R&Rf Blog "The Ladder To The Stars"

ミニチュア製作を中心に日々感じたことをランダムに綴っていきます。

「スターウォーズ フォースの覚醒」を観た

2015-12-29 | 映画

 2015年もあとわずか。思えば今年は入院や肩の筋断裂と散々な年だった。そんな状態なので大掃除もままならないのだが、今年のうちにやっておきたいことの一つ「スターウォーズ フォースの覚醒」を観に行ってきた。
 スターウォーズは1作目から6作目まで封切りで観てきたので今作もと意気込んでいたがディズニーの過剰宣伝やマスコミの騒動にに辟易して、騒ぎが落ち着いてから見に行こうと思っていた。
 これだけの話題作だと賛否両論あって当然だが、自分としては「大満足」の作品だった。「マッドマックス 怒りのフューリーロード」を超えて今年のNo.1はこの作品。 今作は旧作ファンにも新しいファンにも満足できる作品になっているのではないだろうか。ただ初期3部作へのオマージュというか旧作ファンへのサービスがちょっと多すぎる気もするが…。
 あと完結まで2作品。期待は大いにふくらむ。なんとか完結まで劇場に観にいけるよう健康でいたい と弱気になるほど今年は最悪の年だったなぁ。
 皆さん今年もお世話になりました。健康で良い年をお迎えください。

PS 今回から「スターウォーズ」はジョージ・ルーカスからディズニーに権利が移りルーカスの名前がこのシリーズから消えた。(「ルーカス・フィルム製作」といお名前だけ残った)自分が一番危惧するのは、これによって当初のルーカスの構想のような9部作完結で済むのだろうかということ。せっかく今作が素晴らしかっただけに、いたずらにずるずる続けて「スターウォーズ」の名を汚さないことを祈る。「ターミネーター」が2作でやめておくべきだったように。

 

 

 


1/18 ポルシェ356スピードスター用フィギュア Custom Figure for 1:18 Porsche 356 Speedster #71

2015-12-21 | 製作

 オートアートの1/18 ポルシェ356スピードスター#71用のドライビングフィギュアとして製作。一年くらい前に作ったもの。このポルシェ356はオートアートのスティーブ・マックイーン シリーズのうちの一つでゼッケンは71。参考資料を探しまくったが該当する写真が数葉しかなく制作にかなりてこずった。60年代初期だろうか、昔のプライベートレーシングの写真でカラー写真は2枚のみ。ヘルメットもゴーグルもかなりクラシカルなデザイン。レーシングスーツもツナギなのかジャケットなのかさえ不明。

 レーシングカーのフィギュアは乗用車と違ってハンドルをしっかり握らないといけないのでややこしい。乗用車だと手をハンドルに添えるだけでそれらしく見えるのでセッティングも楽なんだけど…。というわけで上半身と下半身を分けて、両手をハンドルにしっかり噛ませるようにセッティングさせることにした。

黒いボディに赤いレーシングスーツが印象的。

     

 


1/18 アウディA8W12用トランスポーター風フィギュア 1:18 Custom Figure for Audi A8W12

2015-12-11 | 製作

 京商の1/18 アウディA8W12用に作ったフィギュア。

 「トランスポーター」シリーズの新作が今年公開された。しかしこれは初代のフランク・マーチンをモチーフに作ったもの。初期三部作(「トランスポーター」Transporter-2002-、「トランスポーター2」Transporter2-2005-、「トランスポーター3アンリミテッド」Transporter3-2008-)はジェイソン・ステイサムの出世作となりそのファッションすら彼のイメージを決定づけた作品。彼の商売道具でもある車は1作目はBMW735i、2作目がAudi A8W12、3作目がAudi A8 L W12 6.0quattro(S8仕様?)。唯一外観がホイールも含めて一致する2作目のAudi A8W12 (6.0quattro)を入手できたので製作に踏み切った。京商のAudi A8 L W12 はナンバーはAudi A8W12だがヘッドライトやテールライト、ホイールが異る。
 展示するにあたってフロントのプレートを剥がし(修正して塗装し直し)、リアのナンバープレートをつけてみた。京商のこの車種は今ではかなり入手困難となっている。細部にこだわらなければ京商のAudi A8 L W12やオットーモービルのBMW 750i、マイストのLamborghini Murcielago Roadsterなどの1/18モデルと合わせてもいいかもしれない。大味ではあるがMOTOR MAXというところからも1/18のA8(3.8quattro)が発売されている。こちらは外観ではヘッドライトやテールライト、ホイールの形状も一致するが、あまり市場には出回ってない。現在ではマイストのムルシエラゴあたりが比較的に安価で入手しやすいかも。最後の写真がムルシエラゴとのツーショット。

