世界は辺境から変わる?
破局への道程は、善意で敷き詰められている。
忘却の果てに沈殿した記憶から辺境は動き出す。
 



T君のお墓。英語か?勉強せんかったからね、こういう時困るね。↑

去年の9月に亡くなったT君の墓参りに、大学自治会時代の仲間と一緒に河内長野に
ある霊園に行った。
私は新幹線で新大阪駅に行き、そこから地下鉄御堂筋線で「なんば」へ。
そこから南海高野線に乗り換えて河内長野駅に着いた。
朝8時に西荻窪駅を出発して、13時に到着である。
河内長野駅で墓参の仲間と集合し、霊園行きの無料バスに乗って15分。山の中。
バスの中で、T君の奥様から手紙でいただいたお墓の地図を出そうとしたが、何故か?
「ない!」。あれ~?持ってきたハズなんだけど・・・・
で、広大な霊園の中で、どうやって探すの?っと突っ込みが入るが、自治会で書記局
をやっていたY君がちゃんと持ってきていた。さすがである。

前日、霊園に電話で「花とか線香とか蝋燭とかは売店で売っていますか?」と聞いて、
「手ぶらでOKですよ~」と確認していたので、持参したのはサントリーオールドだけ。
ちなみにこのオールドはCMソングが流れるミニボトルのオマケ付き。
T君のお墓でそのメロディーを流した。

霊園からは遠くに山々が眺望でき、その手前には富田林(とんだばやし)の街とPL
教団の塔が見える。
夏にはPL花火大会が見物できるという。
そういえば、T君は富田林高出身だった。
扇町公園の高校水泳大会で、同校の出場選手が「第3コース〇〇君、とみた林業高校」
とアナウンスされた。「大阪に林業高校があるわけないやろ」と酒の席で笑い話に
なっていた。
そのT君が墓に入るとは・・・お墓には愛していた犬の足型が彫りこまれている。
犬好きだった。大学時代に天王寺のT君の家に遊びに行った時は、「ペギラ」という
名の老犬がいた。

墓参の帰りに奥さんのところに寄った。T君とは、もう冗談を言い合うことは出来な
くなったが、みんなで思い出話をしては笑い合った。
ものすごく天気の良い1日だった。

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ウルトラマンも環境問題でシュワッチ!

この間、堆肥づくりの仕事をしている。
実際に堆肥を作っているのではなく、落ち葉をリサイクルして堆肥を作り、それを土に
戻して土壌を豊かにしましょう!という活動である。

今、落ち葉は一般ゴミである。昔は焚き火や小型焼却炉で焼いては灰にして土に埋め
ていたが、現在では焚き火ができないから、一般ゴミとして廃棄するしかない。
各家庭や事業所さらには街路で発生する落ち葉は、一般ゴミとなり焼却炉に直行する。
本来は、落ち葉が発生した場所の土に返り、また葉っぱとなってまた土に返るという、
自然循環が望ましいのだが、それが断絶している。

実にもったいない話である。
何とかならないものか?

例えば、庭付き一戸建てにお住いの方であれば、お庭に穴を掘って落ち葉を入れてお
けば、堆肥になる。それで解決!とはいかない。

堆肥作りには、
1.栄養
2.好気性土中バクテリア
3.水分
4.酸素
が必須条件となる。
1の栄養は「落ち葉」、2の好気性土中バクテリアは自然界にいるので問題無し。
3の水分は雨や水撒きでなんとかなる。
問題は4の酸素である。穴に落ち葉を埋めておくだけでは、底の方にまで酸素が行き
渡らない。酸素がないと好気性土中バクテリアは活動できず、落ち葉は発酵ではなく
腐敗しヘドロになる。
だから穴に埋めた落ち葉を適度にひっくり返してやらなくてはならない。

これが面倒なのである。
地球にやさしい行いは面倒なものである。

しかし、資源としての落ち葉がゴミ焼却炉に行き、最後は埋立地に行き着いて終了。
という今の仕組みを放置していて良いものだろうか?

簡単な話、落ち葉をゴミ扱いして捨てて、ホームセンターで腐葉土を購入するという
バカな話は止めませんか?
ということである。
自宅で堆肥(腐葉土)を作れば、腐葉土を購入する分お得である。

また自治体単位でみれば、落ち葉はカロリーの高いゴミなので、そのゴミが削減され
るということはゴミ焼却炉の耐用年数を延ばすことにつながる。
このことは翻って、税金の無駄遣いを減らすことにつながる。

たかが落ち葉であるが、地球に優しい循環型社会を目指す方にとっては、身近で出来
る環境活動なのである。
ガーデニングは土づくりから。
わが家で作ったMY堆肥で、ふっかふっかの土づくり。
庭付き一戸建てにお住いの方!がんばりましょう!

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全国の勤労納税者並びに年金加入者の皆さん!
役所並びに社保庁による泥棒行為に怒りを覚える全ての皆さん!
現在的状況において、世の中は税金泥棒並びにそれを擁護する勢力と、そうでない勤
労納税者に2極分化しつある。
勤労大衆の怒りは首都で地方で全国各地で星火燎原のごとく広がりつつある。
もはや、かかる税金泥棒は社会のゴミ、いや人類を冒涜するものとして、地球上から
排除しなくてはならない。
スローガンは、「泥棒はいらない!公務員から地球を救え」である。
税金の無駄遣いもさることながら、彼らが呼吸することで増えるCO2もまた問題で
ある。それ故、環境問題も含め、「日本を救え」ではなく、「地球を救え」なのだ!

