アメノチハレ

カンさん

昨年末にお会いする予定だったが
年が明けて早々に作詞家の康珍化氏(以下カンさん)と
食事を御一緒した

「一年ぶりですか〜」なんて言ってたのもつかの間
メールなどではやり取りがあったものの
なんだかんだで2年くらい会っていなかったらしい

あそこが痛い ここがダメ などお互い色々に色いろ
だがその笑顔にはお変わりもなくお元気そうで一安心



ところで僕の患った頚椎ヘルニアだが
意外にも周りに経験者も多くカンさんもそのひとり

治療に関する経験談やアドバイスそれから
肩甲骨を支えるサポーターなども
USEDで良ければとわざわざ持参いただいて
二件目のBarではマッサージもしてもらう

「手当て」というくらいだから
きっとその効果はなんらかあるよね〜なんて
お互い酔ってクニャクニャになりながら
肩から腕から指先まで

あれ?なんだかいい感じ!?
そう?痛みも少しはいい感じ?

カンさんとご一緒した中では
やはり郷ひろみさんの「言えないよ」が
きっと多くの方に認知されている作品だが
近年では上間綾乃「ソランジュ」それから
2015年には中西保志の「秋日傘」という作品も
リリースできた

1985年 当山ひとみ(Penny)というアーティストに書いた
「彼女にはわからない」という作品が
僕のカンさんとの処女作



書いたメロディーに歌詞がついてきた

その届いた歌詞だが二つ折りの紙の左に歌詞 
右にはそのテーマを連想させるような
イメージの写真が貼ってあった

そんな作品の表現の仕方が何だか妙に格好が良くて
僕はそれを真似て当分の間
メロ譜の空いた部分にイメージ写真を貼ってコピーして
デモテープと一緒にレコード会社に提出していた

まだまだ書いていただきたいと思っているのは
もちろん僕らだけではなく
内外問わずカンさんの作品の多くのファンたち

そしてランダムな発注には
「よくわからないからお断りしちゃった」なんていうのも
なんだか実にカンさんらしくその姿勢は昔から変わらない
 
さて、飲んだ翌日にいただいたメールは
「楽しさに尻をあおられて結構チャンポンしたせいか
今日も調子ワルイです」というフレーズから始まる

カンさんに会うと不思議と気分がアガる

生活の中のどんな一片でもフッといい歌になりそうな 
出来上がる前から予ねてからもうそこに出来上がっていたような
いつもそんな錯覚のまま曲作りをさせてもらえる

カンさんっていう人は そんな作詞家なのです
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