ねむのき

夢は結婚して幸せな家庭を築くこと。
地道で堅実な夢を大事にします。
すこし寂しがりやさんかもしれません。

スキージャンプ・ペア

2005-12-12 00:41:37 | Weblog

知る人ぞ知る、「スキージャンプ・ペア」。

真島理一郎氏による、CGアニメーション。・・・なのか?
トリノ冬季オリンピックを意識しつつ 「スキージャンプ・ペア」種目を追う。

ぶっちゃけ少々ばかばかしいが、なかなかどうして面白い。
人気が出るのもうなづける。

DVD出したりなんかして、調子乗ってんな~などと思っていたが。

 

映画化ーーーーーーーー!!!!!!!!!

                    キタ━━━━(°Д°)━━━━!!!!

 

ナビゲーターはやっぱり 茂木淳一氏が良いと思うのですが
映画では谷原章介さんが担当されるそうです。
茂木氏・・・ほぼ同い年だが、あなたは凄いよ。

 

*****

CGでヒット、「スキージャンプ・ペア」映画化

 選手2人がスキー板に乗ってジャンプ台を滑り降り、空中でコアラのように抱き合うなど、現実ではあり得ない競技をコンピューター・グラフィックス(CG)で映像化し、DVD2作の売り上げが計70万枚を超えた「スキージャンプ・ペア」シリーズが17日までに、実写を交えて映画化されることになった。

 映画は、ペアジャンプがトリノ五輪の正式種目に採用されるとの仮定で、その歩みを長編ドキュメンタリー形式で描く。実写部分には若手俳優の谷原章介さんを起用、今月下旬から大倉山ジャンプ競技場など札幌市内でロケを行う。競技部分はシリーズ作者の真島理一郎さんのCGとなる。

 タイトルは「スキージャンプ・ペア ロード・トゥ・トリノ2006」。架空の競技の歴史を谷原さんの案内で大まじめに振り返り、新たな笑いを巻き起こしそう。

 映画は本物のトリノ五輪直前の2006年1月、東宝系で公開予定。

*****

 

う~ん、札幌に来ていたのか・・・ ( ´ゝ`)

 

映画観たい! てか、DVDも欲しい!

でも定価は払いたくない!!

ビミョーな作品ですわ・・・(;・∀・)

 

期間限定でYahoo!動画で配信しているので、
まだ観ていない方、試聴したい方、どうぞ。


9デイズ

2005-12-04 22:27:27 | Weblog

映画「9デイズ」をレンタルDVDで観ました。

愛しのジョエル・シューマカー監督作品です☆

さて・・・わくわく。

・・・・。

うーん・・・・・これ、観たことある。

正直、ショックでした。  ・・・・ショックでしたよ、ジョエル。(T_T)

観返すまで気づかなかったほど、印象の薄い作品。

なんてゆうか、そう、まさに「薄い」。

アンソニー・ホプキンスが見られ、
(私の中では)無名のクリス・ロックが好演。
なのに、なのに~、肝心のストーリーが・・・・・・

*****

核爆弾の密売に関わる囮捜査中に、1人のCIA諜報員が殺される。
計画は彼なしでは遂行不能だったため、生き別れになった
双子の弟を探し出し、代役をやらせる。弟はわずか9日間で
今まで存在を知りもしなかった兄のビデオを見ながら
彼の立ち居振る舞いをマスターし、任務に挑む・・・

って、リアリズム皆無ーーー ←お、韻を踏んでいる

スパイものにしては、単純で緊張感もない
アクションものにしては、手に汗握るシーンがない
え?コメディ・・・?    ・・・なんか、中途半端です。(´ヘ`;)

 

ちなみに
アンソニー・ホプキンスとクリス・ロックが最初に心を通わせる時と、
 めでたしめでたしのエンディング時に
アンソニー様は同じ台詞("Get in the car, bitch!")を言うのですが
字幕は同じじゃなかったのが気になりますた。。。