そのような状況下、泥棒勢力は血道をあげて自己の保身と延命を図るべく、既得権防
衛に向け、より一層醜悪に純化し、懲りもせず役人天国の自己増殖を妄想している。

そもそも国家財政が税収50兆いくばくしかないにもかかわらず、一般会計予算を80兆
円規模にまで膨らませ、不足分を国債の発行で賄っては、役人の勢力を確保するとい
う暴挙を許していて勤労者に未来があるはずがない。

また地方にいたっては、農協と並んで役所自体が産業と化し、雇用の確保、失業率の
増加防止、若者の県外流出防止という美名の下に税金を鯨飲しては垂れ流ししている。

元来、勤労者が生み出す税金のシャワー効果でしか生存不能な連中(一般会計や特
別会計を食い物して生きている泥棒)が、役人をしているということは、思い出せば、
毛沢東最後の延命策「文化大革命」のときの中国と同じである。
いわく、村で最も教育されていない者こそ指導者にふさわしい。
・・・人類史上、たぐい稀かつ壮大な実験で、結果は大失敗に終わったが、日本はそ
れを引き継いで実験しているとでも言うのだろうか。

90年代以降、外資主導でホワイトカラーの生産性向上が叫ばれ、企業は利益向上に向
け正規社員を削減しては派遣労働者等を拡大していった。
そのため、労賃というには情けない報酬の労働者が増加していった。
そんな中、社会経済の動きとは隔絶して、仕事はしないが泥棒を働く公務員は、従業
員500人規模の企業の給与アップに見合った形で、待遇アップを獲得している。
それ故、「公務員=恵まれた人達」という社会通念は確定しているといって過言では
ない。

都市に流入して、または地方経済の没落で貧困にあえいでいる人達からすれば、この
格差は理不尽極まりないものである。
この格差を放置して、社会に未来は無い。
そもそも、自治体の首長に社会の空気を読めないことが、舛添問題で露呈している事
実からして、その下で泥棒している一般職員に自覚を求めることは不可能である。

巷間、問題視されている国家財政の危機や地方自治体の財政破綻に関して、その危機
を乗り切るために勤労者により一層のご負担を!と彼ら税金泥棒は主張する。
ちょっと待て!
まず、イの一番にすることは「総括」である。
過去の総括→現状認識→将来展望。この方法で対応するのが世の慣わしというもの。
いきなり、安っぽい処方箋で勤労者の負担増を持ち出すのは、泥棒根性丸出しの証拠
である。

総括はまどろっこしいというのならば、今すぐにでも出来ること、
地球のために税金泥棒を排除!
未来の子どものために、公務員や議員は無給のボランティアに!
(但し、不正を働いたら、即刻豚箱)
ついでに天下り団体役員は即刻解雇!退職金は国庫返納!私財没収!

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赤羽橋から慶応大学の方に歩いていて、振り返ると東京タワー↑


泥棒公務員を市長が擁護して、舛添が血圧を上げている。
ワタスも同じくメタボなハラが立ってきた。
なんだんねん、あの鳥取県倉吉市の市長というか宮城県の某市長。
大阪府池田市の担当職員にいたっては、殺意さえ芽生えるね。
とりわけ田舎の公務員は、「都市労働者の税金を地方で泥棒させていただいている」
という感謝の念が皆無。どうしようもない。

で、泥棒公務員その本人を記者会見させれば、どうして市長が擁護しているか?その
カラクリが判るはずなのだが、そういうわけに行かないものか。

予断と偏見をフル回転させれば、こういうことではないだろうか。
そもそも泥棒公務員と特定された公務員の背後には、ゴキブリよろしく大勢のワルがい
るハズである。
そいつらの代表として、「墓場まで持っていく秘密に見合った」恩恵と引き換えに
「懲戒免職」の汚名を着せられたのが、今回問題となった泥棒公務員なんだろう。
で、彼らを追い詰めると、逆上して本当のことを喋りかねない。
「本当のことはしゃべるな!」時津風親方。
だからココは穏便に、「既に社会的制裁は受けたのだから」と市長は擁護する。

そんなことでいいのか?
懲戒免職になった公務員がその後、どのようなおいしい仕事を自治体から工面して
もらっているのか?それを報道するべきである。
彼らは多くの税金泥棒仲間から「命」の恩人として感謝され、きっと免職後の生活を
バラ色に過ごしている可能性が大である。
退職金600万円をもらって辞めたのもいる(池田市)というから、もう話にならない。

私がかつて住んでいた大阪府○市(一文字)の水道局課長は、全ての汚職を引っか
ぶって懲戒免職となり、その後、水道工事会社を設立し、市の公共工事で裕福な生活
をしている。
巨悪は彼が墓場にまで持っていく沈黙の中にある。
その沈黙を保障するのは、その後の生活保障であることは言うまでも無い。

