スナフキン・レポート♪

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★リラの壁の囚人たち

2010-05-28 13:03:22 | ★観劇感想・・(宝塚・ミュージカル♪他

リラの壁の囚人たち」27日観劇。

「凰稀かなめ」ちゃんが・・・綺麗で。

スーツにハイネックの衣装で
ス~~と立ってるだけで・・・絵になる。


“宝塚の現状”をいつも
“トップになるのに、時間かかり過ぎ”
と、嘆いているスナ的には

じっくりと熟成するのを待つより
 綺麗なうちに、“真ん中”立たせちゃえ!?

な~~んて・・・(笑


それに、今回のエドですが・・・

ポーラとマリー二人女性に同時に思われて
“ちょっと当惑気味”な表情も、何だか芸風に合ってる(笑

   歌ウマ“涼風真世”さんに書かれた曲を
   平成の“かなめ”さんは、頑張ってましたが!
   
   歌で訴えるところが多いだけに、精進精進。



◆ちょっと作品の概要を・・・

プログラム買ってませんので・・公式の解説から

故小原弘稔が作・演出した、第二次世界大戦レジスタンスシリーズと呼ばれる3部作のうちの第1作目の作品で、1988年に涼風真世、朝凪鈴、久世星佳らを中心とした月組で上演。1940年代、ナチス占領下のパリの下町、袋小路の中庭で繰り広げられる、レジスタンス活動のために潜入した英国将校エドワード・ランスと、彼を匿うポーラ・モランとの苦悩の恋を描いたミュージカル作品です。・・・・


(未確認ですが)
当時のバウ作品って、
「そんなに東上しなかった?」

なので・・・以前スカステ放映を
轟さん!天海!も出てる!!
この後、轟さんは雪組に緊急避難したのね

とか、呟きながら観た記憶のみ。

       
ちなみに、再演では
         轟悠のピエールは、山椒は小粒でピリリの「天寿光希」
         天海祐希のルネは、★組若手イチオシ「麻央侑希 」


今回、改めて観てみて・・・セットが
ナチス占領下のパリの下町、袋小路の中庭>のみだった!

当時として
かなり実験的な舞台だったのでは?

セットか少ない分、
周囲の人間関係が
丁寧に描かれていて
お話的に・・・面白いです。

中でも・・・“ポーラ”(白華れみ)と
戦争で下半身不随になって帰還したポーラの“許婚”
ジョルジュ(紅ゆずる)との共依存気味な関係とか


親同士が決めた「許婚(いいなずけ)」同士
・・・

それは4年前も今も
ジョルジュは、
従順で美しいポーラを好きだった!!”(のよね?!

ポーラは??たぶんまだ若いし
何も分からず“親の意見に従っただけ?”(・・かと想像

ジョルジュが、戦場から無事帰ってきていたら
二人は幸せな結婚ができたはず

ところが、戦争で怪我をし助かったものの
下半身不随の姿になり帰還。
ただ歩けないだけじゃない訳で・・・

ポーラが、懸命に
尽くせば尽くすほど
愛というより、義務”に思え・・・

そんなときに、エドが現れ
ポーラが惹かれているのを見抜き
ますます屈折していくジョルジュ。

ポーラの「白華れみ」
さんが
幸薄そうな雰囲気で上手いの。
  (宝塚・娘役生態系的に・・微妙な立場ですが頑張ってほしい人です

しかし、ポーラへの暴力シーンとかは
ちょっとね「・・・」(つらいわ


そのジョルジュに「紅ゆずる」さん

全てのシーンが車いすで、“頑張ってました!!”
が、ちょっと「空回り」に見えるときも。

   力入り過ぎ?・・・
   初演の久世さんは、演技派だった・・・ね。


ほかに・・・
ナチス将校ギュンター「美弥るりか」

難しい役を人間性を出しながら演じ、彼女の新しい一面を見ました。

一度は断った“専用愛人”というギュンターの申し出を、
エドへの思いを断ち切るために、受け入れる・・・
カフェ・パラディーのマリーに「音波みのり 」さん

     宝塚は誘われて、今回初めというお隣の席の方が
      「女性二人・・・どちらが主演の方ですか?」って(笑

それだけマリーって役・・・良く書かれているのかも。


パリ解放寸前に、ギュンターの配慮で店に戻されたので
“ナチス協力者”のダメージはない!?・・・らしい。

    そうツッコミくなるのは、最近外部の舞台観劇が増え
    ワタシが“スレテきたのかな



◆最後に、それはそれとしてフィナーレ付は
やっぱり気分転換してイイですね。

・・・だって宝塚だもん。

ほかに思い出したら・・・また。


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2 コメント

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Unknown (hiro)
2010-05-30 10:18:14
ファンなので、何度か見てると歌に関しては「よくなってきた。頑張ったのね!」と親心。実際、安奈さんファンの友人が「旨くなったね!」と言ってくれました。でも、まだまだですが・・・彼女にしては成長してた。私はもう少し骨太なエドさんを観たかったです。そして、DVはつらい。今の時代だから余計に反応する。昔の恋愛感の作品。でも、最後は切なく心に染みました。
エドはちゃんと結婚して二人の子供が居る。
心にかけながらも、終わった事として捉えてるみたいですよ。その辺が引きずったままだと辛いけれどね。その辺は彼女風味ですかね。
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Unknown (スナッチャー)
2010-05-30 12:36:21
>hiroさん

おはようございます。

よく出来たお話で、最後はグッと泣けました!

洗濯ものを使ったミュージカルシーンも印象的



コムちゃん時代の“かなめちゃん”から
ず~と見てるので・・・

登場シーンの軍服姿に
「立派になった~~(はぁ~~」

オペラのアップし
「ひげ付けちゃって・・・(照」

お歌を聴いて・・・
「上手になってるけど
 真ん中だもん、もっと頑張れ!
ってな感じかな?
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