フル・モンティ

2005-12-03 22:27:47 | Weblog

映画「フル・モンティ」をレンタルDVDで観ました。

'97年作品で、公開時興味を引かれつつも機会を逸してしまった作品。
すっかりその作品の名前すら忘れかけていましたが
先日観た「オペラ座の怪人」でラウルを演じたパトリック・ウィルソンは
ブロードウェイでミュージカルなどの舞台に立つ俳優さんで、
彼はミュージカル版「フル・モンティ」に出演しているのだとか。
<しかもこれでトニー賞ミュージカル部門最優秀男優賞にノミネートまでされている。

で、唐突に思い出して、映画のほうを観てみることにしましたなり。

*****

かつて鉄鋼で栄えた街・シェフィールドを舞台に、レイオフされた男たちが
金のためにアマチュア・ストリッパーを目指す、というお話。

けっこう評判のいい映画なんですけどね・・・
私は絶賛はできませんでした。

トホホな男たちが奮闘する姿は キャストがよいこともあって
なかなかほほえましく、特に職安で予告編にも使われた
 ”職安で並んでいる時に流れてきた音楽に合わせて、
   メンバーが控えめに踊りだすシーン” なんて すごくいいんですけど。

なんてゆーか、
こうゆう時に ジェンダーなんかを考えてしまうのがイケナイんでしょうね。。。

作品中に メンバーがグラビアの女に対し、
巨乳がいいだの デカすぎは嫌いだの 好き勝手なことを言うシーンがあるんですけど
リーダーの「今度は俺たちが値ぶみされるんだ」の一言に場が静まります。

そう。
彼らがこれまで当然のように女性を値ぶみしてきたように、
今度は彼らが値ぶみされるんです。
役割が反対になっただけです。
だから一大決心をして・・・というような部分に同情できない。
金のために 恥を忍んでストリッパーを志す・・・
そんなの、別に、目新しくないでしょ?

しかもこの作品においては、息子がストリッパーになる父親を
嫌わず、それどころか信頼してくれて
チケットも飛ぶように売れて・・・
シチュエーション的にはかなり恵まれています。

そういう見方をしては この映画は楽しめないのかもしれませんけど
やはり普段からね、見ているわけですよ、私たちは。
キャバクラだの、風俗だの行って、
担当の女が ブスだったの、デブだったの、ババアだったの、好き放題言う男性を。

てか、
 「金払わなかったら
   そのブスデブババアにも相手にされんでしょうが、あんたは」
・・・っつー連中をですね、知っているわけですよ。

 

*****

例えば
 シングルマザーで、
  子供を育てるためにストリッパーになったというような女性に
周囲はこの映画のように暖かい目線を送るでしょうか?

・・・なんて考えながら観ちゃ、この作品は楽しめないです。(-_-;)


チャーリーとチョコレート工場

2005-12-01 22:22:51 | Weblog

映画「チャーリーとチョコレート工場」を観てきました。

「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」や「シザー・ハンズ」で
すっかりティム・バートンびいきの私。
とりあえず観ないわけにはいきません。

*****

「シザー・ハンズ」のお城を想起させるチョコレート工場と、
両親と4人の祖父母に囲まれて 貧しいながら幸せに暮らす
愛すべきチャーリー少年の家庭。

ここまでのイントロでもうノックダウン!

・・・なんですがね・・・・・・

 

良かったのはこのオープニングと、
しいて言えばエンディングだけ、の、ような・・・・・(-_-;)

 

*****

①天才ショコラティエ・ウォンカのチョコレート工場の門はいつも閉ざされている。
従業員にレシピを盗まれたことがあるウォンカは
それ以来15年間、工場を秘密裏に運営してきた。
だが突然・・・工場に5人の子供を招待すると発表。
その招待券「ゴールデン・チケット」は、
ウォンカの板チョコの中に隠されているという。

・・・チャーリー少年がチョコレートを買ってもらえるのは
年に一度のお誕生日の時だけ。
ちょうどウォンカのこの発表に誕生日が重なったが、そのチョコははずれ。
かつてはウォンカの工場で働いていた祖父が「一緒に夢を見よう」と
へそくりを提供してくれたが、その1枚もはずれ。
しかし、偶然拾ったお金で1枚買うと、そこにはゴールデン・チケットが!!!