だからこそ、多分懲戒免職にもかかわらず、ぬくぬくと生活している泥棒連中を徹底
的に締め上げることが重要である。
そうすれば、「何でオレだけがこんな目に」となり、後は芋づる式である。
懲戒免職のドミノ倒しで、退職金を払わずに済む。税金の無駄遣いが予防できる。

そもそも公務員の汚職や横領に死刑を適応しないから、こういう生ぬるい世の中に
なってしまい、市長が眠たい話をするようになってしまっている。

ここは舛添に、「オレに逆らう市長は殺ってまうぞ!」と恫喝してもらいたいね。
そうでもしないと市長は目を醒まさないだろう。

しかし、今日のニュースで鳥取県町村会榎本武利会長(岩美町長)は、「行政の不信
をあおるようなことを大臣が言うのは腹立たしい」と怒りをあらわにした。って。

岩美町の浦富海岸にはお世話になったが、あんたにはなってないから言わせてもらう。
所詮、泥棒の泥棒による泥棒のための地方自治
だから、ほっといてくれってか。

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沖縄で11万人の集会があった宜野湾公園にて。すぐ横が海だった。↑


この1年半ばかり代理店の営業マン相手に企画の勉強会をやっているが、ほとほとネ
タ切れになってきた。勉強会は既に80回を超えているから、もうエー加減「俺が言
いたい事は、もう言わなくても分かるよね」って言いたくなってくる。

しかし、勉強会で黙っているのも格好がつかないので、何か継続的にできるものは?
それでいて、営業の実戦に役立つものはないかと考えた。(10分ぐらいであるが)
それで、視点を変えて、量販店はお客をどう見ているか?というテーマで、顧客対策
を勉強しよう!ということにした。
量販店の顧客対策から学ぶべきものがあるだろう。という安易な思いつきではあるが。

それで、その第1回目として「顧客識別マーケティング」なるものをやった。
多少「〇〇マーケティング」と名前がついている方がサマになるので、そういうこと
にした。

で、その内容を少しばかり。実は私も勉強中。

顧客を識別する。って何か?
それは量販店にとって、「良いお客さん」と「もう来んとって」に2分類される。

それを識別する商店道(日本式に〇〇道)には、2大原則がある。
1.全てのお客さんは平等ではない。
2.お客さんの行動は、その見返りに左右される。

「1」は驚きである。自由・平等・博愛・・・それが普通なんではないかいな?
お客様は神様であって、差別するとはナニゴトかいな。
と思いがちだが、量販店にとって「もう来んとって」と見なした客にはサービスする
のはモッタイナイのだ。本当にもう来るな!と差別することが利益につながる。
逆に、「良いお客さん」(売上と利益をもたらしてくれるお客)にこそ、またウチの
お店に来てもらえるようサービスを図れ!ということである。

具体的には、特売チラシの商品だけ買って帰るお客さんは、できればヨソのお店に
行って欲しい!と祈る(呪う)のが旧来型マーケティング。
この手の客をチェリーピッカーと言うそうなのだが、「撲滅シタロ」と科学するのが、
顧客識別マーケティング。
特売品も買うけれど、定番商品も買って行く。そして毎月決まった金額を購入し、お
お店の利益に貢献してくれるのが『優良顧客』。
その限りある資源のような『優良顧客』を競合に取られないようにするのが商売繁盛
の鉄則!あの手この手で、浮気されないように努力すべし!

「2」は、『優良顧客』がこの店に優遇されていると実感させることである。
気の利いた量販店では、『優良顧客』である奥様の誕生日に店長が花束を持って自宅
に訪問する。
ダンナも知らない私の誕生日に、お花をプレゼントしてくれるなんて!と
奥様は昇天するそうである。

商店道とは奥様昇天道ってか。寒くてスマソ~。

「もし女という女をひきつけ、こちらの思うままに操ることができれば、
 女達は商品の山を見て魅了され夢中になり、出し惜しみすることなく
 財布の中を空にするはずだ。大事なのは女達を焚き付けることなのだ。
 そのためには女心をくすぐる画期的な商品が是非とも必要なのだ」
 ・・・19世紀後半のフランスが背景
 エミール・ゾラ著『ボヌール・デ・ダム百貨店』(『ごった煮』の後編)

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展示会用に大きなポスターを制作するため、クライアントにデザインのデータを持っ
ている印刷会社を教えてもらった。
私の方から直接、その印刷会社に指示を出してポスターを作ってくれとのこと。

で、これを大きなポスターにしてと渡されたのはA4サイズのリーフレット。
このリーフレットをレイアウト変更して、畳1枚のサイズ(90cm×180cm)に仕上げ
なくてはならない。
それで、リーフレットをスキャンして、パワーポイントでレイアウト指定書を作成した。
(ポスター用にコピーも書き換えて、まぁこんなもんだろう!)

