木村拓也の時代は終わった・・・
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本日は木曜日。
映画1,000円レディースデーです。
「ミリオン・ダラー・ベイビー」を観ようと思っていたのですが
なんとなく軽めの作品にいきたい気分だったので
「フライ,ダディ,フライ」にしました。
・・・っていうか、この選択に至った真の経緯は地味に深い。
①朝、ラジオで 「姑獲鳥の夏」公開に先立ち、
堤真一/原田知世/田中麗奈のインタビューを聞く。
②面白そうだ!猛烈に作品への関心が高まる。
③「絶対観てやる!原作も読むぞ!オフィシャルサイトもチェックだ!」
④高まる興奮とウラハラに、公開は土曜(16日)から。
⑤目の前にエサがありながらおあずけ・・・耐えられず代替物を求める。
⑥「今年は「ローレライ」、「フライ,ダディ,フライ」、「姑獲鳥の夏」、
そして秋には「ALWAYS 三丁目の夕日」が控え絶好調の堤真一。」
・・・この記事により、関心は「フライ,ダディ,フライ」へ移行。
⑦「フライ,ダディ,フライ」の公式サイトはなかなかいかす。好印象。
⑧映画の時間まで余裕があったので本屋へ。
「姑獲鳥の夏」原作本を探すが品切れ! つのるフラストレーション。
(本があったら購入して早速読んでいたと思う)
で、今に至る。
それで、結論から言うとですね。
・・・ 岡田准一の時代になりました。(冒頭に戻る)
もともとティーンには人気だったけど、
黒木瞳との共演で話題となった「東京タワー」をきっかけに
いまや年齢層問わず大人気、みたいな情報は得てはおったのですが・・・
正直・・・驚きました。
あんなの完璧すぎますからっ!
美しいですからっ!!
生身の人間とは認められませんからっ!!!
完璧すぎて、・・・CGか?ってくらいです。
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ストーリーはコミカル。
家族愛が柱で、勇気と友情、勧善懲悪?・・・
配給元はもしかしてディズニーか?っていうイキオイです。
設定はかなり乱暴で、
・・・40日も会社休めたら、アナタ
その会社に不要と思われてますから。
・・・家族にそれを隠し通せるなんて
よほど家族はアナタに関心がないとしか思えませんから。
・・・仕返ししたところで結局は自己満足。
そんなことのために出世の道を自ら閉ざす夫を
家族が温かく見守るなんてありえませんから。
(しかもここんち奥さん専業主婦(無収入)っぽいのに)
・・・守りたいものがある→素手で憎いあんちくしょうを倒す
何の因果関係も認められませんから。
(仕返しの方法は本当にそれしかなかったのか?)
・・・唐突に「飛びたい」とか言ってBGMもなしにナルシスティックに踊り狂う
あんな高校生、絶対おかしいですから。
・・・(ネタバレになるので書きませんが)
台詞回しがやばいです。
そこで、そんなん、言わせていいわけ?!>脚本担当(原作者だけど)
・・・今の世の中、「カラオケボックスで男が女に暴行」という状況で
性的要素がからまないのは不自然です。(私の偏見か?)
・・・ってかっっ
主人公、娘 溺愛しすぎです!!!!!!!!
適当に子離れしてあげないと、娘の人生も狂ってしまいますよ。。。
いえね、全体的には悪くないと思いますよ。
そういう映画なんだと思って観れば全体のトーンも統一感ありますし。
キャスティング(ゾンビーズ最高)がよく、みんな生き生きしていて
なんか、いいよね (・∀・)・・・っていうさわやかさが残ります。
タイトル通り、「飛ぶ」イメージを意識してか、
青空のカットがそれはそれは美しいです。
ストレス溜まってる人におすすめ☆☆☆
緑のジャージ(つんつるてん)に赤いリュック(キティちゃんプリント)を
背負って肉体改造に励む堤真一のトホホ感はかなりのものでしたが
恋人にしたいのは岡田君より堤さんです。(〃 ̄ー ̄〃)
いじょう。