菅井の長岡高専ブログ

長岡高専とその寮・高志寮でのできごとなど。
写真も載せていきます。

卒業式4 -学生表彰式1-

2007-03-21 03:55:43 | 卒業式
こんな表彰されることなんて
人生で最初で最後かもしれないで
調子に乗って書いちゃいます。

まず、特別表彰されました。
配られた資料によると、
「学生の模範としてよく学業に励み、
 極めて優秀な成績であり、かつ課外活動又は
 学生会活動等の向上発展に顕著な功績が
 あったと認められる者」
だそうです。


和光寮で寮長をしたので功労賞、
5年間の成績で精励賞、だったのですが
その2つの賞が合わさると特別表彰になるそうです。
柔道で技有り2つで一本、みたいな感じかと。


和光寮で寮長をしたので功労賞と書きましたが
僕の場合は任期が2ヶ月弱という短期間でした。
だから、先生方の間でも特別表彰しても良いのか、
という意見があったということは書いておきます。
クラス担任の教授曰く、
「お前にこれ(特別表彰)やるの、大変だったんだぞ」
だそうです…。有難うございます。


僕らの世代の男子寮長、女子寮長(彼女も特別表彰)は
地震からの復興で大変な時期に寮長となり
書き表す事が出来ないほど大変だったと思います。
勿論、副寮長以下の役員や階長さんもですが、
本当に寮長2人は賞賛されるべき仕事をしました。
その2人と並んで賞を受けたのは申し訳ない程で。

まあ保護者会や寮生通信で使った写真の提供や
ブログも「功労」とされたということで…。


話は少し戻りますが、僕が2年生のとき、
某先輩が精励賞(成績優秀者に贈られる)を
受賞していました。こりゃあ負けられんな、
と僕の中で精励賞は一つの目標でした。

4年間で某先輩はずっと先に行ってしまいましたが
少しは近づけた気がしました。

卒業式5 -学生表彰式2-

2007-03-21 03:54:26 | 卒業式
特別表彰の後、功労賞・精励賞・
皆勤賞の表彰がありました。
皆勤賞は、全18人中、物質3人、環境1人…。
環境の彼が皆勤してたなんて、
思いもよりませんでした。スゴイわ。

トップ写真はその皆勤賞受賞者の皆さんです。


さらに各種学会賞の表彰がありました。
日本機械学会とか土木学会関係の賞です。
成績や、学会での発表等が表彰の対象となります。

で、日本化学会関東支部長賞を受賞しました。
某先生曰く、「会員獲得のための賞」だそうですが…。
賞状と一緒に日本化学会入会案内入会申込書がっ。
でもまあ、勉強頑張ったご褒美ということで。


皆さんが少し気になるであろう、
副賞の中身を披露しましょう。
まず、特別表彰の副賞は電子辞書。




日本化学会関東支部長賞の副賞は文房具でした。






特別表彰でこんな凄いの頂けるとは
思ってませんでした。大事に使わせて頂きます。
高級そうなボールペンって大事にしすぎて
机の肥やしにしてしまう人間なので、
そうならないようにしたいと思います…。


最後に、同窓会長賞の表彰がありました。
「部活等の課外活動で著しい活躍をした者又は
 グループを、本校の同窓会長が表彰するもの」
だそうです。

うちのクラスの元寮生、麺フェアで8杯完食の
伝説を持つK嬢が代表で賞状を受け取っていました。

卒業式6 -記念撮影と出待ち-

2007-03-21 03:53:41 | 卒業式
表彰が終わると、1回退場して
卒業記念品や成績通知を受け取りました。
成績通知と共に明らかになるのは欠席時間。
うちのクラスには、今年100時間以上
休んでいたツワモノもいました。

そして、記念撮影です。
専攻科生はこの間に学位授与式だったそうです。
トップ写真は環境科の記念撮影。
環境は毎年紋付袴と振袖袴なので、壮観です。


毎年、卒業式会場から学校主催の祝賀会会場へ
移動する廊下に後輩達と先輩方がいます。
それはもう芸能人の出待ちのように。
部活の卒業生に色紙等の贈り物をする訳です。

