新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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アカモノ:赤物(晩夏の花と実・八方尾根1)

2012-09-26 09:08:54 | 植物観察1日1題


9月1日八方尾根を八方池まで登りました。季節が少しずれましたが、登山道で見かけた花や実の主だったものをシリーズで取り上げます
栂池や八方尾根で、足元に目立った赤い実はアカモノ:赤物(ツツジ科シラタマノキ属)でした。
果実が赤く熟し、食べられるのでアカモモ、これがなまってアカモノになったといわれ、イワハゼとも呼ばれます。
山地~高山の草地や林の縁などに生える高さ10~30cm常緑小低木で、6~7月わずかに赤みを帯びた白い鐘形の花を下向きにつけます(06年10月23日記事)秋に真っ赤に熟す実は直径約8mmで、萼が成長して多肉になり、さく果を包み液果に見えます。