*****

②工場見学---悪い子には罰---

チャーリー少年、特別賞ゲット!
副賞(?)は、工場まるごと!!
ウォンカは工場を継ぐにふさわしい、自分の後継者を探していたのです。
しかし家族同伴不可の条件に、権利を放棄するチャーリー。

*****

③・・・ウォンカには歯科医の父がいました。
息子を愛するあまり、虫歯にならぬようにと 甘いものを一切禁じる父。
ウォンカは菓子職人になりたいという夢を反対されたのを機に
家を飛び出してからというもの、家族とは断絶状態にありました。

その事実を知ったチャーリー少年は
「心配するっていうのは愛してるってこと」と さらりと言ってのけ、
父に再会することを勧めます。
チャーリー少年に付き添われ、父と再会を果たすウォンカ。
そこには所狭しとウォンカの成功を知らせる記事の切抜きが貼ってあり、
長年のしこりを解消するウォンカ親子。

*****

④チャーリーは家族同伴で工場内にお引越し。
その一家団欒の夕食にはウォンカも列席するのでした。。。

*****

 

②のパートが いまいち?  ってか・・・
ウォンカの変人ぶりばかりが悪目立ちしている感じがしました。
チャーリーがメインのシーンはすごくいい。
チャーリー役のフレディ・ハイモア君、あなた天才子役だわ!!
なんつーか、いたいけな感じがさ・・・(笑)

絵的にはとても高いクオリティでしたが、DVD買いたい!と思うほどではないかな。

 

*****

ちなみに・・・「拾ったお金で買ったチョコレート」って、どうなのさ?
チャーリー君、それまですんごく「いいこ」だったのに
この行為で少し評価マイナス(笑)

以前、英語の授業で使ったテキストにあった 欧米人の書いたエッセイで
「日本を旅行中に財布を落としたら、
     落としましたよ!って声をかけられた!(驚)」という内容のものがあり、
英国人の先生が目を丸くして、ホントなのッ?って訊いてきたことを思い出しました。

拾ったものは俺のもの、が欧米の哲学か・・・
わたし、お育ちいいから 理解できな~いっ!

 

 

なーんてね。  私もアメリカナイズされたもんだ。  
                                     Σ(´ι _`;)


平井堅 「POP STAR」 PV

2005-11-29 21:13:33 | Weblog

音楽への欲求が弱い私・・・
FM聴いててそれなりにヒット曲だけ押さえてますが、
それだけです。

よって音楽CDを購入することもないわけですが、
ここへきて、買いましたよお~ 今年の最初で最後の一枚。

その作品は! 平井堅 「歌バカ」 です。

デビュー曲から最新曲までの全シングルをすべて収めた2枚組み。
初回限定版はPV(プロモーションビデオ)収録のDVDまでついて!!

なんとたったの 4,200円。

いやほんと、内容からすると「たった」って感じです。
そこのアナタもこんな駄文読んでる暇があったら
今すぐ CDショップへ走りなさい。

 

・・・中でもワルサー P-38級破壊力を持つのが、
           最新曲「POP STAR」のPVですよ。

ワタクシ、胸のど真ん中、打ち抜かれました・・・

もう、かっこよすぎで 息できないの。
胸が苦しいのよ。 ・・・なに、これ、もしかして恋?!(爆)
キタ━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!!

