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「たったひとつの恋」の話10

2006年12月18日 10時47分15秒 | 2006年10月期ドラマ

「たったひとつの恋」 Official site 最終話(視聴率12.6%、平均視聴率11.61%)

たったひとつの恋 ノベライズ本/北川悦吏子著このドラマの一番の貢献者はオレンジのイガイガくんです!
最後まで弘人と菜緒を引っ付けようと頑張りましたとさ!


夜中にオレンジのイガイガを振ると、神崎弘人亀梨和也の工場に光を見つけ駆けつける月丘菜緒綾瀬はるか
菜緒「何で居るの?」
弘人「そっちこそ何しに来たの?」
菜緒「弘人に会いに。」
弘人「それ・それダメでしょ!だって、あんた結婚するんでしょ!」
菜緒「痛いトコ突くな!」

痛いのはあなたの頭です!
弘人の事も過去の事にして大人になったのかなと思っていたのですが、行動は子供で。
対する弘人はまだ菜緒に未練たらたらで…。
(父親の指輪のペンタントを外していたのが唯一の救いのように感じました。やっと重荷から解放されたんだなと…。)
この一連の会話が微妙に成り立っていないのは視聴者は弘人の側から見させられているからで、最後まで見てからもう一度見直してみると菜緒の会話の真意が分かってくる。
弘人「幸せになれよ!…何だよその顔!」
菜緒「何だろ、どんな顔してた?」
あたしはどんな顔をしてたんだろう?どんな顔したら良いんだろう?なんてね。
菜緒「弘人は大丈夫なの?」

あたしは大丈夫じゃないのに、弘人は大丈夫なの?という意味?
菜緒「あたしの心配はいらないの?」
あたしの事はもうどうでもいいの?ってな感じ?
菜緒「困るね、こういう所で笑っちゃって楽しくなるのは違うよね!」
菜緒は小さな幸せを感じたのかな?
菜緒と弘人の間に張られたロープは2人の障害を表しているんだろうけど、ちょっと作為的!?
菜緒「好きだったよ!」
弘人「知ってる!」
菜緒「何よそれ?」

ふと目を伏せる菜緒の表情が、知らないくせにと言っているように見える。
菜緒「いけないけど、行くね。」
一番意味不明なのがこのセリフ!
イケナイ、つまり良い事じゃ無いけど、行くのか?
あるいは、行きたくないけど、行くのか?
菜緒の心の中の複雑な感情を表そうとしたのかな?
やっぱオイラは、真意、分かってないね!!!

月丘達也要潤は海洋生物学を専攻していた。
達也「ちなみにアンコウですけど、アンコウの仲間は25種類あります。僕たち日本人が食べているのがほとんどがキアンコウという種類ですね。」
アンコウについて語ってどうする!本当にボンボンだ!
達也がしっかりと父親の後を継げば菜緒の結婚話も無かったかも知れないのに。

前にも書いたかも知れませんが、何度見ても菜緒が先生って…子供が子供を教えているようにしか見えない。
なのに養護学校って、大丈夫だろうか?

菜緒は結婚を取り止め北海道の養護学校へ赴任する事になり昔のメンバーで歓迎会を開く事になる。
オレンジのイガイガを取ってあげた事を忘れたという弘人に菜緒は喰ってかかり喧嘩になってしまう。
菜緒「何で、何でそんな大事な事、忘れられるんだろう!」
弘人「は?」
菜緒「気にしないでよ、独り言だから。」
弘人「いや、独り言になってないから、皆に聞こえてんじゃん!」

喧嘩の内容が幼稚だー!それに周りも止めろよな!
あまりにも呆れて止められないか。
それでも痴話喧嘩に発展させるオレンジのイガイガくんに拍手!

