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初心者の人から、「ゴルフのバッグに入っている14本のクラブのうち、スコアアップに一番大切なクラブは何ですか」と聞かれることがあります。
そんなとき私は「AW(PS)が上手に使えるようになるのが近道でしょう。」と答えています。

どのクラブに重点を置いて練習するかは各人のレベル等によって異なりますが、一般的な初心者にとってスコアメイクに一番大切なのは間違いなく100ヤード以内のショートゲームです。
グリーンのすぐそばからのアプローチがトップして奥のOBゾーンに行ったり、逆にグリーン手前が池のホールで、残り70~80ヤードからダフって池ポチャしたりすると、スコアも当然ですが、それ以上に精神的なダメージが大ですよね。

池越えを上手く打つにはそれなりの技術とメンタルが必要かもしれません。
しかし、グリーンまで何も障害物のないアプローチを確実にグリーンに乗せることはそんなに難しくありません。
もっというとグリーン周りのアプローチを2パット圏内に持っていけるようになるだけで、初心者のスコアは相当縮まります。
私も一時期、練習場にPSとSWだけを持っていって、ひたすら100ヤード以内のアプローチの練習をしていた時期がありました。

以下、アプローチの練習をするときに注意することを2点ほど紹介したいと思います。
1つはレッスン書でもみなさんが書かれていますが、自分なりの振り幅を作って体に覚えこませるということです。
私の場合、PSのハーフショットでは、30ヤード、50ヤード、70ヤードの3つの距離に対して、それぞれクラブをどこまで上げてフォロースルーをどこまで取るか、自分の中で決めて打っています。
もちろんその日の調子によって、距離感があわずにショートするときやオーバーすることもあります。
そんなときでも、「今日はちょっとダフり気味に入っているから、いつもより10ヤード大きく打つつもりで振っていこう。」
という感じで、自分の持っている距離感を基準に強弱を調整できるので、ラウンド中の軌道修正が可能になります。
皆さんも、ご自分がアプローチで使うクラブでぜひ練習をしてみてください。

もう1つは、練習場のマットに関する注意事項です。
練習場のマットは人工芝なので、多少ダフってもヘッドがすべっていって大きなミスにはなりません。
したがって、軽~く振ってボールの手前のマットに当たっても普通にボールが飛んでいきます。
ところが、インパクトで緩んだら実際のコースではよほど正確にボールに当たらない限り、ダフったりトップしたりして、大きなミスになってしまいます。
ですので練習場でもインパクトでは絶対に力を緩めずにボールを捕らえるようにしましょう。
また、同じ振り幅でスイングしても、インパクトの強さで飛距離はかなり違ってくるので、強いインパクトをベースにして自分の距離感を作ることが大切です。

最後にもう一つ、グリーン周りのアプローチについてですが、アプローチウェッジを使ってピンとボールの中間にボールを落とす練習をひたすら繰り返してください。
上り下りやグリーンの速さによって、どこまでピンに寄るかはわかりませんが、少なくとも2パット圏内に持っていくことはできるはずです。
落とし場所をシビアに考えすぎたり、逆に振り幅だけで落としどころをイメージしないと大ミスにつながります。
石川遼プロも以前テレビ番組でアプローチについて聞かれた時に、
落としどころだけに集中して、アドレスの形やスイングについては考えません
と答えていました。


以上の2点に注意して、アプローチの練習をしてみてください。
必ずスコアアップに役立つと思います!

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