 

設定は・・・
3人組のアイドルがステージで歌ってて、
バックで踊る着ぐるみ(あらいぐまとビーバー・・・?とても謎)。
その姿をブラウン管を通してのりのりで見てるおじさん。
歌い終わったら、よくやった、って出てくるディレクター(?)。

以上が、全部、堅。  モチ、コスプレ。

やってくれるわ・・・・・・・・( ;∀;) カンドーシタ

 

3人のアイドルっていうのが
昔のジャニーズ3人組(たのきん、シブがき、少年隊)みたいに
赤、黄、青の役になってるんですが、
やっぱりそれぞれに個性を持たせてあって。
 赤: ばりばり・ぶりぶり・のりのりの アイドル王道系
 黄: アフロでグラサン、ちょいとクールな カッコつけ系
 青: 七三で堅物黒ぶちメガネ、若干キョドったマジメくん系
もちろん、ぜんぶ 堅。
特に赤のアイドルぶりはすごくって、なんてゆーか
   ・・・・・・・ 男版 "あやや"? みたいな。(※あやや=松浦亜弥)
大げさな笑顔+ウインクから放たれるビームにもう ズキュン☆

TVを見てるおじさんは うすら笑いを浮かべつつ
親指立てて、ビミョ~に、揺れる(本人はノッてるつもりのようだ)。
・・・それも 堅。

着ぐるみの二人も 着ぐるみ脱いだら 二人とも 堅。
当然白タオルターバン巻きの 「着ぐるみの中の人ヘア」。

そして最後に現れる、
なぜかスーパーマリオ系(ってか外人なのか?)のディレクター。
これまた とどめの 堅。

 

とにかくシビれます。

ああああーーーー 
堅、そのえくぼとウインクはずるいよーーーーーーー


ラブストーリー

2005-11-26 17:04:14 | Weblog

韓流映画「ラブストーリー」を観ました。

「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督。
「四月の雪」のソン・イェジン。
それだけのキーワードで手に取った作品でしたが・・・

善良なヒロインと、善良な二人の若者の三角関係。
不幸な「時代」。身分の違い。悲恋。
家族のウェイト大きめ。絶対的な「親」。
語り継ぐ愛。運命の人。

・・・・・。
ぐわあああああーーーーー、どうなのよ!これ!!
これこそがおそらく冬ソナ系スピリットであり、
これを支持できる人たちが韓流ドラマブームを支えているようにも思われますが、
いわゆる中年以上世代に受ける、いや中年以上世代にしか受けない、
そのわけが一気にわかったような気がします。
<私がこれまでに見た韓国映画は「殺人の追憶」のみ←けっこう好き

*****

ジュヒ(母)とジヘ(娘)の2代に渡る大河ドラマ的ラブストーリー。
ジュヒの恋物語としては 初恋の初々しさと激しさを
友情もからめて丁寧に描いてあり なかなかいい感じでしたが、
娘ジヘの世代をかませたことで大幅評価ダウン。
しかもジヘのキャラがいまいち魅力に欠けるため、もう全然ダメ。

美しいカノンの調べが流れる中、
母の宝物のラブレターを読む娘(でも母は存命なのにこっそり読むのはアリなのか?)。
母が父とやりとりしたものと思っていたラブレターは、
実は「母」と「父の名を騙った父の友人」の手による手紙だった。
そして「母」と「父」と「父の名を騙った友人」の真相を
(日記によって)紐解いていく旅が始まる・・・

ちなみに「父の友人」が「父の名を騙っている」理由は
最初は いわゆるラブレターの代筆。
のちには 身分違いの恋ゆえ交際が彼女の親にばれるとまずいので
婚約者だった「父」の理解・協力を得て 彼の名を使わせてもらっていたため。

※以下、ネタバレ全開・・・・・

母ジュヒの恋は 夏休みに田舎で会った好青年ジュナが
親の決めた婚約者テスの友人として現れるところから始まる。
彼はあの夏の思い出の自分のネックレスを大切に持っていてくれたし、
自分もあの時彼がくれた蛍を大切に飼っている。

