地方での日々。

地方における悪戦苦闘の記録。

砂を噛むような思い。

2005-10-26 22:44:34 | Weblog
正直、最近まで、砂を噛むような思いの日々が続いた。
何をしても、味気ない日々。

司法試験の不合格決定から二週間以上が過ぎた。
不合格当日より、二日目のほうが辛く。
更に、1週間後の方が辛かった。

漠然とした、今後の生活が、どんどん具体化してきたからだった。

ただ、ようやく一筋の光が見えてきた気がする。
人間よく出来ているもので。
やはり、時間が色々なものを解決してくれるようだ。

昨日、今日当たりは鬱な感じも薄れてきた。

少し、司法試験を重く考えすぎたように思う。
もちろん、他の様々なものを犠牲にして、5年ほど
やってきたわけだから、軽いものではない。

ただ、それは何か趣味をやっていても同じかと思う。
ひたすらスキーに打ち込んでいても同じことだ。

5年間ひたすらスキーに打ち込んで、指導員の検定試験に落ちれ
ば、ショックは受ける。
だからといって、毎日砂を噛むような思いをするかといえば
そうではない。

「また、練習して受ければ良い」と思うはずだ。

どうしても、こういう試験をやっていると、視界が狭くなる。
司法試験に落ちても、人生は終わりではない。
普通に、腹は減るし、眠くもなる。
普通に、太陽は昇り、沈んでいく。

まあ、理屈では分かっていても、本当にそう思えるまでは、
若干時間が掛かる。
それは、人間だから、やむを得ない。
そういう弱い自分も受け入れなくては、本当にうつ病になる。

ようやく、敗戦のショックから立ち直れそうだ。
ピシッと行きたい。


ブログのタイトル変更。

2005-10-22 23:00:29 | Weblog
ブログのタイトルを変更した。

さすがに自転車で日本を回っている場合ではないからだ。
といっても来年の夏には、再開する予定。
今度は、北海道を起点に、南下していきたい。
出来れば、鳥取砂丘までつなげたい。

ということで暫定的にタイトルを変更。

ちなみにローに行ったらエクスターンシップを利用して
北海道と鹿児島の弁護士事務所で働いてみたい。
ローに行く最大の楽しみだ。

来年の現行試験に向けて、だいぶエンジンが掛かってきた。
勉強に対するやる気が充実してきたということだ。

正直、3万人中500人には、入れないんじゃないかという不安が
大きかった。
ただ、ずうずうしいが、イケるんじゃないかと考え出した。

努力なくして勝利なし。
がんばるど。










法律家。

2005-10-22 00:27:09 | Weblog


最近、ブログの更新が滞りがちだ。
しばらく書いていない。

理由は、自分の考えがまとまらなかったからだ。
この先、どうすべきか。

ただ、だんだんと方向性は見えてきた気がする。

やはり、法律家になるべきだとおもう。
ここまでやった以上、やり遂げないと、一生後悔すると思う。

じゃあ、どういう方法を取るべきか。
来年の現行試験はスッパリ諦めて、ロースクールに行くという
手もある。
それが一番安易な道だ。
今から、半年は好きなことをやって。

しかし、現行を諦めてよいのか。
それが最大の迷いだった。

現行を、すっぱり諦めて後悔しないか。
考えてみた。

やはり後悔する気がする。
僕は、これまで自分が納得のいく準備をして司法試験に望めた
ことはない。
もちろん、専業受験生も同じだとは思う。
ただ、その度合いは、仕事の傍ら勉強してきた僕とは大きく、
違うと思う。

今年は、少なくとも3月までは納得のいく勉強が出来る。
その状態で一度は受けてみたい。

法的な思考もかなり身についてきた。
後は、それを練習するのみの状態だとおもう。

来年は、最終合格者の数が今年の約3分の1になる。
正直、甘くはない。
ただ、オリンピック選手を目指すわけではない。

日本中にライバルがいて、その中のトップ2~3人に
ならなくてはいけないというわけではない。
500人に入ればよいのだ。
しかも、現時点で、今年の合格者を除けば、1000番くらい
に位置している。

ベストを尽くして、悔いのない状態で現行試験を終えたい。
仮に来年落ちたとしても、新司法試験につながる気がする。



今年は、数年ぶりにスキーに行けるかと思っていたのだが・・・。
新雪を滑りたかったなー。

2526位。

2005-10-13 20:59:31 | Weblog
本日、論文試験の成績が返ってきた。
7400人ほど受けている中で、2526位だった・・・。
大体、上から3分の1くらいかな。

