「沈まぬ太陽」、社内報で批判=客離れ誘発に危機感-日航
<経営再建中の日本航空が、同社をモデルにした公開中の映画「沈まぬ太陽」(山崎豊子原作、若松節朗監督)を社内報で取り上げ、「当社を取り巻く厳しい経営状況は世間の注目を浴びている」との認識を示した上で、「企業として信頼を損なうばかりか、お客様離れを誘発しかねない」と批判していることが2日、分かった。混迷する再建をめぐる社内の危機感が浮き彫りになった形だ。・・・以上引用/yahoo・時事>
「沈まぬ太陽」・・・昨日みてきたばかりです。
映画の公式ページは・・・ コチラ
JALが社内報で怒ってるという
“有り得ない”・・・そのドロドロ部分が、
山崎作品らしく「面白どころ」で!
ちなみに・・・
原作を読んだ『オヤジー』にいわせると
「ジャンボ墜落事故」部分は<御巣鷹山編>で、
長編小説の半ば過ぎ・・・後半部分だそうですが
映画は緊迫シーンのジャンボジェット墜落シーンから。
その後、主人公恩地の労組委員長時代、
中東、アフリカ勤務等の回想が交互に描かれ・・・。
衝撃のジェット機墜落については、
“後処理”がメイン・・・
「墜落遺体」のように証言中心という訳にはいかないものね
「安全」と言われたジャンボが、
なぜ墜落にいたったのか?・・・
「ナショナルフラッグ・キャリア」“NAL”の
その体質に問題があった?!・・・とばかりに
組合委員長への報復人事、不正経理、政界との癒着等
えぐい内容を豪華キャストで描かれ・・・る。
「NAL」を「JAL」と、脳内転換しつつも・・・
“フィクション”と割り切って見てました。
渡辺謙扮する主人公の恩地は、“あか”と言われようと、
おのれの筋を通す生き方で、
ある意味人間として“理想”なんでしょうが
“いかにも”って、感じが・・・ちょっと。
総理大臣の描き方もなんだかね。
総理に上り詰める段階で
“人をけ落としもしたでしょ?”って雰囲気は、ナシ。
加藤剛だからかな~~(汗
それでも、途中休憩ありの正味202分と
かなり“長い!”ですが、最後までダレないのはスゴイ!
映画のラスト・・・原作(未読)と同じなのでしょうか??
ちょい中途半端な・・・(なんて
今のJ●L問題へ絡めると、そう思えるのかもね
問題提起しても、なかなか解決策まで行き着かぬものです。
ホント社会派映画・・・
見ごたえありました~~!
>問題提起しても、なかなか解決策まで行き着
>かぬものです。
ですね。