ジュヒとテスの両親はなんとしても二人を結婚させたがっていたが
ジュヒとジュナが惹かれあっていることを知ったテスは
二人の恋を密かに応援してくれるようになる。
しかしテスの父にそのことがバレ、父から虐待に近い叱責を受けるはめに。
心優しいテスは誰にも言えず、どうすることもできず、ついに自殺を図ってしまう。

テスは一命をとりとめたが、この時を機に
ジュナは黙ってジュヒとテスの前から去り、ベトナムへ兵士として赴く。
胸には彼女からもらった思い出のネックレス・・・

戦後ジュナが帰国する。一見変わりないが実は戦火で失明していた。
独身のまま待っていたジュヒと再会したジュナは笑顔でこう言った・・・
「どうして結婚しなかったの?僕はしたのに」

ジュナは再び姿を消し、ジュヒはいつも優しく支えていてくれていたテスと結婚した。
娘(ジヘ)に恵まれたが テスはほどなく亡くなってしまう。
一方ジュナは ジュヒが結婚したのを確認した後に結婚(↑の台詞は嘘だった)、
1児に恵まれたが 若くして亡くなり、その遺灰は遺言によって
ジュヒと出会った思い出の川に撒かれた。

・・・ここまでは、ステレオタイプではありますが、まあいいんじゃないかと思います。
ジュナ役のチョ・スンウとジュヒ役のソン・イェジンがはまり役で
とても美しく、きらきらとした 初恋の思い出、って感じがしてました。

しかし!結びが・・・ああ、あ、あんまりなんですぅ・・・・・・・・・・

 

娘ジヘは友人とつきあっていたサンミンを略奪、
彼との初デートで この母の恋物語を話して聞かせる。
話し終えてふと彼を見ると 彼は泣いていた。
そして彼は黙って自分のしていたネックレスを外して、ジヘに見せる・・・
それは ジュヒがジュナに贈ったネックレス!
つまり サンミンはジュナの息子だったのです!!!
しかもこの時点まで お互い、
お互いの父と母が恋人だったことは知らなかったんですよ?!

ラストは父と母の夏の思い出をなぞるように 同じ川の川辺で
同じように 蛍を捕るサンミンと 見守るジヘ・・・    で、エンドロール。

( ´Д`) フゥー...  なんだかね・・・・・・

 

名前も出てこなかったジュナの妻のことを 想わずにいられない私はヘンですか?
子供も産んでともに家庭を築いた数年間の重みは、初恋の重みに劣るのですか?
この映画が好きだという方、どのへんがどういいのか 教えてください・・・(T_T)

 

好きになれなかった大きな要因のひとつが娘ジヘのキャラ。
平たく言わしていただければ むかつく女です。
友人のスギョンもこれまたどうしてありえない女ですが・・・

娘ジヘの恋はこう。
友人スギョンが演劇部のサンミン先輩に一目ぼれ。
スギョンはジヘにラブレターならぬラブメールを依頼し、
ジヘは2ヶ月に渡り彼にメールを送り続ける。
やがて ジヘにも先輩への恋心が芽生えたが早いか
積極的なスギョンは「メールを送ってたのは私!」と強引に先輩に迫り
押しかけ女房的に彼女の座に収まってしまう。
スギョンは彼との仲をジヘに見せつけたり、
邪魔になると帰れと言ったり、けっこうな仕打ちをしてくれるので
ジヘは毎日くさり気味・・・

結局はサンミンとジヘがつきあうことになるのですが、その経緯は
ジヘが友人失うの覚悟で先輩にアタックしたとかいうわけではなく、明らかに
サンミンが先に「気があるそぶり」を見せていて それをジヘが受けとめた、という感じ。
そのためふられたスギョンは先輩には怒るけどなぜかジヘには怒っていないようです。
じっとり、もんもんと、ただただ待っていたジヘって、いやらしい女ーーって思います。

サンミン先輩はとにかくモテモテのイケメンという設定なのですが
そんな彼が なんのとりえもなく (先輩を好きゆえに)無口で無愛想なジヘを
好きになる訳ないと思うのです。 
これではたんなる少女マンガのご都合主義です。
ま、スギョンは矢沢心系、ジヘは(脱がない)矢部美穂系なので そのせいか?

