それが半端じゃないからまたつらい。
僕らの仕事は完結型の仕事プラス仮説型の仕事も含まれるため、
いつも何かにのっかかられている感じがある。
授業準備-遂行-準備-遂行。
この繰り返しなら、ある程度、学習し、楽になるのだが、
それは自動化であり、極力それは避けている。
よりも、やはり、何かを生みだすエネルギーを生産するまでが、
気が狂うぐらい、欝になるときもある。
創造することは時に楽しいが、
時に生み出すエネルギー生産までの過程が苦しい。
今日は久しぶりの休日なので、
午前中そのストレスが極限までにいった。
身体はいつも悲鳴をあげているが、
心の悲鳴は、忙しさのあまり、
無理やり自動的に抑えられてきた。
忙しいと、そういう心のサインを感じられない。
次、次、次・・・と、動かされている感があるので。
これも心身問題に触れてしまうが。
それが、今日は休日ということで、爆発した。
昼から大学に行って、少し整理すると楽になった。
やはり、あれもこれも、あれもこれもの状態で、
ワーキングメモリがきかない状態になると、
パンクするのだろう。
人前で話すため、
人に公表する書き物をするのは、
エネルギー充電が必要だ。
「教育」も「研究」も両方に優れた人間が
大学教員であると思っている自身には、
いつも負荷を与えている。
どちらか一方なら不十分だ。
同僚の松尾先生とtheory of mindのstudyについて話していると、
すっかり癒された。
雨のち曇りといったところかな。
お互い、静かな大学に日曜にきて、
studyしているとは、
趣味か切羽詰っているか、どちらかだ。
paperは二本、8割がたできているんだが、
2割を埋める時間がない。
院生の中野君も、同僚のI君、M君をつれて実験していた。
院生、学部生諸君、ファイバ、ファントムの取りあつかいはくれぐれも慎重に。
ファントムしていなかったら、研究室に出入り禁ずるよ。
装置を赤ちゃんのように思うことだ。
それが研究マインドを作る。