ニセコは良かったが、やはり暖かく雪の少ないシーズン。ニセコ翌週の岩岳での最後のテレまくりは、ゴールデンウイークの雰囲気。そして二週間ぶりのスキーは、雪を期待するのではなく景色を楽しみに定番の三田原山へ。クラッシクルートではあるが、この日は人が少なく貸し切りに近い静かな山を堪能できた。
スキー場直後の沢の渡り、トラバース。新雪5ミリの下は、クラスト。スキーアイゼン大活躍で難なく稜線へ。これがないとシールが滑るのでツボかアイゼンというコンディション。
スキー場ボトムは小雪にガスが、標高を上げるとガスが抜け、稜線はピーカン!
黒沢池を目指し、天空の外輪山をお散歩。最高に気持ちがよい。
三田原山の山頂からは妙高のお庭。火打山に噴煙を上げる焼山、三転倒立。あれ、ジャケットの色が緑??
そしてメローな北面を落とし、標高2000mのお庭、黒沢池へ。雪質はやはりクラスト上に薄っすら新雪(ハッピーターン)。とにかくメローで景色がよいので、もう雪質はどうでもよし。
とにかく広い黒沢池を貸し切り。しばしまったり昼食休憩。こんな気持ち良い日にビールを持ってこないなんて(*_*)
お帰りは、上り返していつもの南面を目指す。
お帰りもますますどピーカンの気持ちの良い稜線。
象徴的なダケカンバ。この景色が好き。
さて南面の滑走面は、なんと快速シャウダー。妖怪板掴みの出没を警戒していただけに肩透かしを食らったような気持ちより滑走。想定外によかった!
お楽しみはここまでで、南面上部オープンバーンを過ぎれば例年にない藪藪探検隊。今年の藪スペックは前山で確認済みなのでこちらは想定内。バチバチ言わせながら笹ヶ峰林道へ。
三月によく通うこのルートだが、やはりこんなに雪の少ない林道は初めて。ゲレンデに戻りゴンドラ駅への登り返しのリフトはこの寂しさ。
林道で花粉を大量吸引し、バラクラバで日焼け止めを塗り忘れたので顔はとんでもないことに・・上司に日の丸を言われた。。
物足りないシーズンではあるが、静かな山を堪能し、久々に良質の雪山チャージができた。