 本来この主人公は拳銃はほとんど使わないし、性格的に自ら攻撃的なタイプではない。しかしポスターやパンフレットの写真はなぜか二丁拳銃でもある。(しかも跳びはねまくっている)ので、フィギュアは演出の意味で銃を持たせてみた。ポーズも上目遣いにする以外は別に決めていなかったので極めてシンプルなポーズになった。

        


1/18ワイルド・スピード6 レティ・オルティスと1/43ジェンセン・インターセプター

2015-12-10 | 製作

 第四回、最後はレティ・オルティスとジェンセン・インターセプター(Letty Ortiz and 1/43”Jensen Interceptor 1971”)。

ジェンセンのインターセプターは1/18 が近日レジン製のものが発売されるらしいが、フィギュアに合わせるなら大幅な改造が必要になるのでそこまで追いかけるつもりはない。ここは既存のオックスフォードの1/43のミニカーを改造することにした。

もともとイギリスの車なのでミニカーは右ハンドルだが劇中車は左ハンドルなので左に改造。シートもバケットシートに変換。このサイズなので内装の改造はここまで。外装では前後のバンパーを外しドアミラーも外す。両サイドのガーニッシュ下あたりにマフラーを付ける。ボンネットにエアインテークを付け、ボディにラインを入れる。リアに黒いバンパー?をつける。ホイールはスカイラインのラリー車から転用。

なんちゃってジェンセンの出来上がり。製作期間約3日。

 最後に今回のフイギュアのそろい踏みの写真もアップする。総括としてフィギュア彩色は宣伝用ポスターに習ったが暗めの色が多かった。それはやむを得ないとして、造形が素晴らしかったのでそのモールドを活かして塗り過ぎないように描き込み過ぎないようにということを心がけた。不満も残るが彩色はまずまずの出来ではないかと思う。

        


1/18 ワイルド・スピード6 ハン・ルーとハーレー・ダビットソン XR1200 2008

2015-12-09 | 製作

第三回はハン・ルーとハーレー・ダビットソン XR1200 (Han Seoul-oh and ”Harley-Davidson XR1200 2008”)。

なぜかこのハンのフィギュアだけ「ワイルド・スピード3 東京ドリフト」の劇中でRX-7のボンネットに凭れて主人公ショーン(ルーカス・ブラック)の学校帰りを待ち伏せているときのポーズとファッション。ハンのRX-7が1/18で用意できればバッチリなんだけどハンのRX-7は1/43がグリーンライトから近日発売予定ではあるが1/18は未だ発売されていない。

それで「ワイルド・スピード ユーロミッション」でのハンのバイクを1/18で再現した。本編ではチラリとしか出てこないバイクではあるが色もオレンジにブラックとRX-7のようにハンのカラーというのが面白い。

マイストの1/18モデルXR1200をベースにキャストホイールをワイヤースポークホイールに変え、エキパイからサイレンサーまで写真をもとにプラ棒のスクラッチで作り替えた。ワイヤースポークホイールはNOREVのものを部分使用。リアカウルも変更、ブレーキワイヤー等も付加。エスコート製作の合間に約3日で仕上げた。マイストのモデルも近年のものはかなり良く出来ている。あまり緻密でなく大雑把でもなく改造するには適度のディテール。良くも悪くもマイスト・クオリティ。

      

 


1/18 ワイルド・スピード6 ブライアン・オコナーとフォード・エスコート

2015-12-08 | 製作

 第二回は準主役のブライアン・オコナーとフォード・エスコート。(Brian O’Conner and ”Ford Escort RS 2000 MKI”)

  しかし1/18のブライアンのエスコートはまだ発売されていないので どうにか既存の同サイズのエスコートを改造して作れないだろうか?と考えた。これが折しも入院中で暇を持て余していた時だったのでベッドの上でネットを使ってリサーチを重ねに重ね、退院したら実行することにした。

