昨日、テレビを見ていたら、サッカー元日本代表の福田が、ドイツに旅行する番組をやっていた。
「人生を変える7日旅」という番組だ。
まあ、7日くらいの旅で、人生が大きく変わるとは思えないけども。
結構、興味深かった。
酒が入ったときの正直な言葉が印象的で。
福田は、どうも、自分が何をやりたいのか、明確に見えていないという印象を受けた。
子供の頃から、全てをサッカーに賭けてきて、30過ぎで、引退するとその目標を失わざるを得ないので、サッカー選手って酷だよな、というようなことを言っていた。
それで、ゼロからやりたいことをまた、考えないといけないと。
福田は、引退する際、
そろそろ肉体的に厳しいし、引退後は、サッカーに携わって生きて行ければ良いというような漠然とした思いだけを抱いていたという。
なるほどねー、と思った。
僕なんかは、結構、自分のやりたいことが見えない時期が長く。
プロスポーツ選手みたいに、若い頃から、真っ直ぐにやりたいことをやっている人達を羨ましく思っているところがあったけれども。
結局、選手生命はいつか尽きるわけで。
カズみたいに、息が長い選手もいるが、それでも、いつかは必ず引退がやってきて。
その後の人生に直面する瞬間がやってくる。
その時の選択は、サッカーにだけ人生を捧げてきただけに。
逆に難しい側面もあるのかもしれない。
福田も、魔裟斗に近いことを言っていて。
現役時代が刺激的すぎて、普通の生活の中では、物足りない、満たされないということを言っていた。
まあ、そうなんだろうなー、とも思う。
で、監督業は自分には向いていない気がすると言いながらも、周りから進められて、漠然とその方向に向かっているような印象を受けた。
フーム。
同じ番組に、福田の対談相手で、現サッカー日本代表の長谷部が出ていたが。
非常に対照的なことを言っていた。
長谷部は、サッカーを辞めた後にやりたいことが沢山あると明言しており。
少なくとも、その1つは、明確に指導者のようだった。
それで、自分は、カズや中山のように燃え尽きるまで続けるタイプではないと言っていた。
恐らく、長谷部はどこかですぱっと引退するのだろう。
確かに、他にもっとやりたいことがあるのであれば。
衰えた体と戦いながら選手を続けるより、却って、別のことをやった方が、人生の充実感は増すような気がする。
そんな長谷部の話を聞きながら、正月特番に出ていた本田圭佑の話を思い出した。
本田は、やはり、サッカーを自分でやる以外にもやりたいことが沢山あるようで。
しかも、彼は既に、それを実践している。
オーストリアのSVホルンというチームを買収して、経営に乗り出していた。
今は、3部のようだが、5年でチャンピオンリーグに出れるチームにするという明確な目標を掲げていた。
そして、自分自身、世界と戦えないと自覚したときには、すっぱり辞めるようなことを言っていた。
色んな生き方があって、もちろん良いのだと思うけども。
先が見えないうちに、引退するとキツいのかなと、思った。
僕は、昔から、カズみたいに、燃え尽きるまでやる方が好きで。
迷いなく、そちらを選ぶ思考でいたけども。
本田みたいに、他にやりたいことが明確に見えたのであれば。
すっぱりと辞めて、別の道に進むというのもあるのかなと、思った。
結局、人生って。
その時、その時に、1番やりたいことに、100%力を注いでいくのが面白いのだと思う。
目標が達成されれば、そこにぶら下がり続けることなく、他のやりたいことに突っ込んでいく。
ただ、問題は、福田のように、目標は達成されたが、次の目標が見えてこないとき。
これは、中々難しい。
あるいは、カズの本当の心中は分からないが。
口では、今でも日本代表を目指しているというようなことを言っていた気がするけども。
さすがに、カズ自身、現実的にそれが無理だとは、自覚しているとは思う。
そうすると、全盛期と同様な充実感を得られることはないはずで。
ただ、そうはいっても、少年の頃から全てをサッカーに捧げてきたカズにとって、
やはり、全盛期ほどの充実感ではなくとも、何かしら他のことに手を出すよりは、1番、大きな充実感を得られる方向に、直感的にすすんでいるということか。
本能的に、現状で、50歳前の身体と、サッカーに全てを捧げてきた自分とを考慮して。
1番、充実感が得られる道を選んでいるのだろう。
じゃあ、僕はどうなのか。
人のことはどうとでも、批評できるのだけど。
フーム。
中々、自分のことをスッキリ整理するのは難しい。
ただ、いえることは。
大きな目標が見えようが、見えまいが。
その日に出来ることを一生懸命、100%やること。
