新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

ネコノチチ:猫の乳(即物的な名前の)

2006-07-12 05:58:26 | 植物観察1日1題
変わった名前ノネコノチチ:猫の乳(クロウメモドキ科ネコノチチ属)は、果実が猫の乳首に似ているところから来ています。
山野に生える落葉高木で高さは普通5~10m、大きいもので15mくらいになります。互生する葉は長さ5~12cmの長楕円形で、側脈が目立ち、先は尾状に鋭く尖り鋭い縁には鋸歯があります。この時期、葉のつけ根に直径3mmほどの黄白色の小さな花を数個ずつつけます。
和名の由来となった果実は長さ8~10mmの核果で、黄色から赤くなり、熟すと黒くなって、中に核が1個あります。
花はごあまり小さく地味であまり目立ちません。秋に再訪して猫の乳を確認するつもりです。
同じ科のイソノキによく似ていますが、こちらの果実は球形です。
〈お断り:留守をしますので、13日・14日と休みます〉