のらさんのうだうだ日和

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「花嫁とパパ」の話12

2007年06月27日 12時42分38秒 | 2007年04月期ドラマ

「花嫁とパパ」 公式サイト Final・「娘に贈る歌…」(視聴率12.2%、平均視聴率11.78%)

またもや、1万字オーバーしてしまった!
最終回は気合入りまくりだからさ!
すんませんが、色を抑えさせて頂きました。
この方が、目がチカチカしなくて良いでしょ!



犬飼美奈子(和久井映見)から渡された母・陽子から、娘・愛子(石原さとみ)に宛てた手紙。
『愛子へ
この手紙をあなたが読んでいるということは、
あたしはもう、この世にはいないのでしょう。』

そこまで読むと美奈子に手紙を返す愛子。
愛子「一人に、してもらえませんか?まだ、心の整理が…。」
美奈子「そう、分かった!じゃあ、まだ預かっとくね!」
ドラマでは良くある事だから、愚痴を言っても始まらないが、…何でそこまで読んどいて続きを読まないのか、意味分からん!!!

宇崎賢太郎(時任三郎)「愛子!愛子!三浦、静岡に帰ったぞ!」
愛子「…」
賢太郎「退き止めようとしたけど、ダメだった。」
愛子「どうしてそんな事を!」
賢太郎「行くぞ!」
愛子の手を取り三浦の後を追おうとする賢太郎。
愛子「ちょ・ちょっと待ってよ!!」
賢太郎「お前、三浦の事が好きなんだろう?うん?まだパパの事、一人にして置けないなんて思ってるのか?確かに結婚して愛子が居なくなったらツライ!だけど寂しそうにしているお前を見ている方がよっぽどツライ!」
愛子「!」
賢太郎「幸せになれ。幸せになってくれ!」
くっちびる厚いなあ!!
以前から時折、書いて来たが、石原さとみはくちびる厚いよね!
”唇が厚い女性は情も厚い”なんて言葉を見る度に思い出して、石原さとみは情が厚いんだ、うん!
なーんて考えてる自分が結構ウザイかもって思っちゃった!


賢太郎に愛子を取られて、さっさと諦めてしまう三浦誠二(田口淳之介)。
愛子を幸せに出来るとも思えないし、家業を継いでも長続きするとも思えない!

愛子「三浦さんと別れるのはツライ。けど、三浦さんの家族、悲しませるのもすごくツライから。」
そんな、良い両親じゃないと思う。何より礼儀知らず!上からモノを見て話す不遜な態度!
長男は勉強が出来たばかりに家業を継がず、次男は長男ばかりに愛情を注ぐ両親を見限って家出同然に東京に出てきた。
つまり、子供の教育がなってないって事だよね!


岡崎安奈(滝沢沙織)「独立!?あんた、ゴーマンについてくの?」
愛子「はい。」
岡崎「なら、三浦くんの事、マジで諦めるの?ねえ」
愛子「金山先輩、衣装の貸し出し伝票です!」
金山初音(西原亜希)「ありがとう。」
岡崎「ねえ、あんたそれで良い訳?」
愛子「これで良いですか?雑誌の掲載する写真は。」
金山「うん、ありがと!」
愛子「はい。」
岡崎「宇崎!!良いの?何だか訳の分からない女と結婚させちゃって。そりゃあ宇崎にも事情があるんだろうけど。」
愛子「三浦さんが幸せになってくれたら、私も幸せなんです。」
ウザイ岡崎に、無視する愛子。立場が逆転してるよ!
愛子よ、一応、岡崎は先輩だぞ!


鳴海駿一(小泉孝太郎)「負けたよ!プレゼンに勝ったのはトパーズだ!」
槙原環(白石美帆)「トパーズって…。」
愛子「すいませんでした!やっぱり、私なんかのアイデアじゃ…。」
鳴海「確かにこれで負けた。けどこれは、僕たちが自信を持って出した企画だ!」
愛子「はい。」
鳴海「良くやってくれた。ありがとう!」
あっさりと負けたな!もう少し引っ張ると思っていたのだが。結局は、”仕事<ウザイ”なのか?

