At The Living Room Reloaded

忙しい毎日の中で少し足を止めてみる、そんな時間に聴きたい素晴らしい音楽の紹介です。

Traveling of Moon and Sun / Pharoah Sanders

2017-09-08 | Compilation
実は先日から学生の頃より毎晩の日課となっていた寝酒の習慣を辞めることにしました。誰かと飲みにいくときは別ですが、一人でお酒を飲むのは金土日だけと決め、それ以外の日は健康のためアルコールを控えるというプチ禁酒。まぁ禁酒自体は良いのですが、困るのはシラフだとなかなか寝付きが悪いこと。そこで自分の安眠用にとまた一つ選曲をしてみました。今回の題材はファロア・サンダース。いわゆるレア・グルーヴやクラブジャズを齧ったことがある人で、その名を知らないものはいないだろうというくらい超有名なサキソニストです。とりあえず以下いつものようにトラックリスト。

1. Easy To Remember (from the album "Journey To The One" / Theresa / 1980)
2. Love Will Find A Way (from the album "Pharoah" / India Navigation / 1977)
3. Sun Song (from the album "Shukuru" / Theresa / 1985)
4. Moon Rays (from the album "Moon Child" / Timeless / 1990)
5. I Want To Talk About You (from the album "Welcome To Love" / Timeless / 1991)
6. Answer Me My Love (from the album "Love Will Find A Way" / Arista / 1978)
7. Oh Lord, Let Me Do No Wrong (from the album "Oh Lord, Let Me Do No Wrong / Doctor Jazz / 1987)
8. Love Is Everywhere (from the album "Wisdom Through Music" / Impulse / 1973)
9. The Light At the Edge of the World (from the album "A Prayer Before Dawn" / Theresa / 1987)
10. Naima (from the album "Africa" / Timeless / 1987)
11. Body And Soul (from the album "Crescent With Love" / Venus / 1993)

ファロアはクラブジャズ界隈ではユゼフ・ラティーフ、サヒブ・シハブと並び、非常に人気のあるリード奏者ですが、なにせ長尺な曲が多く、さらに常人には理解が困難なフリージャズのイメージが強いことから意外と敬遠している人も多いと思います。実は僕自身もわりと最近まできちんと聴いてこなかった側の人間なのですが、今回はそんな僕のような方にこそ入門編としてお勧めしたい選曲。70年代~90年代にかけての彼のスタジオ作から比較的とっつき易い曲ばかりを中心に集めてみました。一般流通のベスト盤では権利関係のしがらみでまず実現出来ない選曲ですが、その分このあたりの音に不慣れな方でもかなり親しみやすいものになっているので良ければ是非聴いてみてください。マニアックなことを語りだせば止まらないのですが、あまり深く考えず素直な心で感じるのが良いかと思います。

Traveling of Moon and Sun
コメント
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