すうちゃんの窓

写真付きで作品・日記・趣味を書いていきます。

今日の記念日は

2017年09月16日 | 日記

今日はマッチの日だそうです

昭和23年 配給制だったマッチの自由販売が認められました

日本のマッチは フランスに留学していた清水誠が

明治8年に東京で黄燐マッチを製造したことが始まりです

また 安全マッチ マッチ箱の摩擦面に擦らないと発火しないマッチは

明治12年から製造し翌年からは輸出するまでになっていました

最近すっかり使わなくなっているマッチですが

以前は大変お世話になっています 懐かしいなぁ


そして 思い出した アンデルセン童話

マッチ売りの少女

子供の頃の可哀想で忘れられない心に残っている童話



むかしむかし 雪の降りしきる大みそかの晩

みすぼらしい服を着たマッチ売りの少女が 

寒さにふるえながら一生懸命通る人によびかけていました

「マッチは いかが マッチは いかがですか 誰か マッチを買ってください」
 
でも、誰も立ち止まってくれません

「お願い 一本でも いいです 誰か マッチを買ってください」
 
今日はまだ 一本も売れていません 
 
場所を変えようと 少女が歩きはじめた時です
 
目の前を一台の 馬車が、走りぬけました 危ない!
 
少女は あわてて よけようとして雪の上に転んでしまい 

そのはずみにくつを飛  ばしてしまいました
 
お母さんの お古のくつで少女の足には大きすぎましたが 

少女の持っているたった1つの くつなのです
 
少女はあちらこちら探しましたが どうしても見つかりません
 
しかたなく はだしのままで歩き出しました

冷たい雪の上を行くうちに 少女の足はぶどう色に変わっていきました
 
しばらく行くと どこからか肉を焼くにおいがしてきました

「ああ いいにおい・・・お腹がすいたなあー」
 
でも少女は 帰ろうとしません
 
マッチが一本も売れないまま家に帰っても お父さんはけっして家に入れてくれません
 
それどころか「この役立たずめ!」と ひどくぶたれるのです
 
少女は寒さをさけるために 家と家との間に入ってしゃがみこみました
 
それでも じんじんとこごえそうです

「そうだわ マッチをすって暖まろう」
 
そう言って 一本のマッチを壁にすりつけました
 
シュッ。マッチの火は とても暖かでした

少女はいつの間にか 勢いよく燃えるストーブの前にすわっているような気がしました

(続きはまだありますが~)





  マッチ売りの少女 












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