愛おしいモノ(Sriracha編)

シラチャー暮らしの日々を綴ります。

ジョット・マイ

2006-11-30 00:59:41 | 日々雑感
明日で11月も終わり。月末はいろいろと忙しい。何が忙しいかと
言われれば・・特別な案件はないのですが・・・でも、なんやかや
と忙しいのです。自分の仕事をしている脇からいろんな承認サイン
の依頼が来たりやり残してる案件のヘルプとか・・・。朝、出社し
て終業迄、あっという間に時間が過ぎてしまいます。うちのマネー
ジャーはすべてノート・ブック・パソコンが支給されているのだけ
どそれは会社からの隠された意向があるのです・・ふふふ・・。

余った仕事は家に持ち帰って出来るようにとの深慮遠謀があるので
す。(本当は嘘ですが・・)結局は個々のマネージャーは腰を落ち
着けてするちょっとした仕事は家に持って帰るようになってます。
私も会社では出来ない作業は部屋に持ち帰ってやるようになってま
す。部屋なら誰も邪魔が入りませんから。何か最近、物事を深く考
えてないような気がするんですよね。淡々と日々の仕事をこなして
る。マネージャー本来のもうちょっと先を見据えた仕事がやりきれ
てないようにも思えます。もう・・いろんな事が毎日起こってその
対応に追われる毎日です。

今年の正月休みは10連休となりました。う~ん、長い。別に日本
に帰る訳ではないからどう過ごしましょうかねぇ。まぁ、一応2~
3日は小娘の田舎に一緒に行くことになるかもしれません。まだ確
定はしてませんがその方向で流れそうです。

小娘が2ヶ月前に急に店を変わった頃から喧嘩が多くなった。店を
出た原因は前の店の中での揉め事で彼女が店を飛び出したカタチ。
やっぱ女性同士の妬みややっかみ程、質の悪い事はないようです。
小娘から事前に聞いていたけども最終的に決めた新しい勤め先は私
には余り印象は良くなかった。これまでの日本料理屋ではないので
食事に行くと言っても一人タイ料理屋で食するのも中々辛いし。ま
ぁ、その辺りから小娘も自我が強くなって以前のような雰囲気では
なくなったから毎回会えば衝突というケースが多くなりました。

一度はもうこれで「終わり!」という大喧嘩に発展。こっちももう
それまでのイライラ・不満などが鬱積して最後にお互いが大爆発。
ま、これで縁は切れただろうと言うことで新たな対象を探す行動を
起こしました。また運悪く(運良く?)Kちゃんから電話があって
そっちにほぼ決定というとこ迄進んだんですけど・・・どうもこの
子とは相性が悪いんでしょうね。明日、泊まりに行くよという事が
決まった前日に小娘からの電話。

「何の用だよ?」「私のブーツ返して欲しいんだけど」「ブーツ?
あぁ、あれもう捨てたよ・・」「捨てたの・・どうして?」「どう
してって・・部屋に置いててもしょうがないだろう」「・・・・・
じゃ、いいよ。じゃ、切るよ」「・・・・・新しく買えばいいじゃ
ないか・・・」(・・・・・何でこんな言葉が出るんだよぉ~!)

「仕事に使ってたからないと困るんだよ・・」「あぁ、わかってる
けど1週間以上もそのままだからもう捨てたんだよ」「今は他の子
のを借りてるけど悪いから・・・」「あぁ、もし買うときは電話す
ればいいよ」「うん・・・じゃ、ね」と電話は切れた。

実際、小娘も「もう終わったね」と言い、私も「そうだ、終わった
ね」で半月が経っていた。最後の喧嘩でそれなりにお互いいいカタ
チで終えれば良かったけども私の短気な性格が一気に出たカタチで
最悪のパターンで迎えた。その数日後、余りにも後味が悪いので初
めてタイ語で小娘宛に手紙を書いた。書き上げる迄2時間も掛かっ
た。タイ人なら数分で書き上げてしまう程度の文章なんだけど。
小娘の友達に託して「読んだら捨てて欲しい」と伝えて貰うように
した。

一期一会というか・・何らかの機会を得て知り合ったのだから余り
にも後味の悪い別れ方は気分を大きく沈み込ませるに充分でした。
新たな対象は探してるつもりでも何となく身が入りませんしね。ま、
好みの子が居ればちょっとちょっかいは出してみるけどその後が以
前のようには続きません。ただ気を紛らわしてるだけに過ぎなかっ
たんでしょう・・・・今思えば。

電話があった次の日の夜の8時頃に小娘から電話。公衆電話からだ
った。「ねぇ、今からブーツ買いに行けるかな?」「・・あぁ、ナ
イト・マーケットで買うのか?仕事行かなくていいのか?」「うん、
今日は行かないよ・・いつものとこに迎えに来てくれる?」「あぁ」
何かホッとした反面、またあのイライラ感がぶり返して来るわで何
とも複雑な思いでいつもの場所に車を走らせた。

いつものとこで車を停めると小娘が顔に努めて笑みを噛み潰したよ
うな顔つきでドアを開けた。「・・・」「・・・・」2人とも無言。
「お金足りてるか?」(何とも間抜けな質問!)「少しはあるよ」
また沈黙の時間。ユルユルと車をナイトマーケットに進める。「手
紙読んだか?」「うん、ありがと、心配してくれて」「初めてタイ
語で手紙書いたよ」「結構、誤字があったよ・・」「そっか・・」
「でも大方の意味はわかったから」「捨ててくれた?」「捨てない
よ」「どうして・・」「ミッキーは何でもすぐに捨てるけど私には
全部思い出だから捨てないよ」「・・・・」

「どんなブーツ買うんだ?」「前と同じようなの・・」「ベージュ
か・・前買った時も1足しかなかったからなぁ」ナイトマーケット
に着いてこれまで通りに小娘の後をついて行く。「今日、ちゃんと
会って謝って気持ちがサバーイ・ジャイになったら私も新しい道探
そうと思ってるよ。前は言い過ぎたし・・ごめん」「もう、いいよ。
別に・・」ブーツを買ってから「じゃ、これでスッキリしたからブ
ーツ買ったしアパートに送るよ」「・・・・新しい道って他の子を
探すの?」「・・・」「私もかなりカッとなって言ったけどもう怒
ってないよ」「だけどもう終わったと思うよ、これまでの経緯から
すれば」「だからちゃんと説明を聞いって言ったでしょ。何回説明
しても同じ事を蒸し返すんだからもううんざりだったのよ」

レェオ・テェー・アロム

2006-11-29 00:21:58 | 日々雑感
更新が1月余り滞りました。飽きずに毎日アクセスして頂いた方
々本当にありがとうございます。

仕事がかなり詰まってアップ・アップでした。日本人1にタイ人
80ですからある意味、私はセンター的な雑用が多くなります。
まぁ、ある意味総務は「便利屋」でなくちゃしょうがないのです
けど。通訳を通すより私に直接依頼して用件を完結する方が皆様
楽チンのようです。また自身の気分的なムラで書くのがちょっと
億劫になっていたのもあるかな・・・。

小娘とは相変わらず大小の喧嘩を織り交ぜながらも続いています。
しかし、よく喧嘩しますね。大方はお互いの意地の張り合いなん
ですけど、もうちょっと私も歳相応の「フア・ジャイ・クワーン」
で対応すればいいんですけどね。まだまだ修行が足りません。