指定書が出来上がったので、まずそれを出力し、教えてもらった印刷会社の担当者に
FAXで送った。FAXには用件を記入し、確認後に電話をくださいと書いておいた。

しばらくして印刷屋から電話があり、依頼内容を一つひとつ丁寧に説明した。
初めて電話する相手なので、失礼の無いように対応していたと自分では思う。
しかも、納期の厳しい仕事なので、誉めてなだめて気ィを遣ったと自分では思う。

一通りの説明が終わり、それではこの指定書のデータをEメールで送るので、メール
アドレスを教えてください。と伝えたところから、ややこしくなってきた。
印刷「容量は何メガですか?」
辺境「4MBなので大したこと無いです」
印刷「そりゃ、あきまへん。CDに焼いて宅急便で送ってください」
辺境「容量制限があるのですね。それでは『宅ふぁいる便』で送ります」
印刷「それも駄目です。うちからまた下請けに送りますから、CDにしてください」
辺境「それじゃぁ、転送先を教えてもらえれば同時送信しますから」
・・・・・・というやりとりを10分ぐらいしていた。
そもそも納期が厳しい中、CD焼いて送ってるヒマなんてないやろ~!

そうこうするうちに、
印刷「それで、入稿データはイラストレータですか?」と聞いてきた。
辺境「??????????」(このおっさん今まで何の話してたの?)

最初から、私が作ったのはレイアウトの指定書であって、それを元にあんたのところ
で印刷したリーフレットのデータをデザイン加工して、ポスターの入稿データにして
くれって何度も説明してたやろ。何を今まで聞いてたんや!ぷりぷり!

と、多少瞬間湯沸し気味になった。
ついでに言えば、この印刷屋さんね、パネル加工はできない。パネル加工はお宅でし
てくれ。とか、納期は何とかならんか?とか、ことごとくオレの話を聞かない。

で、かなりテンションが上がってきたきたところで、トドメの一発が出た。
印刷「辺境さんね、そのリーフレットね、ウチで印刷したんとちゃうねん」
辺境「えっ?・・・・・・・・・・・・・・・・」
印刷「だから入稿データを持ってないねん」
辺境「えっ?・・・・・・・・・・・・・・・・」

それを早く言えっ!

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朝から近所の量販店へ店頭調査に行った。
すると、その量販店の横にある神社でお祭りをやっていた。
あれれ、昨日で終っているはずだったんじゃないの?



たこ焼きを売ってるお爺さんに聞いたら、今年は土日月の3日間なのだそうだ。
それで、昨日の流鏑馬はどうだったのか?と聞いたら、中止になったとのこと。
5年に一度の開催なのに、雨が恨めしい限りだっただろう。
で、月曜日にお祭りをやって人出があるのだろうか?と思っていると、小中学生の姿が
チラホラとある。的当ての屋台のおばちゃんに聞いたら、今日は都民の日だそうだ。
それで、今日は何時までお祭りをやるのか?ってラムネを売ってるあんちゃんに聞い
たら、「そんなの知らねぇ」と不貞腐れた返事をいただいた。
折角、ラムネ1本100円で買ってやったのに、それはないだろう。



流鏑馬を開催する予定だった神社の参道は、鉄パイプで仕切られて通行止めに
なっている。
その横でたばこを吸っていたら、ワケを知らないおばちゃんが、どうしても
この参道を通って帰りたいが、入ってよいのかと聞いてきた。
「通行止め」って大きな張り紙があるにもかかわらず、何でオレに聞くの?
参道は雨でぬかるんで、まともな神経では「これは通らない方が賢明」って知恵が
働くと思いますがね。
それで、私が「だめだと思いますよ~」って適当に返事をしたら、おばちゃんは、納
得いかなかったのか、今度はラムネ屋のあんちゃんに同じ質問をした。
例の不貞腐れたあんちゃんは、またもや「そんなの知らねぇ」って。

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それは金曜日の夕方だった。
代理店から携帯に電話があって、「辺境さん今大丈夫?」から始まった。

丁度仕事が一段落して、週末から来週にかけての段取りを考えていた時だった。
来週の仕事の動きを考えると、ここは一発がんばって土日に企画を整理しておこう!と
ココロ構えが出来上がったところだった。

で、電話の内容は新しい仕事の依頼だった。
それも、週明けの月曜日の朝一番に企画書を送って欲しい。それも2本。
もう、仕事となれば何でも鯨飲である。ハイハイ大丈夫てなもんだ。

ひとつ目は、秋の新商品(200円以下の飲料)がさっぱり売れなくてオオゴトになっ
ている。ついては、販促企画を作ってくれ!というもの。
そういえば、その売れてないという商品は、TVコマーシャルをやたらと見ていたの
だが、さっぱり売れていなかったとは知らなかった。
今から対策を講じても、量販店への提案は既に12月の企画は終っているから、1月
開始からの企画提案になってしまう。
そんな悠長なことを言っている場合ではないだろう。
TVではガンガンCMを流していて、一方で売場にはその商品が陳列されていない。
という最悪の事態も考えられる。いわゆるお金をドブに捨てているケースだ。
しかし、こういう一大事の相談を電話で依頼するという神経の方が最悪かも知れない
と思いつつ、一応状況についてオリエンテーションを受けた。

二つ目は、某大手量販に提案する商品提案書を作ってくれというもの。
棚割に押し込みたいという商品の名前を聞いたが、全く知らない商品だった。
へぇ~そんな商品があったの?てな感じ。
量販店、それも大手に提案する限りはカテゴリー提案にしなければ説得力がないよ!
と代理店担当者に教えて、当該カテゴリーのマーケットデータを送ってもらうことに
した。