鳴海「今回のプレゼン、初めて父親と競合して、勝つ事に意地になってた!けど負けたのに、プライドが傷付く所か父親と正面からぶつかった、満足感みたいなモノがあったんだ!独立してからが本当の闘いだと思ってる!」
愛子「はい!」
鳴海「困難なのは分かっているけど、一人でやってみるよ!」
愛子「はい!…えっ?一人で!」
鳴海「君は僕と違って、大切なモノに囲まれて育って来ただろ!僕についてきたら、多分それを捨てる事になる。」
愛子「でも、私は。」
鳴海「大切なモノを捨てる事は無い、それは君の魅力だから!」
一人独立した後は、まさか、スーパー派遣を雇う気では!?(うそうそ!)

愛子「三浦さんに会ったの?」
賢太郎「美奈子の店に来た!すぐ帰ったけど。」
愛子「そう。」
賢太郎「仕事頑張ってくれって言ってたぞ。あいつ何しに来たんだろなぁ?」
愛子「会社に辞めるって報告しに来たんじゃない?」
賢太郎「美奈子の店にだぞ!」
愛子「お父さんが居ると思ったんじゃない?顔を見に来てくれたんじゃない?」
賢太郎「あいつ、何か話したかったんじゃないかな~?」
愛子「何を?」
賢太郎「いや、分かんないけど。愛子、手術の日、会社休めないか?」
愛子「えっ?」
賢太郎「何か心配でさ、あいつ!」
どうでも良いけど、”じゃない”が多いんじゃない?

三浦「どうすれば良いのか、分からないんです!もし父が倒れてなかったら、店を継ごうだなんて思ってなかったし、宇崎さんとも別れる事はなかったんです。小さい頃から親に期待されてなくて、それで家を出て、早く一人前になって、自分の家族が欲しかった!宇崎さんとなら、幸せになれると思っていました。宇崎さんのお父さんみたいに、家族を愛せると思っていました。」
宇崎さんのお父さんじゃダメかな?ほら、同じ宇崎さんだし。幸せになれるか試してみては?
賢太郎「三浦。」
三浦「けど、父と母の事も放って置けなくて。見合いをすれば店を救えるかも知れないけど、正直、父のように守っていく自信もなくて、どうすれば良いのか?自分がどうしたいのか?分からなくなりました!」
三浦の両親が、また結構目立つ辺りで聞いてるんだよね!ドラマだけどさぁ、もう少し隠れようよ!
愛子も何かしゃべれ!

賢太郎「君の、一番大切なモノは何だ?愛子との結婚か?家族を作るという夢か?それとも、店を守る事か?」
三浦「・・・」
賢太郎「君の一番失いたくないモノって何だ?」
ウサギさん!……ぴょん!
三浦「父に無事でいて欲しいです!」
賢太郎「だったら大丈夫だ!ウチを継ごうが、見合いをしようが、そんなもん家族の命に比べれば問題じゃ無い!君は、ちゃんと自分の家族を愛してる!その気持ちさえあれば、後は何だって乗り越えて行ける!俺なんかそれだけで乗り越えてきたんだぞぉ。お前にも出来る!俺が保障する!」
三浦の父「誠二!」
賢太郎「お邪魔してます!」
三浦「父さん!手術頑張って!後の事は、全部僕に任せて!」
三浦の父「偉そうな事を言うな!」
お前もな!
三浦の父「お前に、店は継がせない!」
三浦「…」
三浦の父「宇崎さん。」
賢太郎「はい!」
三浦の父「まだまだ、未熟な息子ですが、一つ宜しくお願いします。」
賢太郎「えっ?」
三浦の父「お嬢さんと結婚させてやって下さい!」
賢太郎「あ、いや、あの…」
三浦の父「息子をこんなに愛して下さって、感謝します!」
三浦のお父ちゃんに認められたぞ!これで賢太郎と三浦の間には、障害が無くなった!
愛子は2人を思って身を引くのだ!…なんちゃって!

三浦の父「誠二、結婚しろ!」
賢太郎「三浦さん!」
三浦の父「私だって、子供を信じています。」
私だって、タマには良い人演じたいって、そんな感じ?
賢太郎「はい!」
三浦の母「お父さん、もうそろそろ。」
三浦の父「ああ。」
三浦「お父さん!店は兄貴には継がせないでね。もっと大きくなって必ず僕が継ぐ!だから、それまで元気でいて!店を守ってて!」
まさか、財産狙い?
どうでしょう、細かいチャチャがウザイでしょ!!ホホ!
冗談はさておき、三浦の父親の手術は無事成功する。


『今回のプレゼンで自分の未熟さを痛感しました。ですが、いつかあなたを越えてみせます。鳴海駿一』
鳴海が父親に送ったメール。こいつも結構ウザイね。
自分の父親にメールで言う事じゃないと思う!自分の口で伝えろって!
結果として、愛子も三浦も鳴海も、誰一人として父親を越えていないっていう話なんでしょ!?