なんか、萎えるの、私だけ・・・?(-_-;)


フォーン・ブース

2005-11-23 20:45:40 | Weblog

ジョエル・シューマカー監督作品、「フォーン・ブース」を
レンタルDVDで観ました。

映画「オペラ座の怪人」を観て、
興味が横展開したのは他ならぬ監督その人!
キャスティングがものすごくうまい監督さんだと思います。
かのアンドリュー・ロイド=ウェーバーも
「ブレイク寸前の才能あふれる若い俳優を見つける」と
シューマカー監督を評していたため、とても興味を持ちました。
実際「オペラ座の怪人」のキャスティングは間違いなくアタリ☆☆☆

*****

今回観た「フォーン・ブース」は 撮影期間わずか10日間、
全体の9割が1つの電話ボックスの中で展開するという異色作品。

ストーリーは単純で、イメージ的には
「踊る大捜査線 2時間スペシャル」風ノリですが、
コリン・ファレルとキーファー・サザーランドを配置しただけで
もう成功です、降参です、みたいな。∩( ・ω・)∩

二人とも黙ってても(ルックス・声質的に)はまり役なのですが、
それに甘えず 演技力の高さで作品の完成度を上げています。
この2人を観るだけでも 作品を観るに値するくらいすごくよかったです。
<キーファーはほとんど声だけの出演ですが・・・

警部役で登場するフォレスト・ウィテカーは
監督が「この人でなくては」と惚れこんで起用したそうですが、
確かに観ればみるほど この役は彼でなければいけないような気がします。

主人公の浮気相手役にはケイティ・ホームズ。
彼女の演技を初めて観ました。
”トム・クルーズをバカ殿にした女優”という認識でしたが・・・
正直、あんまり、美人じゃ、ないような。(-_-;)
でも「地方出身の女優志望」な雰囲気はとてもよく出ていました。

対する主人公の妻役のラダ・ミッチェルは、
こちらも驚くような美人ではないのですが
落ち着きがあり誠実で、清潔感のあるふうが まさに「理想の妻」でした。

ネット上のレビューでは
この2人があまりにも地味で魅力に欠けている、とのコメントが
ちらほら見受けられましたが、そこが「リアル」な感じで良かったと思います。

すべての登場人物に「リアル」さを持たせたのは、
「次は自分かもしれない」と思わせたいという 製作側の試みの現われなのでしょう。

「Operator」という歌に乗って始まるオープニングは
少々素人くさくもありますが、なかなかよいです。
<この歌すごく好き

細かいところでは 街角の風景に
「Who do you think you are?」の文字が見えるシーンが好きです。

*****

シューマカー監督、ステキすぎます。
御年60を過ぎて(監督は1939年生まれ)あのフットワーク・・・
あの柔軟性、あの遊び心、あのチャレンジ精神、あの人徳、あの笑顔・・・
まじステキです。(〃▽〃)キャー♪

他の作品も観よう♪♪


オペラ座の怪人 問題字幕を考える

2005-11-09 21:45:58 | Weblog

映画「オペラ座の怪人」の 誤訳・珍訳騒動は以前書いたとおりですが、
ここで最も問題視された訳のひとつに関して自分なりの考えをまとめてみたいと思います。

原文:  you are not alone!
戸田訳: 私もあなたに惹かれたことを!