1450人ほど合格だから、まだ厳しいか。
点数的には、4.5点くらい足りなかった。
たしか、132.75点で合格だったはずだが、
僕は、128.26点。

惜しくもないし、全然だめでもないというある種
中途半端な成績。

1450人ばかし、合格して居なくなって、
完全撤退する人を入れると、来年ギリギリいけるかも・・・。

まあ、去年2440位で1500人抜けるから、いけると思ったが
結局変わらずなので、そういう計算は意味なしかな。

成績通知を開くときは、何かの間違いで受かってないかな~
と思ったが、やはり駄目だった。

今、答案の再現をしてるが、今見ると、かなり有り得ない答案を書いて
いる。
本番の異常な緊張感が、おかしなことをさせているのだと思う。
正直、よく2526番で留まったなーと思うくらいだ。


もうロースクールに行くしかない。
キャンパスライフは楽しいかもしれないなー。
なーんて言ってみたりして。

しかし、本当に仕事辞めててよかったなーと思う。
仕事辞めてなかったら、仕事辞めるか悩むし。
ロースクールに行くか悩むし。

仕事辞めるにしても、すぐには辞められないし。
のんびり遅寝も出来ないし。

要は金稼げればよいわけで。
自由を取るか。

それとも自由を会社に売りつけて、幾ばくかの安定的な収入を
取るかだ。



ゼミ。

2005-10-09 23:14:30 | Weblog
今日、久々にゼミの会合があった。

今年は、20人中15人が択一に合格。
15人中8人が論文に合格した。
本試験を受けている最中から、ゼミの人に有利な傾向では
ないかと思っていたが、まさか50パーセント超えるとは
思っても見なかった。

一応、その15人の中の一人だったのだが、
8人には、入れなかった。
残念。

今年、合格できなかった人の中には、やはり完全撤退の人も
いて、いろいろ考えさせられた。
完全撤退というのも、さっぱりして気持ちよいのかもしれない。

今年から、中央ローに通っている人も二人ほど来ていて、
いろいろ話を聞けたのが有意義であった。
前期は、うまくやりくりすれば、かなり時間を確保できるようであり、
来年、現行に挑戦することに大きな支障はないようだ。

仕事をしている頃に比べれば、はるかに時間を確保できるであろう。
仮に大学院生であるとしても。

しかし、ほんの少し前までは、自分がロースクールに行くということは、
全く現実味がなかった。
受けてはいても、どこか他人事の感覚で。

不合格判明から二日。
一気に現実味を帯びてきている。

もともと、勉強することは嫌いではない。
生きやすくなることに直結しているのであれば。

実際、働いていたころも夜間の大学院を受験したことがある。
そのときは、幸い不合格に終わったのだが。

人生いろいろ。
本当に考えることが多くて、歯ごたえのある生き方になってきた
なあ。


反省。

2005-10-08 10:38:37 | Weblog
今更だが、今年の試験の反省。

最大の問題点は、実力が少し付いたため、司法試験をやや甘く考えてしまった
ことにあったのでないかと思う。

今年の6月頃。論文試験の少し前。
正直、自分は、ほぼ確実に受かると思っていた。
その心持ちが、油断を生んだ気がする。

今年は、去年に比べ、論文の問題が難化した。
あるいは、傾向がやや変わったというか。
やや細かい未知の問題と事務処理が問われたように感じる。

僕は、正直、そのような変化を想定していなかった。
去年、一昨年の傾向で、問題は既に煮詰まっていると考えていた。

それゆえ、試験会場で、うまく対応できなかったように感じている。
不測の事態を想定していなかったが故に、に対応できなかったということだ。
まあ、実力不足といってしまえばそれまでだが・・・。

あらゆる場面を想定して、その場合にどう対処するのが最善なのか
を練り上げておくべきだった。
もちろん、ある程度の、事態は想像していた。
しかし、それ以外の事態が生じたのだ。

僕のように、勉強量がやや少なめの人間は、戦略で勝負しなくては
ならないはずで。

にもかかわらず、戦略面の追及が不足していた。
そこに油断があったと思う。

もちろん、時間的な制約から、あらゆる場面を想定していたとしても
十分な準備ができたかは定かでない。

しかし、本当にこの試験には勉強させられる。











後悔しない選択。

2005-10-08 01:22:52 | Weblog
さすがに今日は、中々床につく気がしない。

かなり眠いといえば眠いのだが、ネットサーフィンを繰り返している。
ほかの受験生のブログをチェックしたりしている。

しかし、総じて皆、落ちている。
まあ、80パーセント以上が論文で弾かれるのだから、見るブログのほとんどが
不合格者なのは、当たり前なのか。

今年であきらめる人。
来年に向かって、もうすでに勉強している人。
悩んでいる人。

いろんな人が居る。
奥さん、子供が居て、仕事をしながら頑張っている人も居る。

読んでで、元気が出るブログも少なくない。

そうしたものを読んでいて1つ強く思ったこと。
それは、後悔しない選択をしたい、ということだ。

今、考えると27歳でこの勉強を始めようと決意した時、
仕事を辞めるべきであった。そして勉強に専念すべきであったと思う。
正直、後悔している。

こうした後悔を繰り返したくはない。

3月で仕事を辞めたこと。
それについて、全く後悔はない。
むしろ前述のとおり、遅すぎたことに後悔しているくらいだ。
落ちた今でも、その気持ちに変わりはない。
前の職場に、全く未練はない。