ということで、海のものとも山のものとも解らない企画が押し付けられた。
う~ん、困った。折角、週末は仕事の整理とココロ構えをしたところなのに、それを
打ち砕かれてしまった。
しかも、アイデアを出せ!というではないか。
アイデアが出るまでボ~っとしていたら、土日なんかすぐに過ぎてしまうかも。
月曜日の朝になって、「アイデアは出ませんでした。いつ出るか?って期待してたの
ですが残念でした」とは口が裂けても言えない。(時々言っているが)

ということで、机にしがみ付いて考えていても膠着するし、気分転換をも兼ねて、
とりあえずお店でその商品の売場を観察しようと考え、そぼ降る雨の中、近所の大手
量販店に行った。
しかし、なんたることか?その商品は売場に置いていなかった。
TVでCM流してるんやで、それも大量に、なんでやねん!
で、もうひとつの案件の商品を見に行った。しかし、それも置いていない。
オーマイゴッド!ジーザスクライスト!ブ~ルシット!

ついでに買い物をして、福引の抽選クジを引いた。それもハズレだった。
きっと今日は、そういう日だったに違いない。

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       小山駅前にどっしり白鴎大学↑


朝の早よから栃木県小山(おやま)市に出張。
生まれて初めて栃木県に行く。通過したことは何度かあるが、下車するのはお初。

小山駅?在来線で大宮の先ぐらいと思っていたら、甘かった。
新幹線で大宮の先だった。そのため、新宿乗換えでなく、一旦東京駅まで出てから、
新幹線で行くことになった。で、西荻窪駅のみどりの窓口で切符を買い求めると、
予定していた新幹線は指定席が満杯。
え~、なんでそんなに人気があるの?信じられない。認識はことごとく甘かった。
ブルーな気分で東京駅のプラットホームに行ってみると、予想に反して自由席はがら
がら。
まぁ、そんなもんだろう。常識的に考えて、自由席まで満員御礼のハズがない。
ちょっと一服と思ってみたものの、喫煙車輌が無くなっていて、小山まで禁煙となる。
これまでの朝の経緯は、予想外が連続している。
この先、小山での会議の方はどうなることやら。携帯で占いを見ると、「うお座は、
今日は献身的サービスが良い」とある。あまり良い日ではない。
しかし、天気の方は、すっかり快晴で、猛暑を思わせるぐらいである。

小山駅に降り立つと、そこにはデデデデ~んと白鴎大学が聳え立ってる。
なんじゃ~こりゃ。駅前大学そのもの。
しばらくして小山駅でメンバーが集合し、駅から車で10分ぐらいのところにある会議
室へ向かった。
今日のお題は「ゴミの減量」。
有識者が集まって、ゴミ問題を論じるわけであるが、それを私が交通整理するという、
とんでもない役目。
そもそも交通整理する役目の私が、ゴミ問題に関して興味も知識も無い。
とにかく、有識者というのは放っておいたら、自分の専門分野の細かい話にのめり込
み、話が蛸壺化して理解不能になってしまう。
それで、みんながしっかりテーマに集中するよう見張ってくれ!ということで、この
役目になったのだが、案の定、整理もつかないし、結論も見えない。
急いで結論を出すために会議をやってる訳ではないので、焦らなくても良いのだが、
整理できないのはチト困る。

そもそも来年どうなるか?も判らない人達がですね、40年先にね、ゴミの廃棄処
分先が無くなるから、今から考えようっちゅ~ても実感が湧かないからね。
子どもが困るというより、孫が困るかも?という感覚。
「生きてるうちが花なのよ、死んだらそれまでよ~」ああ、刹那的。

会議が終了して、スタッフの人に「駅でお土産を買って帰りたいのですが、小山の名
物は何ですか?」と聞いたところ、スタッフの人達は顔を見合わせて下を向いた。
宇都宮は餃子で、佐野がラーメン、それで小山は「なんにも無い!」と断言された。
ついでに、栃木の県庁所在地は宇都宮市だが、ウン十年前は栃木市だったと教えてく
れた。
「栃木市?何ですか?何か有名なものでもあるのですか?」と聞いたところ、
「なんにも無い」との回答。
さらに「栃木市は新幹線の新駅建設を断ったんですよ、それで小山に駅が出来た」って
教えてくれた。地元ならではの情報だ。(かなり古い話かもしれないが)
そりゃ~、すばらしい。新幹線の新駅建設を凍結?した草津駅みたいだ。
名物は無いかも知れないが、そりゃ~いい話である。とみんなで大笑い。

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クエックエッ食え、チョコボ~ォォル↑ほんまに食べた。

日曜日にソフトボール大会に出た。その筋肉痛が翌日から始まったのだが、本番は翌
々日から。寝ぼけた筋肉は、悲鳴をあげるのもワンテンポずれているようだ。
少し動くだけで、手足の関節部分がギシンガシンゴシンと油切れの音を発している。

で、そのソフトボール。集まったのは15人。
天気は曇りだったので、試合をするには丁度いい天気。気温も少し暑いぐらい。
ただ、学校のグラウンドだったので砂埃がひどく、コンタクトをしている目にはつら
い状態。