「not alone(孤独ではない)」をなぜ「惹かれた」と意訳したか・・・
叩かれまくりの今回の戸田訳の中でもかなり問題と言われている箇所です。

原作はもちろん、劇団四季訳でも「今見せてあげる 私の心」となっており、
クリスティーヌの感情はどうだったのかは 観客にゆだねる台詞なのですね。

*****

でも実は私はこの字幕を観た時 さほど「違う!!!」とは思いませんでした。
「惹かれた」と過去形だったので、確かにクリスティーヌは「惹かれた」んだろうな、って。

以下私の見解ですが、
クリスティーヌには、やはり恋愛感情があったのだと思っています。
姿を見せない音楽の天使に「やっと会えた」という興奮、
未知の世界、芸術の世界への憧憬的なものも混じっていたと思いますが
やっぱり、異性としてファントムを意識していたと思うし、
あれは恋愛感情だったと思うのです。
しかも「相思相愛」「以心伝心」といった精神のつながりを
漠然と「信じて」いたのではないかと思います。

それなのにファントムのとった行動は!
(こんな醜い自分を愛するはずがない、と)心を閉ざすあまり
クリスティーヌの気持ちにまで疑いを持ってしまうのです。

クリスティーヌの、
  「私の気持ち、わかってくれてたんじゃなかったの・・・」という種類の悲しみ。

例えば、ですけど
 「あなたのこと好きよ」
 「嘘だ!俺は醜い」
 「ううん、本当に好きなのよ」
 「同情はごめんだ」
   ・・・なーんてことが2,3回で済めばいいですけど、延々と続くと
      いくら愛していても、ついには絶望感が襲ってきませんか?

クリスティーヌの場合は、それに加えて
相手が犯罪に手を染めていくのを知ったわけですから
それはそれは悲しかったことと思います。

だからその時あたたかい声をかけてくれたラウルに傾いた。

で、最終章の地下湖のシーンでは
「自分の悲しみ」だけではなく「ファントムの悲しみ」を思いやるようになっています
かつては愛した男・・・やや被害者的感情を味わわされましたが
この瞬間、それを超えて。

かつての恋愛が、別の、もっと大きな「愛」に昇華した と受け取れます。

思い出に昇華されたから、とも言えますが、
彼女の中に、より深い慈愛が生まれた、とも言えます。
「赦す、愛」、「与える、愛」、とでもいいましょうか・・・
<キャ、ちょっとハズカシ

*****

そんなふうに考えると、
「惹かれた」字幕でも(過去形だし)ありなのかな~って思いました。
・・・少なくとも映画館では。

 

・・・ホラ、私、私たちは以心伝心の仲だと信じていたけど
そういえば、はっきりあなたに伝えたことはなかったわね
今こそ伝えるわ、                      ・・・みたいな。

 

はい、以上    妄想映画館。(爆)

 

でもこういう想いをめぐらす余韻ってのがこの作品にはあるわけで。
私もこういう考えにまとまってきたのはここ最近なわけで。
<初見は'93年ですよ?!

やっぱ、この意訳は 飛びすぎちゃったと思うよ・・・
反省してね(無理だろうケド)、戸田氏。


本田美奈子さんが・・・。゜(゜´Д`゜)゜。

2005-11-06 23:34:13 | Weblog

本田美奈子さん=歌手・女優 (読売新聞) - goo ニュース

いかりや長介氏が亡くなった時以来のショック。

確か8月半ば頃、特番で彼女のこれまでを
「いつみても波乱万丈」ふうの演出で紹介する番組を見てました。

アイドルから舞台(ミュージカル)女優に転身していく過程とか・・・
アイドル時代も他のアイドルとは違って ハラから声出してます感はあったけど
舞台の道を選んでから より本格的にボイストレーニングなどに励んで
今では何オクターブだか ものすごい音域カバーできるんだとか・・・

で、最後は病床からのメッセージ(音声のみ)とか流れて
もうすぐ復帰します、がんばります、みたいなことを
かぼそーい、かわいーい声で言ってて

 

