金曜の岡山での4コマから,相当にばたばたしてる.
ばたばたして,飛べていない.
日曜に授業資料のためのビデオを編集しようと思ったが,撮れていない.
なくなく,思考し,違うことを考え,今日の2コマに.
みんな,片麻痺の模倣ができはじめてきた.
その感覚を忘れずに.
しかし,片麻痺とは単純な回路の強化で,そこには多様性がない.
そこが,今の臨床の大きな問題だと思う.
みんなに気づいてもらいたい.
免許持ちのセラピストにだ!
そうでないと,学内教育の意味がない.
午後は卒論指導に.
郡さんの記憶研究は,言語化,非言語化,図形表象,言語表象に切り込んだものだが,仮説通りのデータが出た.80名のデータには意味がある.
男脳と女脳の差が明確ではないが傾向としてはいえそうかな.
藤川さんの運動学習の脳内表象における言語化の意味生に関してはまずまずいいデータだ.
しかし,相関係数が0.999っていうのはすごい.
正木君の揺らぎの研究は,揺らぎの周期性に意味があるといったもの.
前の揺らぎに対して次の揺らぎの状態がバランスの安定化を決定させる.
遠藤さんもデータ処理フィニッシュに.ネガティブデータだが,それにも意味はある.
16時半より3回生ゼミへ突入.
ワーキングメモリの文献抄読会.
少し心理学は難しい.
神経科学で淡泊にまずは考えよう.
しかし,心理学用語は共通言語にならずに難しい.
18時すぎより,坂本さんと山下君のデータ処理.
山下君はワーキングメモリ課題で,ちゃんと左半球の前頭葉背外側部が働いている.
坂本さんも,単なる視覚刺激に基づくゲーム(運動制御)よりも,対面による表情認知や,mind readingを追加した方が前頭葉背外側部に加え,内側部も大いに働いている.
fNIRSの研究で一目瞭然だ.
さてさて,自分の研究計画書や学会の抄録を書かないといけないが,全く手つかず.
明日は,京都に実習のお願いだ.
メールも蓄積される一方だ.
PCの弱点はそこにあるようだ.
記憶は忘却されることにも意味を持つ.
本気で欲しい,猫の手が.