集合時間の12時になっても、ボチボチとしか集まってこないので、暇潰しに守備練習
をすることになった。
それで、止せばいいのにノックをやった。
もう一人のノッカーと二人で外野に艦砲射撃のようにフライを飛ばしていく。
前回ノックをやって手のひらの皮を擦りむいたので、今回は気合を八分目にして、
もう一人に頑張ってもらった。
案の定、彼の手のひらの皮は擦りむけてしまった。
普段慣れないことをすると、途端にこういうことになってしまう。

しばらくノックをしていると、人数が集まりだして、そろそろ試合を始めましょうか
ということになった。
しかし人数が足りないため、セカンドとキャッチャーを省いて始めることにした。
このあたり、テキト~なもんで、とにかく試合を始めましょう!を優先。

それで試合は始まったのだが、守備の人数が足りないというより、両チームとも守備
がボロボロのため打てばほぼ出塁である。
まぁ、予想はしていたものの、予想値の30%ぐらいの悲惨な守備力である。
最初、私はファーストに入ったものの、ボールがファーストにまで来ない。
それで、見るに見かねて途中からショートに入ったのだが、今度は交代したファース
トが送球を取れない。
いつまで続く守備時間。

たまに、まともな内野守備が出来たときや奇跡的に外野フライを取ったとき、または
三振が出たときにアウトが取れるぐらいなので、なかなか3アウトにならない。
それで1回の得点が10点以上になる。
守備をする方も疲れるが、攻撃する方もベースを回らなければならないので疲れる。
なんといっても外野手の運動量は大変なものである。
低位置より深めで守っていても、その頭上を抜かれることがよく起こる。
試合の点数の方は、60対40ぐらいだったか、もうこうなると、点数はどうでも良
くなってしまう。

約2時間にわたりドタバタ劇のような試合をして、結果、疲れ果てた。
普段、フットッサルの方が疲れるよなぁ~。ってな調子でいた若者も今日のソフト
ボールには「マイッタ」。

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ケーブルTVでウディ・アレンの『アーニーホール』をやっていた。
かなり古い映画だ。もう十数年ぶりに観たことになる。

ウディ・アレンが陽光まぶしいカリフォルニアのカフェテラスで、
「世界のどこかで虐げられている人がいる限り、私は人生を楽しめない」
とアーニーに伝える。
この一言。これなんだよね~。

話はぶっ飛んでしまうが、
最近の巨人ファンはジャイアンツの戦いぶりに胃の痛い思いをしているという。
しかし、ワタシャ小学校の時から阪神ファンで、幼い時から阪神の試合を見ては、
胃の痛い思いを続けてきた。とにかく0-1で負けが多かった。
だから少し負けるとピ~ピ~騒ぐ巨人ファンのこらえ性の無さにはあきれ返っていた。
常勝巨人のファンであることと、惜敗阪神ファンであることの違いというのは、
小学校の時から、人生の選択のような運命的なものを感じていた。
で、何故か85年に阪神が優勝すると、その途端にプロ野球に全く興味が無くなった。

これはどういうことだろうか?
先のウディ・アレンの言葉を借りると
「阪神が虐げられている限り、私はプロ野球を楽しめる」だったのか?

あの時代、村山と江夏とバッキーがいた時代の阪神が好きだった。
今はガンバ大阪!ユベントス!それにチャージャース
全く弱いチームはチト困るので、もう少しで優勝というチームを応援するのがなんと
言っても面白い。

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今日、テレ朝のモーニングショーを見ていたら、丹沢ハイキングコースで大量発生して
いる「野ヒル」をレポートしていた。
実に怖い。知らないうちに足や身体に吸い付いて血を吸われる。
吸われていても、それに気付かないらしい。理由はヒルの口からモルヒネに似た分泌液
が出て、痛さを感じ無いからだという。

ハイキングコースの農家の人が言っていた。
「この前、女子大生のグループでヒルに噛まれたといって助けを求めてきたのだが、
 ブラジャーの後ろの紐のところに100匹もいた」って。

げにおぞましい。分布地図を見ると東京を除く関東一帯で発生している。
それも山から里に降りてきている。
それは何故かといえば、ハイキングの人に引っ付いて降りてきているからだそうだ。

で、発生していないという東京でも奥多摩のハイキングコースで発見されたという噂
もあり、安心できない。

そういうニュースを見ながら、ワタシャ腕をぼりぼり。
両手と両足に発疹がでている。
それは、台風でぐちゃぐちゃになったベランダの植物を、何とか元の姿に戻そうと
素手で作業をしたのがいけなかった。それも半パン、Tシャツ姿。
ものの見事に毛虫にやられた~!!!!