じゃあ、どうすることが、後悔しない道を選ぶことにつながるのか。
難しい。

今、司法試験以外にもやりたいことが沢山ある。
うまく折り合いを付けつつ、現行試験の勉強をすべきか。

しかし、現行試験をやるのであれば、中途半端なことはしたくない。
来年は絶対に受かるように勉強しなくてはならない。

あまり時間は割けないが、じっくり考えたい。

しかし、ブログの題名を変えなくてはいけないかな・・・。
さすがに、当分、自転車での旅は出れそうにない。














桜散る・・・。

2005-10-07 18:39:40 | Weblog
今日、4時に論文試験の発表だった・・・。

4時半に法務省のホームページで確認。
僕の番号は無かった・・・。

頭がズーンと重くなった。
ダメかもしれないとは、思っていたが・・・。
無職でもあるし、きつい。

まあ、仕方ない。
試験に落ちても明日はやって来る。
気分を一新しなくては。

1日1日を充実させて生きることが大切なことは、
不合格でも変わりがない。

しかし、今後の身の振り方。
漠然とは考えていたが、どうしようかな。

1 ロースクールに入学して、来年の現行試験を受ける。
2 ロースクールに入学して、新司法試験に専念する。
3 来年の現行試験に、賭ける。
4 撤退して、全く別のことをする。

正直、無職になって全くゼロからのスタート。
弁護士に固執する必要はない。
かといって、ここまで頑張ったものを辞めるのももったいないし。

負けたまま退場したくはない。

現行試験1本で行きたい気持ちもある。
ここまで、専業受験生と1度も同じ土俵で戦った気がしない。
仕事をしながら、中途半端な戦いをしてきた気がする。
自分の選んだ道だから仕方ないのだが、心に引っ掛かりがある。
ロースクールに行けば、来年もハンデを負った戦いになる。

悩ましい。

もっとも、全く別のことをやってみたい気もする。
今年合格していれば、こんな悩みも無かったのだが・・・。

とにかく、来年も受けるのであれば、クヨクヨしている時間はない。
休養は十分すぎるほど取った。

心機一転頑張らなくてはならない。
しかし、司法試験とは厳しい試験だなー。つくづく思う。


明日、論文試験の合格発表。

2005-10-06 11:06:11 | Weblog
いよいよ、明日、論文試験の合格発表だ。
不合格発表でもある。

ここで、合格していれば、ロースクールに行く必要はない。
なんとか、合格してないだろうか。

先日は、一晩に3回も不合格の夢を見てしまった。
発表会場に行って、掲示板を見るも、僕の番号はないという
夢だ。

目が覚めて、ホッとした。
目が覚めてホッとするという瞬間を、一晩に3回も味合わされた。

しかし、夢が現実化する可能性は高い。

過去3回、自分の番号がないという事態に遭遇している。
当時は、働いていたため、仕事中にこっそり、ネットで確認したりしていた。
自分の番号がないというのは、あっけなくわかるが、やはり頭が一瞬真っ白になった記憶がある。

上司から話しかけられても、右から左に言葉が抜けていった。

今年は、法務省まで発表を見に行こうか。
それとも、ネットで地味に確認するか。

ネットで確認して、番号があったら、法務省まで行くという手もある。

もう合否は決まっているのだろうが、神様お願いします・・・。




チャリと車。

2005-10-03 21:01:51 | Weblog
今回は、10日ほど、車で道東を回った。
車は、移動の手段として圧倒的に優れている。
同じ時間なら、距離にして5倍くらいは進める。

しかし、移動自体を楽しむという要素はうすい。せっかくの草原も、一瞬で通り過ぎてしまう。牛や馬が居ても1秒だ。走りながら残念に感じた。チャリなら数倍楽しめる。

今回は、釣りという主たる目的があったので良かったが。
観光地を車で回るだけという旅は、僕には面白くない。
今回も、1日観光に費やしたが、体力を持て余した。年とって、体力が落ちたときにハトバスで回れば良い気がする。

自転車を使い、町並みをひしひしと肌で感じながら、走ることには、はるかに劣る。

今回、自転車で北海道を回りたいと強く思った。いつか実現したい。

とは言っても、時間に制約のある社会人には車しかないかもしれないが・・・。