「ハケンの品格」の話

「ハケンの品格HAKEN NO HINKAKU」　//OFFICIAL SITE//　１・「スーパー 派遣ハケン登場!」（視聴率１８．２％）

脚本・中園ミホ、主演・篠原涼子と言えば「ａｎｅｇｏ～アネゴ～」のコンビ復活ですね！
ただし、「ａｎｅｇｏ」が後輩や同僚への面倒見の良いＯＬだったのに対して、今回の主人公は残業や付き合いを全くしない、自分の仕事以外は我関せず、でも仕事は出来る年齢不詳の超女派遣社員です！
主人公・大前春子はさしずめ、「ａｎｅｇｏ」の野田奈央子と「アンフェア」の雪平夏見を足して２で割ったような性格でしょうか。オーマエゴット！
「花嫁は厄年」の竹富明子では無いね！

始まりがスペインはバレンシアですよ。「ａｎｅｇｏ」のモンゴルを意識してるんだか、”無敵艦隊”ならぬ”無敵派遣社員”とでも言いたいんだか。
春子は２６の資格を持つという設定らしい。果たしてドラマが終わるまでに全てが明かされるか。可能性は限りなく低い！
とりあえず一つ目、重機は動かせるようだ。派遣に必要かとか、ブーツで運転するなとか考えちゃいけないのだろうか？

派遣社員を雇うのに面接して選り好みしちゃあいけないんだね。これは知らなかった！新たな発見だったりして。…だから派遣と発見がですね…何でもありません。
面接ではなく面談と言うのか、なるほど。でも、名前が違うだけで中身が一緒じゃあねえ。

もう一人の派遣社員・森美雪（加藤あい）・２３歳・年収８１万円（アルバイト）。
ドジでのろまな派遣社員です。彼女の成長の物語でもあるんでしょうね。

２人が働く事になったＳ＆Ｆのマーケティング部は出来立てホヤホヤ。
主任を任される事になったのが里中賢介（小泉考太郎）。真面目そうではあるがあまり頼りにはなりそうにない兄ちゃんといった所。
入社１年目の浅野務（勝地涼）の方が使えそうに見える。
嘱託の小笠原繁（小松政夫）は、ベテランと言えば聞こえは良いが、ただ居るだけのような気もする。
出世ラインから外れた、負け組みって所でしょうか？
派遣も入れて総勢５名は、浅野曰く”いかにも寄せ集め”ですね。

春子の敵というか、無視されているだけの存在・東海林武（大泉洋）は、上に媚びて下に威張る”くるくるぱーま”男です。
辞めた派遣社員が言っていた”やきそばパン”を買わせにパシリに使ったのは、こいつです！くるくるぱーです。くるくるパーマン２号と呼んであげたい！

もう一人の派遣社員の天敵が、天谷眉子（白川由美）。
仕事が出来るキャリアウーマンを気取っていますが、自分達の部課内で仕事を収めきれない辺りはやはりダメ社員なのでしょう。
女の敵はやはり女と言う事で、手強い敵になる可能性もあるのかな？（まあでも美雪には辛かろう！）

そして春子を呼んだのが桐島敏郎（松方弘樹）部長です。
良き理解者か、はたまた真の敵なのか？（ただのフラメンコ好きのオッサンなのか？）

タイトルの”ハケン”がどうしてカタカナなのか？”品格”って言葉がどこで係わってくるのか？
このドラマがどこに向かうのか？まだ見えてきませんね！
ドラマが当たるもハケン！当たらぬもハケン！
次週はホッチキス対決です！（何だそりゃ！）

追記：【参考：1/10(水）】
相棒　season Ⅴ…１２回１７．９％、平均１５．５７％