毛虫にやられてから今日で4日目。どんどん痒くなる。
発疹も3日目ぐらいからハッキリ判るようになってきた。
発疹の方は、掻きむしるから余計に酷くなってきたようである。
完全にたいしたことは無いとなめていたのが裏目に出た感じ。
薬は全くつけていない。精神力でカバーしようとぼりぼりしているだけなのだが、
痒いと思うと、余計に痒くなる。

この時期、かなり要注意だ。
特に洗濯物についたら大変である。
知らないうちに全身に発疹が~???
「あんた、どっかで変な病気もろてきたんとちゃうか?」って、
善良なお父さんが冤罪に苦しめられる怖れも否定できない。

で、犯人は多分コイツ。
虫嫌いの方は決して、クリックしちゃ駄目よ~ん。
犯人『茶毒蛾

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某自治体がこの秋に開催する博覧会の説明会に出席した。
出席した理由は博覧会に出展する会社の代理人になってしまったからである。

説明会の開始時間ピッタリに会場に入ったら、既に机の席は満席だった。
しかたなく、後ろの椅子席で説明を聞くことになった。
それにしても千客万来の盛況である。予想が外れた。

会場入口でもらった説明会資料を封筒から出して、説明を聞く準備をした。
ところが、資料はといえばA4サイズやらB5サイズで仕様がバラバラ。さらにページ
番号を入れていない。それで、それぞれホチキスで留めてはいるものの種類が多い。
どれが基本の説明資料なんじゃらホイ?

で、説明会が始まった。
最初は部長クラスの挨拶。ザックリした話でどうでも良い話。
早よ終われっちゅ~ねん。という念力が効いたのか、さっさと本題に入った。
演壇に登場したのは、この博覧会事務局の課長さん。
見た目でわかる、何かの間違いで課長になったか?年功序列のナレノハテ?
まずは、バラバラの説明会資料の「あるか?ないか?」の確認。
冒頭から仕切りの悪さを大いに予感させてくれている。

さて、博覧会の説明に入った。重要なのは準備と撤去の説明。
にもかかわらず、資料にはその箇所が「詳細は説明会にて」とある。
参ったなぁ~、ちゃんと聞いていないと大変なことになる。と思うや否や、携帯に着
信が。コレは不味いと思い、会議室から出て電話した。
5分ほど電話をした後、会議室に戻ると、なんと説明は終了していて、質疑応答が
始まっているではないか?
それで、たくさんの人が手を挙げている。つられて私も手を挙げてしまった。
他の人の質疑応答には聞く耳持たずで資料を読み、不明点を整理していると、何番目
かに当てられた。
「すいません、私の会社の出展場所が図面に無いのですが?」
ハッキリ言って大問題である。
担当者は慌てた。それで、調べますということになり、次の質疑応答になった。

その後、あれやこれやレベルの低いというか準備不足ゆえの質疑応答が噴出したた
め、説明会を終了し、個別に相談を受けるということに変更された。

私も大事な問題が残っているので、大勢の居残り組の一員になってしまった。
質問事項は、出展場所が不明というだけでなく、搬出入の駐車場が不明とか出展費用
は、いつ振り込むのか?振込先は?
こういう大事なことが説明会資料に記載されていない。
信じられない。これはもう仕事ではない。

説明会の最後に、「博覧会当日の緊急連絡先」というのが資料に書いてあって、
その連絡先も「詳細は説明会にて」とあり、この説明になった。
詳細ってね、あんたね、担当者名と携帯の電話番号を記入したらエエだけやんか。

それで、この詳細説明をするのに演壇でもめ出した。
後ろの方にいたのでハッキリ分からなかったが、「誰にするねん」だったのだろう。
結果、しょぼくれ課長が携帯の番号をマイクで3回言った。
会場からは、「誰やねん、名前は?」という質問が飛んだ。
観念した課長はしぶしぶ自分の名前を教える羽目になった。
余程、いやだったのだろう、課長はかなりしょぼくれた。

で、個別に相談した結果、
辺境「出展場所が記載されていないのですが?」
役所「辺境さんの会社ね、ここに記載されていますよ」
辺境「えっ?これですか?これって全く違う名前なんですが?」
役所「かってに別の名前で図面に記載したようですね」
辺境「あほちゃいまっか!」

辺境「それで、出展料金の振込みはどうするのですか?」
役所「それがまだ決まっていないのです。博覧会が終ってからでいいです」
辺境「えっ?それって、今あなたがかってに決めたのと違いますか?」
役所「何しろ忙しくて、準備ができていないのです」

辺境「搬入の車は何処に駐車するのですか?」
役所「(図面の上の方の余白を指し示して)この辺の道路でいいんじゃないですか」
辺境「えっ?ここに道路があるのですか?で、大丈夫なんですか?」
役所「普段、駐車している車は少ないですから」
辺境「普段はそうかも知れませんが、あのね・・・・」

偉大じゃ!実に偉大じゃ!知らないうちにラテン化しとる。
さらに、協賛金の支払いを申し出たら、既に申込み期限を過ぎたから要らないという。
出展許可証は、博覧会当日に事務局で配布するという。
中学校の文化祭でも、もうちょっと準備すると思うよ~。
ということで、個別相談の列は延々と続いていたのであった。

ひょっとして、こいつら残業代を貰うのか?
税金で仕事をするというのは、こういうことなんだね。実感して立腹!