槙原「失礼します。」
鳴海「槙原さん!」
槙原「まだ、いらしてたんですか?」
鳴海「宇崎さんは誘わなかった。一人でやってみるよ!」
槙原「そうですか。」
鳴海「それと、次の室長に、君を推薦して置いたから。これからは上司と部下の関係じゃなくなる。今よりも良い関係になれるかも知れない。」
槙原「ライバルになるかも知れませんよ!」
鳴海のパソコンに、父親からのメールが届く。
鳴海「父からだ!」
『いつも、お前の仕事ぶりは見ていた。早くわたしを越えてみせろ。鳴海俊彦』
鳴海「どんなライバルだろうが、負ける訳にはいかない!」
俊彦って…トシちゃんじゃん!

美奈子「良かったわね!」
賢太郎「ああ、良かった!」
愛子「美奈子さん。お母さんからの手紙、今持ってますか?」
美奈子「うん。持ってる、けど…。」
愛子「お父さんの一番大切なモノって、それを私は奪ったのかと思って、怖くて読めなかったの。でも、今なら何となく分かる。お母さんがどうして私に、これを残したのか!」
賢太郎「愛子!」
美奈子「あたし、ちょっと買出し行って来る!」
賢太郎「いや、美奈子も居てくれ!」
美奈子「いいわ」
愛子「居て下さい!美奈子さんは、家族同然ですから!」
頷く美奈子。
愛子「愛子へ。この手紙をあなたが読んでいるということは、あたしはもう、この世にはいないのでしょう。
愛子、お母さんらしいこと何もしてあげられなくてごめんね。
けど、どうしてもあなたを産みたかった。あなたに会いたかったの。
私は元々心臓が弱くて、結婚どころか人を好きになることにも臆病になってた。
そんな私を美奈子は良く外に連れ出してくれて大学のキャンパスで初めてパパを紹介してもらったの。
パパはね、曲がったことがきらいで不器用だけど、そのぶんあたたかい人だった。
あたしの身体のことを知っても、それでも愛してくれたのよ。
だからパパが結婚しようって言ってくれた時には、あたし嬉しくて泣いちゃった。
パパはね、いつもあたしを支えてくれた。
あたしはパパに抱えきれないくらいの幸せをもらったの。
その一番の幸せが、愛子、あなたよ。
だから、あなたを授かった時、不安はあったけど産みたいって思ったの。
パパはすごく辛かっただろうけど、それは分かってたけど、あなたはあたしがパパを愛した証だったから。
だから、二人で何度も話し合って、最後にパパが産もうって言ってくれた時は、本当に嬉しかった。
愛子って名前は二人で考えて決めたのよ。
パパはみんなに愛される子供だから愛子だって言ってたけど、あたしは人をまっすぐ愛する女性になって欲しいから、愛子って名付けたの。
愛子はもうすぐ結婚するんですね。
きっとあなたも心から愛する人と、巡り合えたんでしょうね。
もし悩んだり、くじけそうになったら、迷わないでパパに相談して。
愛子が結婚して、新しい家族を作っても、パパはずっとあなたの味方でいてくれるハズだから。
それは、あたしが保障する。
家族の絆を強く持って、助け合って生きて行ってね。
どんなに遠く離れていても、あたしたちは家族よ。
あなたは、あたしとパパの大切な宝物。
愛子を産めるあたしは、すごく幸せ。
後悔なんてしてないからね。
愛子、身体にだけは気をつけてね。
それとパパに伝えて。…あたしを愛してくれてありがとう。
賢ちゃんを愛せて幸せだったよ。」
手紙の終わりには、”1986年11月 宇崎陽子”と書かれている。
愛子「お父さん、一つだけお願い聞いて!」

野原でキャッチボールをする、愛子と賢太郎。
愛子のお願いは、キャッチボールだったのでしょうか?
愛子「お父さん!」
賢太郎「おあ?」
愛子「今まで、育ててくれてありがとう!」
賢太郎「…」
愛子「あたし、お父さんの娘で良かった!」
賢太郎「…」
ボールを掴む賢太郎。
愛子の背後から三浦が顔を出す。
愛子「三浦さん!」
三浦「ただいま!」
愛子「おかえりなさい!」
三浦「行きますよ!宇崎さんのお父さん!」
賢太郎「お父さんで良い!俺は、君のお父さんになる!」
三浦「ハイ!」
愛子「三人でやろう!投げて!」
三浦「ちゃんと投げてくださいよ、お父さん!」
賢太郎「このやろう、急に馴れ馴れしくしやがって、このやろう!大体、君の笑顔は爽やか過ぎるな!」
三浦「愛子さん!」
愛子「誠二さん!」
どさくさにまぎれて下の名前で呼んでやがる!

