今日は寒い日だった。
ももはな君達は今日は出してもらえないなあと思っている。
そのせいか久しぶりに ももちゃんが障子を破っていた。まあ仕方がないか。
私が帰ってきたとき ももちゃんは外を見ていて顔を見るやいなや不満の声。
「寒いんだよ~~、出らればいよ~~」と、私。
はなちゃんは出たいと思わないので気にすることもないが、
部屋から外に出ようと思っても、押せば簡単に開くのに開けて貰おうとじっと待っている。
甘えている はなちゃんだ。
今日は ももはな君達にいわしをいただいてきた。
はなちゃんは食べないことが分かっているので、
「ももちゃんが食べないときはは私が食べるよ」と言ったら、
「昨日焼いたイワシだから、食べられないよ」と言われたが ももちゃんの方がグルメである。
「1日くらいどうってこともない。普段一度に3日分くらい作って冷蔵庫に置いておくのは毎度のこと」である。
食事の時、いわしをほぐして ももちゃんに与えたが、プイッと横を向いて離れて行った。
いつものお好みの夕飯にしたら戻ってきて食べていた。
仕方がないのでいわしはレンジで温めて私が食べた。
ももちゃんのお余りを私がいただいているようなものである。