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最近ケーブルTVで映画「キリングフィールド」が何度か繰り返し放映されている。
いつも途中から観ているので、まともに観たことが無いのだけれど、考えさせられる
映画だ。

映画の内容は、1975年にカンボジアのクメールルージュ(ポルポト派人民軍)が首都プ
ノンペンを包囲し、米軍並びにその傀儡政権を排除した後、革命政権を樹立した。
その革命政権が推し進める共産主義政策は、カンボジアの全土に「キリングフィール
ド(虐殺の野)」を出現させた。
しかし当時この事実は、米軍のカンボジア爆撃とともに世界から黙殺されていた。
しかし、ニューヨークタイムズの特派員、シドニー・シャンバーグは通訳兼ガイドの
ディス・プランとともにこの事実を世界に発信した。というものである。

革命後の社会をイメージすることは、難しいことである。
人民の解放のため革命を成し遂げた後の共産主義社会とは?
どうも今まで通りというワケには行かないのは確かである。

偶然、図書館で同じような内容の本を借りていた。
題名は、「秘密にされた毛沢東中国の飢饉-ハングリーゴースト-」がそれ。
1958年から1960年に毛沢東が実施した「大躍進」の実態をレポートしている。
「大躍進」とは、中国革命後に共産主義社会を構築するために施行された農業の大増
産政策である。

「キリングフィールド」では家族制度を否定した新しい社会づくりへの模索が、
「大躍進」では、人民公社の共同食堂が、革命後のイメージとして描かれている。
どちらもその現実は『夢と希望』とはかけ離れたものである。

その現実は、革命カンボジアでは大量殺戮が行われ、革命中国では大量餓死が実施
された。

短絡的な考え方かも知れないが、どちらにも革命政権指導部の限りない「人間不信」
がその根底にあるようだ。
その原因について、「キリングフィールド」では米軍の大量爆撃が、革命軍の精神を
そのようにさせてしまったといい。
「秘密にされた毛沢東中国の飢饉」では、”そもそも農民はずるがしこい”という
黒澤明「七人の侍」のテーマのような見識が毛沢東にあったという。

翻って、日本はどうだろう?
佐野眞一がダイエーの故中内功を描いた「カリスマ」や「戦後戦記」を読むと、南方
戦線の飢餓から生還し、日本の流通革命を成し遂げた男の信条というものが見える。
それは、革命後のカンボジアや中国の指導部に通底するもの悲しい信条である。
いわく、徹底した「人間不信」に他ならない。

ダイエーにおいては「レジは見張っていないとお金を盗む」という社是がある。
社員やパートに対する徹底した人間不信。
”そもそも社員は、目を放すとすぐにお金をちょろまかす!”である。

指導者というもの、目の前にいる明快な敵よりも、内部のワケの解らない連中に憎悪
を抱くのかも知れない。
指導者が抱く「憎悪」「人間不信」・・・かかわりたくないねぇ。
で、愛はないのかねぇ、福田さん。冗談でいいから一度言ってみて。

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『自虐の詩』でちゃぶ台をひっくり返す主人公の夫↑


深夜にケーブルTVを観ていたら、
業田良家原作『自虐の詩』の映画が10月に公開される。という。
かなり古い漫画だ。なんで今頃になって映画化するの?と思いつつ、予告編を観た。

悲しい~。情けない~。違うだろう~。
予告編を観ただけで、断言できる。監督はアホだ。
ちゃぶ台をひっくり返すのが『自虐の詩』では絶対にない!

思えばバブルの頃だった。通勤電車の中で週刊宝石に連載されている『自虐の詩』を
読むのが楽しみだった。
最初は、それほど面白くなかった。主人公幸江の夫が毎回毎回ちゃぶ台をひっくり返す
ただそれだけの漫画だった。
もうネタも尽きたで~、意味もなく一発芸を繰り返されたのでは、もう飽きたで~。
てな感じで、冷めたというか軽蔑の目で毎週読んでいた。
そんなことで、この漫画を読んでも笑いも出ず、惰性と倦怠でページをめくっていた。

しかし、作者にある日突然、神の啓示があったのか?俄然面白くなりだした。
それは、脇役熊本さんが登場してからだっただろうか。
詳しくは憶えていないが、突如として面白くなった。

例えて言えば、「キング・オブ・デルタ・ブルース」ロバート・ジョンソンである。
売れない貧乏ギタリスト、ロバート・ジョンソンは、いつものように交差点でギター
を弾いている時に、突然、空の彼方から光が差して人間が変わった。
神の啓示を受けたのかと言えば、そうではなくて悪魔と契約を結んだという。
それからブルースの最高峰に登りつめた彼は、27歳の若さで伝説の人となった。
(私は時々、ご利益はないかと図書館でロバート・ジョンソンのCDを借りて聞いている)

これと同じことが業田良家にも訪れたのか?
ある日を境に、この作品は面白くてどうしようもない哲学書に生まれ変わった。

私の記憶が正しければ、最終回は「幸も不幸も、もうどうでもいい」という名言で、
締めくくられたと思う。

最終回が掲載された週刊宝石は、私の家のどこかに眠っている。
最終回を読み終えた時、高橋和己の「邪宗門」を読み終えた時のような静寂が訪れた
と記憶している。
漫画が人生の深淵を極めたと云えば言い過ぎかもしれないが、浅くはない作品である。
私のココロの奥底にズシンとシコリを残して去っていった。

17年後、この作品が映画化された。
せんでもいいことをするヤツがいたもんだ。
映画化するなら死んでくれ!といいたい。

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