも「月野 姫花」さん。
　　　「外伝ベルばら＆エキサイター」観劇した際
　　　「この人・・・美人ですね！」( ..)φメモメモ
　　　ってスナ的に、注目していたのに

　　　その後、それほどには抜擢されず
　　　「あんなに可愛いのに、どうしたんだろう？」
　　　って思っていましてね。


　　　事情通？のヅカ友さんに、その辺を訊いたら
　　　「声がぁ・・・」って、どういうこと？
　　　　

“その声”が、今回の６歳の最年少のあつにピッタリ
「あたい・・・あっちゃん」の台詞で
完全に持って行かれちゃいました。

“可愛～～い”
ぶりっこじゃない無邪気な子どもの可愛さでメロメロ
　　　　　もう・・・芦田愛菜ちゃんより可愛いかも



くろ「華形ひかる」
弟分の大工を温かく演じ、たぶん
「銀ちゃんの恋」の「やす」と並ぶ代表作かも。

　　　　フィナーレっていうのかな？人物紹介で
　　　　豆絞り柄の手拭いを、ピュッと頭に巻く所作に
　　　　会場から大きな拍手が・・・


親しくしている大店の棟梁は、「紫峰 七海」さん？
今回少ない台詞なのに存在感があるので
一緒に観劇したヅカ友Ｋさんに思わず確認しちゃう程。


花組は、日本物が少ないし・・・
「とくに江戸もの・・・大丈夫かな」
って、余計なおせっかいも無用でした。


一旦幕が下りて・・・もう一度上がるのは
震災の今年のパターン？ですか（・・プログラム買ってないので

茂次の力強い台詞
「必ず立ち直してみせる！！」に、日本をダブらせ泣けます

　　　「終わった！」って焦って立っちゃダメよ。
　　　残念なことになっちゃいますから・・・
　　　　　しかし、あれ慣れない人は立っちゃうよね。



ショーの「ル・ポァゾン」は、主題歌も懐かしく拝見。

ただ、歌の上手い涼風真世さんの歌が甦り
できれば、“二番手”さんに無理して歌わせず
「影ソロ」で歌ってほしいかったかも・・・（わわわ