これが、1日、1日を充実させることにつながると思う。
「人生を変える7日旅」という番組だ。
まあ、7日くらいの旅で、人生が大きく変わるとは思えないけども。
結構、興味深かった。
酒が入ったときの正直な言葉が印象的で。
福田は、どうも、自分が何をやりたいのか、明確に見えていないという印象を受けた。
子供の頃から、全てをサッカーに賭けてきて、30過ぎで、引退するとその目標を失わざるを得ないので、サッカー選手って酷だよな、というようなことを言っていた。
それで、ゼロからやりたいことをまた、考えないといけないと。
福田は、引退する際、
そろそろ肉体的に厳しいし、引退後は、サッカーに携わって生きて行ければ良いというような漠然とした思いだけを抱いていたという。
なるほどねー、と思った。
僕なんかは、結構、自分のやりたいことが見えない時期が長く。
プロスポーツ選手みたいに、若い頃から、真っ直ぐにやりたいことをやっている人達を羨ましく思っているところがあったけれども。
結局、選手生命はいつか尽きるわけで。
カズみたいに、息が長い選手もいるが、それでも、いつかは必ず引退がやってきて。
その後の人生に直面する瞬間がやってくる。
その時の選択は、サッカーにだけ人生を捧げてきただけに。
逆に難しい側面もあるのかもしれない。
福田も、魔裟斗に近いことを言っていて。
現役時代が刺激的すぎて、普通の生活の中では、物足りない、満たされないということを言っていた。
まあ、そうなんだろうなー、とも思う。
で、監督業は自分には向いていない気がすると言いながらも、周りから進められて、漠然とその方向に向かっているような印象を受けた。
フーム。
同じ番組に、福田の対談相手で、現サッカー日本代表の長谷部が出ていたが。
非常に対照的なことを言っていた。
長谷部は、サッカーを辞めた後にやりたいことが沢山あると明言しており。
少なくとも、その1つは、明確に指導者のようだった。
それで、自分は、カズや中山のように燃え尽きるまで続けるタイプではないと言っていた。
恐らく、長谷部はどこかですぱっと引退するのだろう。
確かに、他にもっとやりたいことがあるのであれば。
衰えた体と戦いながら選手を続けるより、却って、別のことをやった方が、人生の充実感は増すような気がする。
そんな長谷部の話を聞きながら、正月特番に出ていた本田圭佑の話を思い出した。
本田は、やはり、サッカーを自分でやる以外にもやりたいことが沢山あるようで。
しかも、彼は既に、それを実践している。
オーストリアのSVホルンというチームを買収して、経営に乗り出していた。
今は、3部のようだが、5年でチャンピオンリーグに出れるチームにするという明確な目標を掲げていた。
そして、自分自身、世界と戦えないと自覚したときには、すっぱり辞めるようなことを言っていた。
色んな生き方があって、もちろん良いのだと思うけども。
先が見えないうちに、引退するとキツいのかなと、思った。
僕は、昔から、カズみたいに、燃え尽きるまでやる方が好きで。
迷いなく、そちらを選ぶ思考でいたけども。
本田みたいに、他にやりたいことが明確に見えたのであれば。
すっぱりと辞めて、別の道に進むというのもあるのかなと、思った。
結局、人生って。
その時、その時に、1番やりたいことに、100%力を注いでいくのが面白いのだと思う。
目標が達成されれば、そこにぶら下がり続けることなく、他のやりたいことに突っ込んでいく。
ただ、問題は、福田のように、目標は達成されたが、次の目標が見えてこないとき。
これは、中々難しい。
あるいは、カズの本当の心中は分からないが。
口では、今でも日本代表を目指しているというようなことを言っていた気がするけども。
さすがに、カズ自身、現実的にそれが無理だとは、自覚しているとは思う。
そうすると、全盛期と同様な充実感を得られることはないはずで。
ただ、そうはいっても、少年の頃から全てをサッカーに捧げてきたカズにとって、
やはり、全盛期ほどの充実感ではなくとも、何かしら他のことに手を出すよりは、1番、大きな充実感を得られる方向に、直感的にすすんでいるということか。
本能的に、現状で、50歳前の身体と、サッカーに全てを捧げてきた自分とを考慮して。
1番、充実感が得られる道を選んでいるのだろう。
じゃあ、僕はどうなのか。
人のことはどうとでも、批評できるのだけど。
フーム。
中々、自分のことをスッキリ整理するのは難しい。
ただ、いえることは。
大きな目標が見えようが、見えまいが。
その日に出来ることを一生懸命、100%やること。
これが、1日、1日を充実させることにつながると思う。