結婚してからも元カノ本宮裕子戸田恵梨香の尻に敷かれる草野甲田中聖
弘人を工場に呼び出すようにお願いではなく命令され、お前そんなしょうもない演技で誰が騙されるんだって演技して…。
弘人「思い出の場所に来て、産気づいて機械の、機械の下敷き?何だそれ、騙された!」
そんな演技にだまされる弘人は案外間抜け。

3年目のクリスマスイブは入院でもしてたのかなと思ったら、本当にしてたんだ!
安直だぞ!
ただ、4年目に菜緒は振ってたんだ!
応答はあるはずも無く。
誰も居ない工場に向けて振っていたという事になるのかな?


良く走ってバスに追い付けたなと思う!
いくら信号が味方をしたって、マラソンランナーだとしたって追いつけないと思う。
だってその前にどれだけ走ってるんだよ!
バス待たすなよ!
この2人はどれだけ周りに迷惑かけるんだよ!
という事で、ラストシーンの会話はそのまま載せてみました。(どういうことでだ!)


菜緒「どうしたぁ、弘人?」
弘人「どうしたじゃねーよ!勝手に行くなよ!あんな手紙残してさ。かってに行くなよ!はあ、はあ…」
菜緒「だって」
弘人「それ言えよ!入院してて振れなかったってさ、ちゃんと言えよ!」
菜緒「だって」
弘人「だってじゃねーよ!頑張れねーかな!?今から俺達頑張れねーかな!?前は無理だったけど今だったらその壁つーか、一緒に越えられなーかな?」

クラクションが鳴り、バスの運転手より時間が無いと告げられる。
菜緒「私降ります!行ってください!」
弘人「お前、バスいいの?」
菜緒「いいよ!飛行機はいつだって飛ぶもん!弘人は今しかいない!」

弘人の胸に飛び込む菜緒。
菜緒「頑張る!乗り越える!2人で頑張る!も一回頑張る!」
弘人「でも、養護学校の先生はちゃんと頑張んだからな!」
菜緒「うん。」
弘人「応援すっから。」
菜緒「うん。」
弘人「でも俺達付き合うかんね!」
菜緒「うん!遠距離恋愛って奴?」
弘人「でも、いつも一緒だから。」
菜緒「うん!」
弘人「そいで、そいで一緒になろう!」
菜緒「うん!」
弘人「うんって、返事早えーよ!一応プロポーズなんだからさ。」
菜緒「良いよ!了解!」
弘人「了解!」

呆れた顔で見守る甲・亜裕太・裕子。
菜緒「あーっ!スーツケース!スーツケース忘れた!」
弘人「何処に?」
菜緒「バスん中!」
弘人「マジで?」
菜緒「マジで!」
裕子「どうした?」
菜緒「スーツケース!」
裕子「えー?」
菜緒「スーツケース!」

全員がバスを追いかけて走り出す。
僕は君といると探し物ばかりしてるんだ!

最後、皆で走り出すって昔の青春ドラマの典型だな!
菜緒のセリフのほとんどが「だって」「うん」「スーツケース」の繰り返しなのが打ってて不思議な感じがした。
本当に分かってんのかと言いたくなる!
最後の弘人のセリフは意味分からん!
いつも探し物ばっかしてたっけ?皆の晒し者にはなってたような気はするが。

菜緒が養護学校に行くという情報は前もって耳に入っていたので、もしや2人は発展的に別れるのかなとも思っていましたが。
フタを開けてみればハッピーエンドで、まあ良かったかなと!
最後はオレンジのイガイガくんで終わらせて欲しかった。
だってこのドラマの主役でしょ!えっ、違うの!?


追記:【参考:12/16(土)】
連続テレビ小説・純情きらりスペシャル~桜子と達彦、愛の軌跡…6.0%
土曜プレミアム「私の頭の中の消しゴム」…12.8%
土曜ワイド劇場「西村京太郎スペシャル・五能線の女」…15.2%

【参考:12/15(金)】
笑える恋にはしたくない…最終回8.7%、平均8.30%
アンナさんのおまめ…最終回7.9%、平均7.19%
逃亡者おりん…8回9.4%、平均8.40%


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