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「神はサイコロを振らない」の話2

2006年01月26日 13時36分59秒 | 2006年01月期ドラマ
神はサイコロを振らない the 2nd day(視聴率10.6%)を観ました。

東洋航空402便が再び姿を現した、翌日。

  ギュイーーーン!!!  モトカレの乗った402便のつもり

とりあえず黛ヤス子(小林聡美)は独身でした。右手に青汁、左手を腰に当ていっき飲みするそのサマは10年の月日を感じさせるモノではありますが…。

ヤス子の家に駆けつける、かつて(?)の恋人・木内哲也(山本太郎)は30歳。ヤス子の弟・菊介(武田真治)の方が一つ年上なんですね。

ナニせ10年前は渋カジキュロットスカートが流行し、ランニング姿で歌う人がいた時代。(”たま”は解散してたんですね。知らなかった。というか知ろうとしていなかった。)
当然、「モーむすめ。」「ふぉー!」も存在していない。ともさかの”ふぉー”はHGに勝てると思う!)

「飛行機が何らかの理由で光の速度に限りなく近い速さまで加速すれば、飛行機の中で1時間経つ間に飛行機の外で10年経つって言うのは、説明が付くんじゃないかな。」相対性理論ですね。まさか連ドラで相対性理論が登場するとは!!

語りたいから語っちゃっている、だから興味の無い人は飛ばしてねの部分。
光の速度に近づけば近づく程、時間はゆっくりと流れる。この話の場合、直径1㎜程のマイクロブラックホールという重力の塊が光の速度に近づく手助けをした。ブラックホールというのは光も抜け出せない程の超重力が作用している場所。それに近づく=スピードが付く=時間が外に比べゆっくりと進む。こういった手順で402便の中だけ10年前のままだったと言う事になります。

まあ、それだけの質量を持った物質に近づいて重力に押しつぶされないのはとか、マイクロとはいえブラックホールですから周囲に何の影響も与えないのはとか、ありますが、マイクロブラックホールあるいは、それの作った穴(時間軸のねじれ)に落ちたといった所辺りが、SF的な理論の落し所ではないでしょうか?!
(作り話!作り話!、ドラマ!ドラマ!)

いまいち、分らないと言う方には「こういう事じゃないかな。こういう風にねじれて、こうなって、こんな感じで、こう!」というベンガルさんの説明を送ります。なんだったら、ベンガルさんと同じように手を広げて体をねじって見てください。ほら、バカを見たでしょ!


ヤス子曰く
「18歳から28歳迄の10年と、28歳から38歳迄の10年は違う」
子供の頃の1年より、大人になってからの1年の方が時間の経つのが速く感じますよね。このヤス子のセリフは、色んな意味を含んでいるでしょうけど、時間の進み具合だけ見れば明らかに光に近づいている。そして最後には光に包まれて天国へと召される、そんな解釈がオイラの頭を駆け巡りました。


9日後に消えてしまうという彼らはいったい何処に行っちゃうんでしょうね。オイラはその方が不可思議ですが。
そんな事を考えていると色んな結末を思い浮かべてしまいます。
残り9日のHPには”10年前に引き戻される”と表示されていましたよね。

例えば一番オーソドックスなのは、彼らが再び消えた後、飛行機の残骸が玄海灘で発見されるとか…。

SF的にするなら、10年前に戻った乗員乗客はタイムパラドックスを防ぐ為、政府の管理化で関係者との接触を禁じられます。10年後の自分達が再び消えたのを見届けた後、ヤス子らの前に姿を現すとか。(そうすれば会社側の態度とかHPを誰が作ったかとか全部説明がつくかなと思うのですが。)

さらに過去に戻ってしまった甲斐(中村友也)がのちの加藤(大杉漣)教授という説(?)も捨てがたい。

まあ普通に消えて終わるかなとは思うんですけどね。


追記:「僕の夢を知ってますかぁー!!!」竹林亜紀(ともさかりえ)との電話でハジけた会話をする菊介(武田真治)が面白かった。「僕の夢はですね。可愛い女子とめぐり合い」ガシャン!!切ると思わなかったよ!また、「かあちゃーん!」で終わる連ドラって記憶に無いよね!凄いよね!

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1 コメント

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かあちゃ~ん! (まこ)
2006-01-27 00:29:26
最近の子役ちゃんは上手い!ともすればコントのオチのような終わりなのに、あの泣き顔は反則です!(笑)



語りたいから語っちゃってらっしゃる部分。興味深く拝見しました~
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