英語部・アーチェリー部・ギザ部(仮)の
後輩達が来てくれてました。

英語部は来るとは思ってなかったので
ちょっとしたサプライズ花束でした。
英語部は人材が着々と育ってきていて、
嬉しい限りです。

アーチェリー部は
「卒業生に贈るワインのお金集めます」って
メールが来たので贈り物まで知っていました…。
卒業生も払うの!?と驚いた覚えがあります。

アーチェリー部から頂いたワイン。



何か良い事があった日に飲みたいと思います。
この他にも色紙を頂きました。
名前を知らない部員が何人かいてショック…。

そしてギザ部(仮)の2人は、
ここには書けないような寄せ書きをくれました。
独創性に溢れる一品でした。


スキー部の寮生と撮った写真は
「目線を入れてアップして下さい」
だそうなので、目線を入れて。
目線を入れるとどう見ても犯罪者だな。



基本的にこのブログの写真は
加工しない方針だったのに、本当にもう。
菅井が、五送会で頂いたネクタイを
締めていることにもご注目下さい。

卒業式7 -祝賀会-

2007-03-21 03:51:39 | 卒業式
学校主催の祝賀会です。
ホテルのこんな雰囲気で食事するのは
初めてでした。オトナって感じです。

でも次の謝恩会関係の仕事や
お話に熱中していたら、
ピザ2枚しか食べれませんでした…。


祝賀会は、先生と学生だけではなく、
保護者や来賓の方々も出席されていました。
技術協力会会長さんのお話を聞いた後、乾杯。
みんなビール派なのね。





祝賀会では、何人かの保護者の方に
声をかけて頂きました。
ブログしていて良かったな、と思える瞬間です。
何故か一緒に写真を撮ったり、
「ブログにコメントしてる○○です」
なんて衝撃的な自己紹介をして頂いたり。
奥様も以前衝撃的な自己紹介をして頂きました。


定年退職された某教授ともお会いできて、
一緒に写真を撮って頂きました。
もうただのファン状態。

他にも、寮務・スピコン・卒研で
お世話になった先生方と話していたら
もう祝賀会は終わっていました。
振袖を着たうちのクラスの美女達と
写真を撮る暇もなく…。

ちなみに、万歳三唱して閉会でした。
酔っ払い達は乗りに乗っていました。


祝賀会が閉会した後も暫く友人達と
別れを惜しんでいました。

「菅井が脱臼した時冗談だと思って
 先生に連絡しなくてごめんね」
とは1年の3期一緒の部屋だった元寮生の談。

「ほんと、お前は凄いよ」と言うと
「オラは自分のどこが凄いか分からないけどな。」
とは某柔道部員の談。ちょっとかっこいい。


いつも傍に居たみんなともう
簡単には会えなくなるんだな、と改めて実感。

卒業式8 -謝恩会-

2007-03-21 03:51:11 | 卒業式
祝賀会は14時過ぎに終わりましたが、
物質科の謝恩会は17時からです。
謝恩会幹事だったのでここからが本番。

物質科は、振袖の女子が着替えたりする
時間があるので17時開始となりました。
女子1人、男所帯の機械科は3時半開始でした。
真昼間からお酒。卒業式の特権ですな。


駅前で座席決め用のくじを作って、
1時間程早く会場へ。
67人予約の宴会場は壮観です。





17時前に結構な人数が揃ったのですが、
専攻科生と某教授と某技官さんがなかなか
来なかったので少々焦りました。

担任の先生の挨拶後、元担任の先生が乾杯。
乾杯の音頭をとった先生曰く、
「乾杯の音頭なんてとったことないから
 googleで調べちゃったよ」
だそうです。
やはり先生方はどんどん注がれるので
顔を赤くしている先生が多かったです。

