「手紙」・・・見ました。
公式は、こちら
映画の概略をちょっと。
<両親を早く亡くした兄弟。兄・剛志は、自分の進学をあきらめ、運送業で働いていたが、ハードな仕事で腰を痛めてしまい会社をクビに。どうしても、弟・直貴を大学進学させたい剛志は、大学進学資金の為、盗みに入った家で誤って老婆を殺してしまう。
塀の中と外・・兄弟をつなぐのは、刑務所から月に一度届く手紙だった。しかし、殺人罪で服役中の兄を持つ直貴は、世間から度重なる差別を受ける・・。夢も、恋人も失くした直貴は、兄からの月に一度の手紙を断ち切ろうとする。
そんな彼を見守り、影で支えるのは由美子であった・・・
犯罪の加害者とその家族と彼らをとりまく人々を描きながら、“罪を償うこととは”を静かに問いかける映画・・・>
主演の“山田孝之”さん、
『原作が、同じ東野圭吾さんだから?』
テレビドラマ『白夜行』と何となくイメージがダブります。
しかし、こういう役をやらせると、何だかこの人本当に上手いです。
“兄貴が、罪を犯したのは自分のせい”
という自責の念を抱きながらも、
「兄貴がいる限り、おれの人生はハズレ・・」
とつぶやく、その押さえた口調・演技がイイ・・。
映画は、ちょっとしたところで、両親を早く亡くした兄弟の絆を感じさせて
『セ・ツ・ナ・イ』
たとえば、盗みに入った家で、老婆に見つかってしまったのは、さっさと逃げれば良かったのに、テーブルの上にあった甘栗を持っていこうとして、もたもたしていたから・・。
「お前、甘栗好きだったろう?」
「甘栗を好きだったのはおれじゃなくて・・母さんだ。
おれは剥いて、褒められるのが嬉しかっただけ・・」
みたいな・・・こういう設定に弱いかも。由美子役の“沢尻エリカ”さんは、映画「パッチギ」での評判は聞いていましたが、 ドラマ「1リットルの涙」の番組宣伝で、チラリと見ただけした。
この映画を見る前は、“綾瀬はるか”さんと、区別がつかないというか・・。つい最近の東京映画祭・前夜祭に、ジーンズにサングラスで、ガムを噛みながら登場ニュースに
『エラソ~~
でも良く見ると・・可愛~い』
これが、“沢尻エリカ”て子ね!ぐらいの認識でした・・。
しかし、この映画で、まだ20歳の沢尻さんに俄然注目。
工場の食堂に勤務しているときと、美容学校へ通い始めたときと、結婚後母としての顔を演じ分けてビックリ。
美容学校時は、東京映画祭の登場に、ちょっと被ります(
何より・・“可愛~~い”のに、母親になったときに、母性が感じられるというか・・。
『30歳になったときに、
どんな女優さんになるのか
楽しみです。ハイ!』
兄を演じる“玉山鉄二”さんは、台詞はほとんど「手紙を読む」という難しい役。
ただ、もう~~ラストの涙と鼻水のシーンだけで、拍手
観客席の涙を一気に、担当しますよ。
あのシーンに、小田和正「言葉にできない」 の歌が被ると、
『泣かされます・・・』
終わり方が、制作者のメッセージのように感じます。
被害者の長男に“吹越満”、恋人の父親に“風間杜夫”、勤務先の会長に“杉浦直樹”・・脇を固めるベテランも、
『押し付けがましくないのが・・良かった~』上演時間2時間1分
TB先
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/february4th/diary/200711250000/402d6/
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映画も観たいです。
読みたい本もいっぱいあるし、見たい映画もたくさんあるからそれだけのために日本に行こうかしら?(笑
おはようございます
東野圭吾さんの本のファンですか?
我が家のスナJr.も、東野ファンですが、
blueさんのように、
「当たり外れがある・・」
っていうことを言ってました(笑・・
この映画、原作は読んでませんが、静かな映像で
訴えてきて良いですよ~おススメ。
犯罪後の加害者やその家族なんかに、焦点を当てた
作品って、少ないですからそういう意味でもね~
便利な世の中になりましたが。
半年位かかりますかね~DVDになるのは・・・
原作は最後までアレなんですね。
後書きが妙に引っ掛かりました。
DVDになったら借りたいです。
おはようございます。
ワタシは、原作を読んでないので、ラストが原作と
違っているとは知りませんでした~~。
上の原作者のメッセージを、
制作者に変えました・・あれは、原作のイメージを
映画としてすくい上げたものだったのですね~~
なるほど・・・
東野さんのインタビューを追加しておきましたので
飛んでみてください。
それから、沢尻さんの関西弁は、どうなのでしょ?
関西人の底辺さんだったら・・なんじゃ~~って?
「台詞が下手なのか?上手なのか?」
反ってよかったのかしら(