アメノチハレ

ちょっと根を詰めると、すぐに身体が弱音を吐く。
3年くらい前からすると、とても健康体になったという自覚がありすぎるのか
少々の無理は大丈夫とイキがって見たところで
所詮運動不足の身体はすぐさま反応する。
この時期はゴルフもやらないしせいぜいウォーキング程度だ。無理もない。
三年前から数えるともう、3つも加齢したのだし。

みなさんおはようございます。

目はショボショボ 鼻はズルズル 喉はイガイガ 腰には貼る温パックス
風邪かと思うが、女房は花粉症かもという。
熱が出るまでは薬も飲まないが、
病院でアレルギーテストくらいしたらどうかと言う。

喉のイガイガは夜中に何度も声を張って唄いすぎたせいではなかろうか
(飲み屋のカラオケではないぜよ)。

花粉に対しては何だか強い抵抗力があると思っていたのだが
免疫力低下は年代的なもんかね?



さて、昔からとても好きな作家の伊集院静氏と
仕事で御一緒出来る事になった。
もちろん歌を作るんだ。
今までも世界のオールドコースを探訪したゴルフの連載なども
面白く読ませて頂いていたが、
氏の人間的深みと世界の様々な街やモノや人に触れて来た度量の大きさというものは
もし僕が同じ様な生き方をしてもとうてい得る事の出来ない
氏だけに与えられた特別なものだ。
強さとか優しさとかそんなわかりやすいものだけではない種類の
色んな経験と感情のヒダヒダが温度を持って
文章から静かに抜け出てくる。
これで女にモテないわけがない。
そして男が慕わないわけがない。

というわけでレコーディングが待ち遠しくてたまらんのです。

少し話しは逸れるが
特に、仙台に住まれている氏の綴られた
昨年の3月11日の大地震の事に関する文章は強烈だった。
地震当日、仙台の自宅で執筆中だった氏の地震発生の前後の記述は
大変生々しく、僕らが東京で見聞きしてきた報道の内容や映像とはまた違った
それらからはすくい取れないレベルの具体的な恐ろしさがあった。

大地が揺れる様と恐さ 当時の地元でのラジオの報道の様子 様々な現地の当日の表情が
具体的に描かれており、同じ日の東京でさえあの揺れを感じた時
もしかしたら夢かなと一瞬思った程の大きな地震だった事を思えば
現地の揺れはそれとは全く別物の地球規模の揺れだったに違いない。

仙台といえば、80年代からたくさんの曲を提供させていただいている
兄貴のような存在の中村雅俊さんの故郷も宮城県牡鹿郡女川町だ。
ひょんな事から僕は来月にその町にある女川第一中学校に
訪問させていただく予定になっている。
偶然にもそこは雅俊さんの出身校でもあった。
昨年から動いていたプロジェクトで
そこの生徒さん達にも参加してもらい
先日マスターが上がって来た。
とても素敵な歌が出来上がった。

伊集院氏の綴られた文章の中に
今一番ほしいものは何ですかという震災直後のアンケートで、
一位は水と食料 二位は正確な情報 で、三位は
[歌」だったとあった。

震災後の一時期、僕は自分のしている仕事を
とても無力に感じてしまっていた時期があった。
だけど、まだまだ音楽は捨てたものではないかも知れないと思い始めてる。
自分のエネルギーで自分でまた音楽をつくり出し始める事に関しては
何しろ時間がかかったのだ。

とにかく、その歌についてもまた発売日などと合わせ
女川訪問の記事も含めて別日に詳しく書きます。
(なんせ、文章書くのとても遅いので。)
そろそろショボショボした目が瞼からはみ出そうなくらい重くなって
まずは涙が落ちてきた。花粉症か風邪か...この際そんな事はどっちでもいいが...

...いや~かなりツラい...。

病院いくか。。












 

コメント一覧

神南 昌一
http://ameblo.jp/x6-vis-9x/
僕はまだ何も出来ていないですが、僕も歌で被災者の方達を支えたいです。勇気づけたいです!
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