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「フライトプラン」(
公式)1月28日公開初日に観て来ました。
初日に観るのは、久しぶり!テレビ予告編でのジョディー・フォスターの緊迫した表情・・・。
“見たい!”って・・・。
<舞台は、収容人数580人という最新型ハイテク・ジャンボジェットの中。高度1万メートルの密室。そこで、何が起こるかというと、一緒に乗り込んだはずの6歳の娘が突然姿を消してしまう。乗客一人として、娘・ジュリアの姿を見たものはない。搭乗記録もない。戸惑う主人公・カイル(ジョディー・フォスター)のもとに、
<娘は、6日前に既に死んでいた>という情報が届く・・。
先程まで、自分が娘・ジュリアといた記憶は妄想だったのか?>
テレビの予告編は、このあと、ジョディー・フォスターのアクションシーンへ続いていくのですが・・。
密室の中で、カイルが自分自身さえ、疑わなければならない状況にまで追い込まれ乗客・機長との“心理戦”がスリリングに描かれてます。
<6日前に夫を転落事故で亡くしたばかりで、未だに気持ちの整理はついていない。そんな中、娘が居なくなる。その存在したことさえ誰も信じてくれない。
ひとり戦いに挑んでいく・・娘の存在を信じて、彼女は、ジャンボジェットを熟知していた・・何故なら設計したのはカイルだったから・・。>
これ以上書くとネタバレになりますので・・
見終わって・・・
ジョディー・フォスターの娘を救う為に戦う母親の強さは、
「さすが演技派」という感じです。
中でも、娘を捜索しパニックに・・偶々乗り合わせていたセラピストに話を聞いてもらう・・・眼鏡のセラピストは、訳知り顔で
「あなたのご主人は、幸せだった?
死んだ娘を生きていると思いたいだけでは?」
“自分は正気を失っていたのかも”と考え始めるカイル・・・。
自分を疑い始めたカイルが、そのとき目にしたものは、娘が飛行機の窓に書いた♡のいたずら書き・・・(生きている!)自分への懐疑は間違っていた。
振り返った彼女の目は、強い母親の目に・・・
こういうところが上手いの
ラスト、意外な“落ち”が待ってます。
中盤までの心理戦の緊迫感から、後半はアクションへ、その分心理サスペンス風味が弱まり(ココが難点!詰めが甘い。脚本的な突っ込みは置いといて)・・・・・・(汗
)それでも
「ジャンボ機の中身ってこんな風になってるの?」
というマニア垂涎の裏側も見られる『お得感』も・・。
スナ♪的に、気になる副旋律としてはジャンボクルーも含めた「他人事への冷たさ」
9/11以来の潜在するアラブ系に対する「偏見」
“セラピスト”など精神○○への「不信感」
などが、以前に増して“ズシン”というか
結論として・・ジョディー・フォスター
この人なら、本当にジャンボも設計できそうな理知的な横顔なのに、アクションもバッチリ!
「母の強さとやさしさ」の表情は、何ともス・テ・キ!でした。2005/アメリカ/98分
原題 FLIGHTPLAN
字幕翻訳 戸田奈津子
2月18日:追記
ちょっと、もうネタバレになってもいい頃でしょうから、書かせていただきます。
この映画・・ラストでアラブ人に、ジョディー・フォスター扮する母親が謝らないということに対して、不満を持っている人が多いらしいですね。
ワタシは、あくまで『映画』としてみた場合は、機長が子供を抱いた母親に謝罪したあとで、今度は、子供の母親がアラブ人へ謝罪するシーンを敢えて持ってくる必要を感じません。現実社会でしたら、そういう風に考えたくなりますが、あくまで「フィクション」ですから・・・・。
一方的に疑いを持たれたアラブ人です。たぶん、怒りは収まらないと思います。しかし、孤立無援の中で、子供を取り返した母親のバッグを拾ってあげる。
そして、無言で渡し、アイコンタクト・・その時
『お互いの気持ちは分かり合えた』
と想像力を膨らませて見ています。
『映画』においては、何もかも、言葉で表わす必要性を感じないのですよね
(私はもう少し先になりそうです)
主人公の女性が、"飛行機の設計者"というのが、
新しいパターンですよね。
娘はどうだったの?どうして巻き込まれたの?と、気になります~。
二月は、他にもたくさん気になる映画があるので、楽しみです♪
「白ばらの祈り」、「リトル・ランナー」など、どうでしょうかね?
こんなに早く、行くことってホント珍しいです。
なんか、「フォーガットン」っていう映画に似ている
って、言われてるそうですが、ワタシは、それを
みてませんので、結構楽しみました。
ジョディーふぁんなら、一見の価値あるのでは?
>「白ばらの祈り」、「リトル・ランナー」など、ど
>うでしょうかね?
あ~、白ばらの祈りって、良い作品なのでしょ?
でも、ワタシが良く行くシネコンは、大衆作品中心で
そういう映画は、上演しなそう・・
でも、ナチス関係結構興味ありますから、
観ようかな~
今年は、娯楽作品では、ダヴィンチ・コードが公開
されるので、それまでに、積んである原作をよまないと・・・
懐の大きい人だと思いました。
しかし、ジョディは間違っても謝らない
いかにも高慢なアメリカ人らしい態度で
やはり好感の持てない役でした。
こちらこそ、どうもありがごうざいます。
TBが上手く飛ばないでスミマセン。
>いかにも高慢なアメリカ人らしい態度で
そうですね~~。
「さっきは、ゴメンネ」
って、ひとことあれば・・
随分とイメージが違いますね