それなのに。
亡くなってしまわれました。。。。゜(゜´Д`゜)゜。

アイドル全盛期の彼女を知っているし、
年もさほど離れていないし、

(特に前述のドキュメントを見てからは)
いつかは彼女の舞台を見てみたいなー、なんて。

思っていたんですよーーーーー!!!!!!!。゜(゜´Д`゜)゜。

特別ファンだったわけではないんだけど、
あまりにも短かった人生・・・まだまだこれから、という時だったのに
なんだかとっても悲しくて。

しかも昨年11月に画数を1増やすとよいといわれて
芸名を「本田美奈子.」に改めたばかりってのも
なんか・・・ 
 神様なんて、いやしないんだ!(´Д⊂グスン  なんて気になったり。
改名してわずか3ヶ月・・・ あまりにも哀れなり。。

ご冥福をお祈りいたします。。。。。


ラビットファーのクリーニング

2005-11-04 19:04:25 | Weblog

今シーズン、ラビットファーのついたニットをずいぶん買ったです。

やはり クリーニングが不安で
ショップスタッフに 何気に話題をふってみたりしましたが、

  そうですねーやはりクリーニングに出す時に相談してくださいねー

・・・。

でもよく行くクリーニングさんでは
そもそも価格表にファーなんて載ってないんですよね?
などと 食い下がってみても

  受付で言えば、ちゃんと工場の担当者に連絡とって
  ちゃんとしてくれますからーー

・・・。

なーんてかわされてしまって。
てか、”ちゃんとしてくれますから”って。
ま、それでも買った私がバカですか。

 

ともあれ、・・・どうしたものか。
ネットで調べてもとにかく情報が少ない。

高くても毛皮クリーニング専門店が安心か・・・って
そんなん、どこにあるねん?!!

藁をもつかむ気持ちで「クリーニング ラビットファー」なんて
入れてググっていると、あるコラムを発見。
クリーニング業を営む、専門の方のコラムです。

*****

ピョン吉君は今年も人気者!

・・・(略)・・・ その際、すぐに目に付いたのは
2年前程から出回るようになったラビットファー使いの衣類でした。
今年も様々な使われ方でギャル達の注目を寄せていました。
ひどいものはニットに使用され、
モール糸のように編み込まれている物
も・・・あ~、こわ!
昨年も結構な点数を処理(外注)しましたが
毛抜け・染色不良・*工賃の高価さ等、様々な問題がありました。
このようなデメリットをギャル達は認識した上で購入しているのでしょうか?
知らんふりで販売員、数人に質問してみましたが、
販売員自信もデメリットについて殆どと言っていいほど無知でした。
*店舗によって若干異なりますが
  ファー部分だけで¥2000~¥3000は 要します。・・・(略)・・・

*****

ひぃぃー!!!  たすけてーーー三 (lll´Д`)

”ひどいものはニットに使用され、モール糸のように編み込まれて”

私の買ったニットはまさにモールのように編み込まれてますけど
ひどいものですか、そうですか・・・・

 

あーあ・・・orz
 てか、なんとか、ならんの?

 

そんなところへ、救世主が!
その名も「クリーニング・洗濯お助け掲示板」。

毛皮の洗濯って??」というスレッドの中に
ステキな民間人アイデアがっ!

*****

5000円で購入したウサギの毛皮付き服、毛皮クリーニングに出すと
購入代金より高くついてしまいそうだったので、試しに自宅で洗ってみました。
生きてる人間も動物の死体(毛皮)も「毛髪」であり
「皮膚」であることには変わりないじゃん!ということで、ぬるま湯を使って、
①洗髪用シャンプーで押し洗い
②洗髪用コンディショナーを溶かしてジャバジャバ
③すすぎ
・・・をしてみました。
結果、ふわふわに仕上がりましたよ~。(^^
コンディショナーの香りもほどよく残り、イイ感じです。
ちなみに私が使ったシャンプー&コンディショナーは
資生堂の「水分ヘアパック」です。

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・・・ ネ申..._〆(゜▽゜*) ・・・・・・・   私はそこに一筋の光を見ました。

 

ありがとう、うさこさん。 私も実践してみます。。