その後、先生方から一人一言を頂きました。
「壁にあたったとき、どう乗り越えるか」
といった話をされた先生が多かったです。


何人かの先生方とはお酌とお話を
することが出来たことが嬉しかったです。
大学で勉強についていけるか不安、
という話をすると
「もし、大学で周りがすごくても
 2年後、4年後に追いつけばいいんだよ。
 そのためには、基礎が大事だから
 君は君のペースを守ってじっくり勉強しなさい。」
と言われ、心が軽くなった気がしました。


祝賀会・謝恩会で色々な方と話をして感じたことは、
これだけ多くの人と関わりを持ち、支えて貰い、
自分は本当に恵まれていたな、ということです。

これだけの人に「がんばれ」と言って頂けると
とても心強いです。こういった方々の存在が、
何をするにしても僕の原動力の一つになっているし、
これからもそうなんだろうな、と思いました。
改めて、深く感謝したいと思います。


話を戻すと、みんな結構酔っていたので
某先生に美人の某専攻科生とツーショット写真を
半強制的に撮られたり、
某先生にキスされそうになったり。
先生って…。

謝恩会は専攻科生の元担任の先生の
授業並みにマジメな話の後、
学科長の三本締めで終わりました。


先生の中には、飲み足りないのか
「これから、どうする?」
なんて話している先生もいました。
いやもう飲まない方が…。


そしてそして。
5年生達は2次会のために
夜の街に消えていったのでした…。



今日は卒業式

2007-03-19 07:29:59 | 卒業式
もうすぐ出発しなきゃなのに…
準備が終わらないっ。

今日は時間がないと思うので
明日以降に卒業式の様子をアップ
したいと思います。

お勉強について その1

2007-03-18 17:25:19 | 高専生活
5年間勉強頑張ったし、勉強を語る
資格があると信じて…。
今度は勉強について一筆書かせて頂きます。

僕が物質科で5年間過ごして思うことなので、
他の学科ではどうか分かりません。
あくまで、物質科生の一意見&参考ということで。

実際、言いたい事は断層に過激な程に書いた上に、
学園便りにも進学を目指す後輩に書いたので
ここでは柔らかい表現で少しだけ。


まずは、日々の勉強について。
課題をただ写すのは止めた方がいいと思います。
「課題が分からない」
と言う前に、ノートを見返し、図書館で参考書を
読み込んでいるでしょうか。

見ただけで、「分からない」と言って写していると
どんどん学力が低下してしまいます。

一つ、例を挙げたいと思います。
4年生の時、ある授業で出される課題は難しいものが多く、
毎週写す人も少なからず居ました。
ある週、1年生の化学の教科書に載っている問題と
同じ課題が出されましたが、何人かはやはり写していました。

考える事を放棄してしまったのだと思いますが、
4年間高専で学んできて、1年生の問題も分からない。
結構、怖いことだと思います。


僕は人のものを写すくらいなら白紙で出す、
という気持ちでやっていました。
でもまあそれは我ながらちょっとストイック過ぎるので
例え人のを写しても、どうしてそうなるかしっかり聞いて
理解しておく事が大事だと思います。

そして、写させる方もただ写させるだけでなく
解き方をしっかり説明しなくてはならないと思います。
「写していいよ」と言って写させてあげるのは、
とても優しいようにみえて、実際は非常に残酷な行為だと思います。


先生に聞く場合は、いきなり「わかりません」ではなく
「ここまでやって、こう思うけれどうまくいかないのはなぜか」
といった具合に、どう考えていて何が分からないのか説明すれば
丁寧に教えて下さいます。
意外と先生に聞くことを尻込みする人が多いけれど、
やはり、先生は頼りになります。

某先生曰く、
「学費払ってるんだから、先生を使わなきゃ損だよ」
だそうです…!