一年後、皆に見守られながら、バージンロードを腕を組み歩く賢太郎と愛子。
その手は、三浦へと渡される。
愛を誓い合い、キスをする二人。ケーキ入刀。
酔っ払って電線音頭を歌う五味紀男(浅野和之)。
止める神田竜太(忍成修吾)。
その神田と岡部真弓(佐津川愛美)は、付き合っている事が判明する。
そして、次のプレゼンで鳴海と槙原が競合することも判明。
三浦の父からマイクを受けた賢太郎が急きょ挨拶をする事になる。
賢太郎「えっと…私は、私は…私は、娘の結婚には反対です!!」
愛子「お父さん、えっ、何言ってるの今更!!」
美奈子「賢ちゃん!」
賢太郎「結婚というのは、その、相手と一生添い遂げるもんだと私は思ってます!例え、私のように妻を亡くしたとしても、それでも愛し続けるのが結婚だと思っています!だから最初、結婚を簡単に口にする二人に、腹を立てました。でも、この二人は、諦めませんでした。この二人と毎日ぶつかっている内に、幸せになって欲しい、そう願っている自分に気が付きました。二人は、妻が元気だった頃の私たちに、似てました。娘は、良い人に巡り合えたと思います。娘は、良い職場に恵まれたと思います。皆に愛されている娘は、世界で一番幸せな、花嫁です!出来るなら、この、この、愛子の姿を、この、愛子の姿を、…」
しゃべれなくなった賢太郎に、ギターを渡す美奈子。
賢太郎「美奈子。」
美奈子「歌ってあげて、陽子に!」
拍手が起こる。
賢太郎「愛子が、まだ妻のお腹の中にいた頃、良く歌って聞かせた歌です!」
”君の帰る場所”を歌う賢太郎。
賢太郎に合わせて、愛子が一緒に歌いだす。

賢太郎「いただきまーす!」
朝食を一人取る賢太郎。
賢太郎「行ってきまーす!」
上着を着て出かける。
部屋の愛子との写真は、愛子が小さい頃から徐々に成長するに連れて、賢太郎を避けるようになって行く。
しかし新たに増えた写真では、賢太郎と愛子の手がしっかり握られている!

空港。
賢太郎「パスポートは持ったか?チケットは?財布は?」
愛子&三浦「全部持ってます!」
愛子「あっ、憧れのハワイだ!何かワクワクしますね!」
賢太郎「新婚旅行だからってな、ハメを外し過ぎるなよ!ほら、お前は外国初めてだから。」
三浦「安心して下さい。僕がついてます!」
愛子「お父さん、じゃあ行って来ます!」
賢太郎「行ってらっしゃい!気をつけて!」
三浦「行ってきます!初めてだね、二人で旅行なんて。」
愛子「やっと二人きりになれましたね!フフ。えーと、あたしたちの席は、11のAとBですね!」
三浦「うん!」
笑顔で手を振る賢太郎が急に真顔になり、懐に手を入れるとそこにはパスポートとチケットが…。
賢太郎「11のC。」
歩き出す賢太郎。上着を脱ぐと下にはアロハを着ている。
幸せいっぱいの二人は、まだこれから起こる事を知らない。キャー!!!
ホラーかよ!
娘の新婚旅行について行くとは、さすがウザイ賢太郎!
まあ、空港が映った時点で、ついて行く事は察しが付いたんですけどね。
というか、最終回のサブタイトルが”娘に贈る歌…”だと知った時点で、ウザッと思った!
最初から最後までウザさを追求した姿勢には、頭が下がるね!


追記:【参考:6/26(火)】
花嫁とパパ…最終回12.2%、平均11.78%
鬼嫁日記 いい湯だな…最終回10.5%、平均11.99%
ドキュメンタリードラマ・「うつ」への復讐~絶望からの復活~…16.5%


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