ミニチャンプスの1/18エスコート(ノーマル)をラリータイプに改造。以下主な改造点。

  1. フェンダーをラリータイプのようにパテで盛り上げる。
  2. 左ハンドルを右ハンドルに(インパネ改造及びステアリング部変更)
  3. ワイパーも右用に改造
  4. バケットシートに交換、リアシートを外す
  5. ロールバー(クロスバー)追加。Aピラー部分まで。
  6. 燃料キャップ改造
  7. 前後バンパー変更
  8. フォグランプ、キルスイッチ、マッドガード追加
  9. リムーバーで塗装を全部剥がしてリペイント、ラインも塗装(元の色は赤)
  10. ホイールを京商のものに交換(ワタナベホイール&ワイドタイヤ)

元がノーマルのストリートタイプなのでリアのバックライトが付いている。このモールドを削り取るのを忘れてしまい、気づいたのが終盤でそのままにしている。これらをほぼ1ヶ月でやり終えた。我ながらよく頑張ったと思う。製作中にグリーンライトから5月にARTISANシリーズで1/18ブライアンエスコートが発売されるというニュースを知ったが,そのことで製作のモチベーションが下がることはなかった。
 またミニチャンプスからも1月に同じカラーのラリータイプのエスコートが発売されるらしいが内装や細部は映画の仕様ではなく既発売のものと同じだろうと思う。

  1/18のダイキャストミニカーの改造は初めてだったが結構楽しめた。またやろうとは思わないが初めて気づくことも多く、失敗も含めて製作上非常に勉強になった。

      

 


1/18 ワイルド・スピード6 ドミニク・トレットとダッジ・チャージャー・デイトナ

2015-12-07 | 製作

 以前に「ワイルド・スピード ユーロミッション」(Fast And Furious 6  -2013-)の登場車1/18ダッジ・チャージャー・デイトナ がグリーンライト社から発売になるというので予約注文していた。というのもいつかこのシリーズのフィギュアを作ろうと考えていたからだ。ところがホビーデザインからこのシリーズのフィギュアが数種でていることを知りとりあえず1/18のドム、ブライアン、ハン、レティの4体を注文した。
 折しも入院している時で、あれやこれやと退院後の製作計画を練ることになったので入院中は退屈しなかった。
 それで今回から4回に分けてこれらのフィギュアとミニカーのコラボレーションを製作後記とともに発表していく。
 先ずこの「ワイルド・スピード」シリーズは1作目からリアルタイムで見続けているがこんなに超人物語になるは思ってもみなかった。もともと2作目と3作目はスピンオフみたいな作りでこれでシリーズは終わるのか?と思われたが4作目の「ワイルド・スピ-ドMAX」 からオリジナル・メンバー集結と銘打って息を吹き返した感がある、更に2作目も3作目も抱き込む形で強引に流れに引き寄せてしまった。それにそれぞれのキャラを際立たせてまるで「アベンジャーズ」か「エクスペンダブルス」のようなシリーズに生まれ変わっている。音楽でいったらメドレー(組曲)か?
 
第一回はシリーズ主役のドミニク・トレットとダッジ・チャージャー・デイトナ(Dominic Toretto and "Dom's Custom 1969 Dodge Charger Daytona")。
  このフィギュアのポーズは6作目の「ワイルド・スピード ユーロミッション」のポスターのポーズであるので彩色もそちらの写真にならった。ただパンツは映画の中のレザーパンツ風にしてみたが上下とも黒になってしまって面白みに欠けてしまった。おまけにショットガン(ベネリ ノヴァ)ももともとマット・ブラックなので頭からつま先まで黒一色。だから同じ黒でも光沢、半光沢、つや消し、タイヤブラックと塗り分けて変化をつけた。が、写真ではほとんど変わらないように見えるかも。このフィギュアは造形が素晴らしいが、原型はもっと大きなものでそれを3Dスキャンして1/18とか1/24にしたんじゃないのかなぁと思った。それくらいこのサイズにしては緻密である。チャージャー デイトナはグリーンライト製。ドアもボンネットも開かないARTISANシリーズ。

     

 


チュンチュン...

2015-12-01 | 日記
いよいよ今日から師走、製作に追いまくられている昨今です。
おかげさまで9月末に退院できましたが、その検査入院とは別件で右肩を痛めており現在も週二回のリハビリ通院を余儀なくされております。
そんな毎日の中で心癒されるもの。毎朝雀と一緒に朝食を摂っております。
裏庭の庭石の上にほんの少しご飯を乗っけてあげると、当初は用心していた雀たちが最近はすぐに群がって食べに来るようになりました。毎日ご飯がわたるのを待ちわびている感じでいじらしくも可愛い我が家の住人です。

雀はご飯がいいみたいですね。こないだ果物をあげてみたら集まりが悪く、しばらくして見てみたらメジロが集まってました。