この間、NHKのBS「BSこだわり館 THE・少女マンガ! 作者が語る名作の秘密」3回目で成田美名子(CIPHER)の特集をしていた。
そもそも私が成田美名子を知ったのは、あだち充の漫画(たぶん陽あたり良好!あたりだと思うが…)を読んでいたら「川原由美子先生ありがとう」的な事を書いてあった。川原由美子の漫画かインタビューか(これも何か忘れた)を読んでいたら、成田美名子の名前が出てきた。そんでもって成田美名子のコミックを買ってきて読んだのが最初である。
「みき&ユーティ」「あいつ」「エイリアン通り(ストリート)」など当時既に発売されていたコミックを片っ端から読んでいった。
「エイリアン」ではダースベイダーやマイケル人形、果てはシャア少佐の早口言葉まで登場し、遊び心たっぷりだったので比較的抵抗無く読めたのを覚えている。
番組の中で紹介していた自殺をした子が「エイリアン」のコミックを自分の棺の中に入れてくれ、うんぬんの話は以前から知っていたが作者が結構気にしていたとは知らなかった。確かに「エイリアン」以降の作品には一本筋が通った感がある。
成田美名子漫画の良いところはキャラクターが生きている事だと感じる。個々のキャラクターが違う背景を持ち、違う考えに基づいて行動する。大まかなストーリーの流れさえ与えてあげれば勝手に動きだしそうである。
「エイリアン」がアメリカ西海岸が舞台だったのに対し、「CIPHER」「ALEXANDRITE」は東海岸が主たる行動範囲となってくる。
当時は開放的なアメリカ西海岸に比べ、犯罪の巣窟ニューヨークシティと言ったイメージが強く、自分の知識がかなり偏っていた事を知らされる作品であった。(良い所もいっぱいあるのだよ!)「CIPHER」「ALEXANDRITE」はかなりお洒落な感じのする漫画でなのある。
当時、日本にNBAのドリームチームが来た事があった。それとこの2作品の影響を受け私はNYニックス(特にパトリック・ユーイング)のファンになった。結局ユーイングは優勝リングを得られなかった。
その後に始まったのが「NATURAL」である。主人公ミゲールはバスケの好きなペルー人。でもまったくの正反対な弓道をやってたりもする。
実はもっと本格バスケ漫画になるかなと思っていたのだが…。私も高校バスケの試合にミゲールやJRみたいなのが出てきたら確かにずるいと思う。と同時に見てみたいなとも思う。
ユーイングが引退し「NATURAL」が終り、バスケ熱の冷めた私が今現在、気になっているのが「能」である。
「花よりも花の如く」ではそれまでの成田作品のようなアメリカンな部分がまったく無い、純和風テイストである。
「能楽師」の家に生まれた榊原憲人が悩みながらも演目をこなしていくといった話。
見るのも聞くのも初めての事ばかりで大変ためになる漫画である。と同時に日本古来の伝統芸能である「能」や「狂言」といったものを絶やしてはいけないと考えるしだいであります。(かしこ!)
「天の神話地の神話」も成田作品の中では異質で良いです。読んだことの無い方、一度読んでミソ!
そもそも私が成田美名子を知ったのは、あだち充の漫画(たぶん陽あたり良好!あたりだと思うが…)を読んでいたら「川原由美子先生ありがとう」的な事を書いてあった。川原由美子の漫画かインタビューか(これも何か忘れた)を読んでいたら、成田美名子の名前が出てきた。そんでもって成田美名子のコミックを買ってきて読んだのが最初である。
「みき&ユーティ」「あいつ」「エイリアン通り(ストリート)」など当時既に発売されていたコミックを片っ端から読んでいった。
「エイリアン」ではダースベイダーやマイケル人形、果てはシャア少佐の早口言葉まで登場し、遊び心たっぷりだったので比較的抵抗無く読めたのを覚えている。
番組の中で紹介していた自殺をした子が「エイリアン」のコミックを自分の棺の中に入れてくれ、うんぬんの話は以前から知っていたが作者が結構気にしていたとは知らなかった。確かに「エイリアン」以降の作品には一本筋が通った感がある。
成田美名子漫画の良いところはキャラクターが生きている事だと感じる。個々のキャラクターが違う背景を持ち、違う考えに基づいて行動する。大まかなストーリーの流れさえ与えてあげれば勝手に動きだしそうである。
「エイリアン」がアメリカ西海岸が舞台だったのに対し、「CIPHER」「ALEXANDRITE」は東海岸が主たる行動範囲となってくる。
当時は開放的なアメリカ西海岸に比べ、犯罪の巣窟ニューヨークシティと言ったイメージが強く、自分の知識がかなり偏っていた事を知らされる作品であった。(良い所もいっぱいあるのだよ!)「CIPHER」「ALEXANDRITE」はかなりお洒落な感じのする漫画でなのある。
当時、日本にNBAのドリームチームが来た事があった。それとこの2作品の影響を受け私はNYニックス(特にパトリック・ユーイング)のファンになった。結局ユーイングは優勝リングを得られなかった。
その後に始まったのが「NATURAL」である。主人公ミゲールはバスケの好きなペルー人。でもまったくの正反対な弓道をやってたりもする。
実はもっと本格バスケ漫画になるかなと思っていたのだが…。私も高校バスケの試合にミゲールやJRみたいなのが出てきたら確かにずるいと思う。と同時に見てみたいなとも思う。
ユーイングが引退し「NATURAL」が終り、バスケ熱の冷めた私が今現在、気になっているのが「能」である。
「花よりも花の如く」ではそれまでの成田作品のようなアメリカンな部分がまったく無い、純和風テイストである。
「能楽師」の家に生まれた榊原憲人が悩みながらも演目をこなしていくといった話。
見るのも聞くのも初めての事ばかりで大変ためになる漫画である。と同時に日本古来の伝統芸能である「能」や「狂言」といったものを絶やしてはいけないと考えるしだいであります。(かしこ!)
「天の神話地の神話」も成田作品の中では異質で良いです。読んだことの無い方、一度読んでミソ!
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