お勉強について  その2

2007-03-18 17:24:39 | 高専生活
次に、試験勉強について。
勉強方法は合う・合わないがあるので
以下はあくまで僕の一例です。参考程度にどうぞ。

意外と、試験勉強を系統的に行っている人が少ないです。

試験期間に、勉強をルーズリーフにして
試験が終われば捨ててしまっていないでしょうか。
次の試験期間で、試験期間が重複したり
今回解いた問題の解き方が必要になるかもしれません。
勉強ノートを残しておけば、頭から勉強した事が消えた時、
見返せばすぐに思い出せます。
せっかく勉強したのだから、とっておいて損はないと思います。

僕の場合は試験勉強ノートを作って、試験勉強を
このノートにするようにしました。
1ページを縦半分に割って(写真参照)、
試験勉強だけで5年間で22冊になりました。
結構な量です。

試験勉強ノートが増えていくと、
それだけ達成感が得られ、モチベーションも高まります。

ちなみに、僕の試験勉強ノートは「萬帳」という
名前をつけていたので、ブログのアドレスが
「sugaiyorozu」です。


また、写真中オレンジ色のペンで書いた部分が多いことに
お気づきでしょうか。オレンジ色のペンは、
学校の英単語帳(Word Navi)についている
赤いシートで隠すと、消えます。暗記作業には重宝します。
3年生なんかはよくやっているという話を先生から聞いて
みんな同じ事考えるんだなー、と思った覚えがあります。

お勉強について その3

2007-03-18 17:24:06 | 高専生活
色々書いてきましたが、
やはり日々の積み重ねが大事だということです。
意外と編入試験では、化学なんかは1~2年で
習うような内容も出題されます。
若いうちに、基礎はしっかりと固めておきましょう。


もちろん、勉強が全てではありませんが、
勉強ができれば選択肢が広がります。
就職も、進学も、留学もできるわけです。
選択肢が増えれば将来への可能性が広がります。

上級生になり、自分の夢を見つけた時、
または編入試験の前に、
「勉強しとけばよかった…。」
と言わずにすむ程度には勉強しておく事を
おすすめします。


あと、5年にもなると夜更かしできなくなるので、
5年になったら一夜漬け作戦は変更した方が
良いかと思います。
夜更かしできなくなったのは僕だけではないはず…。
やはり若さは武器です。

5年間で、自分に合った勉強方法や
動機付けとなるものを見つけて、
勉強に、遊びに悔いの無いように楽しんで下さい。

英語について その1

2007-03-18 15:53:00 | 高専生活
英語には他の学生よりも深く関わっていたと
思うので、一筆書いておきたいと思います。


「高専生は英語が苦手だから仕方ない」
英語の試験返却時によく聞く言い訳です。

多くの高専生の英語に対するモチベーションはあまり高くなく、
「高専生は英語が苦手」とよく言われます。
寮の風呂でも、4年生が
「英語って将来何に使うかわかんねーよな」
と話しているのを聞いた事があります。


そこで、まずは英語を使う例を挙げてみたいと思います。

まずは編入試験。ほぼ全ての大学で英語の試験があります。
比較的多いのは長文読解の問題で、英作文もよく出題されます。

就職の場合も、面接時に
「将来、英語だけは使うからちゃんと勉強しておいて」
と言われたという学生が少なからずいました。
(英語「だけ」って…。)
就職しても英語からは逃れられない訳です。

某大手メーカー工場の社員の方から聞いた話では、
昇進試験の受験資格がTOEIC何点以上、となっているそうです。
つまり、英語ができなければ昇進試験を受けるはできない訳です…。
社会は厳しい。

また、長岡技科大の留学生が多い某研究室では、
研究室内の日常会話は英語と日本語で行われます。
長岡技大に編入した場合、3年の秋には研究室に配属されるので、
高専を出て半年もすれば英語で会話することになります。

他にも、卒研での論文を読むためだったり、
専攻科も修了するためにはTOEIC400点必要だったりします。
言わずもがな、進級するためには英語の単位を落とす訳には
いかないわけで。

上に挙げたのはほんの一例ですが、
「高専生は英語が苦手だから」と言っていても
世の中は待ってくれないわけです。


少し厳しい事を書きましたが、
昔、高専で教官をしていた某先生によると、
「英語の時間数が少ない割に良くやっている」
だそうです。
高専は、専門教科重視のカリキュラムを組んでいるために、
どうしても英語の授業時間が少なくなってしまうそうです。
まあ、良くやっているかどうかはその人の基準によるので
何とも言えませんが…。