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「神はサイコロを振らない」の話7

2006年03月02日 12時43分05秒 | 2006年01月期ドラマ

神はサイコロを振らない the 7th day(視聴率7.2%、平均視聴率9.9%)を観ました。

亜紀「ねえ、勝負下着って何?…ヤッチ昨日寝言で言ってたんだよ。勝負下着ーって。」
そうか、勝負下着って言葉、10年前にはなかったのか!カルチャーショック!!!
そもそもどっから勝負下着と言う言葉が出てきたんだろう。
勝負服とかの言葉も無かったのかな?

ヤス子「言ってないよ。」
哲也「何だよ、勝負下着って?」
ヤス子「何だろうね?」

何故とぼけるんだヤス子。
亜紀「勝負下着、着けて勝負するぞーって。
哲也「誰と勝負するんだ?!」
亜紀「哲?」
そうだろうな。
哲也「やるかこのやろう!」
ヤス子「…やるか!」
そうじゃねーよ!
全て分かっていて笑って見ているだけの菊介も人が悪い。


亜紀「菊坊!」
哲也「まてまてまて、良し!」
亜紀「何やってるの?」
哲也「餌付け!」
亜紀「どいてみ、またピアノ始めたの?」
菊介「まあ、何となく。」
亜紀「何となく…今までの何となくとは違う響きに聞こえた。」
哲也「同じだろう。」
亜紀「その何となくの先には野望や希望や欲望があるんでしょ!」

何となくの先の野望希望欲望って何?
菊介「いやぁ、別にぃ」
亜紀「いやぁ、凄いぃ凄いぃよぉ。
哲也「いや、別にって言ってますよ、別にって…。」
亜紀「あのちょっと、私の心をグッと鷲づかみにするようなピアノ弾いてみてくれる!」
菊介「いやぁ、そこまでは」
亜紀「弾いてよ!」
菊介「無理、無理」
亜紀「弾いてよ!」
菊介「始めたばっかりだもん。」
亜紀「弾けよ!
キムタクMEGUMICMを見ているようだな!
しかし、冒頭から飛ばすなぁ。


神蔵竜蔵(ベンガル)は10年前、余命半年と告知されていた。
妻の英子(大川栄子)と二人、話し合って延命治療をせずに、ちょうど担任をしていた6年生卒業する半年間を精一杯生きようと決めた。
そして親戚の法事に出かけた帰りの402便で時間を超えてしまった。
以前ヤス子に半年で良いから時間を返してくれと理不尽な事を言って怒ったのもこうした事情からでした。
東京に来たのは、10年前に虐めを受けていた教え子の事が気になっていたから。
弘美(遠山景織子)「保障してくれますか?少年に会う事で父が傷付かないように。再会した事を必ず良かったと言わせてください。」
無茶を言う娘さんです。
ヤス子も出来る事と出来ない事をきちんと言わないのは良くないね。

竜蔵の為に綾瀬翔一(城田優)を捜しに大学へやってきたヤス子。
しかし、娘さんの言葉が気になって話し掛けられない。
そこへ哲也からの電話。哲也と亜紀は実家に戻るという。
「すぐ、戻って来るジョー!」
亜紀と哲也のこの言葉を聞いて、お前ら402便に乗って10年間戻ってこなかっただろうと少し思ってしまった。
ヤス子「がんばれって言ってくれる。あ・ちょと、何つーか今こう、気合欲しいなっていうか・ね、そんな、だからあの、がんばれーとかそう言う…。」
ドラマが始まって以来、初めて小林聡美がかわいいなと思いましたよ。


他方、後藤瑠璃子(成海璃子)は、母親の杏子(高橋惠子)に会っていた。母親が企画した自分のコンサートに出る為に。
瑠璃子「間違っていてもいいの。私、お母さんの気持ち分かってあげられないから。私が居なかった間、お母さんがどんな気持ちだったか想像する事は出来ても、解り合うのは難しいと思うし、凄く時間が掛かると思うの。だから今の私に出来るのはコンサートくらいしかないの。」
(うぅー!菊介に爪の垢を煎じて飲ませたいね、ちくしょう!!!
残された時間を自分の為では無く、お母さんの為に使おうと考えた瑠璃子は、綾瀬に会う為に東京に出てきた竜蔵と掛かっているのですね。
と言うことはお母さんの真意は、竜蔵の娘さんと同じで、残された時間は自分の為に使って欲しいと心の底では思っているのではないでしょうか?
抱き合う母娘の気持ちが繋がっているようで見ていて嬉しかった。


竜蔵「綾瀬?」
偽者「はい、綾瀬です。」
ヤス子は、何で身代わり連れて来るかなぁ。
竜蔵「何か別人みたいだったな。」
別人だって!担任なら気が付けよ!
しかもあんたはまだ10年経っていないだろう。
竜蔵「10年過ぎるって悪くないですね。」
結果的にはこれを言いたかったのかな?!
偽者を連れて来た事を竜蔵にあやまるヤス子。
走っている所を一目でいいから見たかったという竜蔵。
行きましょうと言うヤス子。


綾瀬が”402便に竜蔵が乗っていて再び消えてしまうかも知れないと知っていて”会いに来なかったのは、竜蔵の言葉で好きな陸上を続けていたが自信が付くまでは到っていなかった。そんな所なんじゃないのかな。
好きな事やっていても自信が付くまでは時間が掛かると思うよ。
例え10年の月日が経っていたとしてもまだまだ足りないいんだよ。
深々と頭を下げた綾瀬には、に対する十分な敬意が感じられた。
彼の中で竜蔵の言葉はちゃんと生きていたんだよ。

人としても10年で大きくなったと思うよ。
彼の走る姿には虐められていた子供の頃の面影はもう無いんだよ。
そして「ありがとう。」と言った竜蔵の言葉にも、もう10年と言う時間の壁は無かったと思うよ。
(今回はガラでもなく熱く語ってしまった。


亜紀が会いに行った男性は、この10年で様変わりしていました。
仕事でミスした事は一度もないというこの男性は、人生をミスした事に気が付かなかった。
亜紀は怒るだけ損だよ。


10年の時に振り回されていた哲也が、10年の時に立ち向かう迄に回復したようです。
これで、航星の考えたようにマイクロブラックホール接触の数分でも前に戻れれば、哲也が回避行動を取る事は可能になったのでは。

参考:城田優Blog

追記:何か物足りないなと思ったら、あの父娘が出てこなかったんだね。やばい、中毒になってるかも!お父ちゃん!桃子ぉ!


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1 コメント

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TBありがとうございました!! (Jelly F)
2006-03-02 13:23:10
TBありがとうございました!!



やっぱりヤッチとテツの電話でのヤリトリ、妙に小林聡美さんが可愛く見えましたよね~。

僕的にもっさツボでした・・・。(笑)

今思えば、『勝負下着』の寝言も可愛いじゃないッスか。あと、ラストの顔(・・・それはウソです。)

でも、今回はヤッチの魅力(?)満載でしたね。



こちらからもTB貼らせて頂きます!!
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