007のカクテルと言えばウオッカマティーニ。"Shaken not
stirred" 「ステアでなくシェイクで」とオーダーするのがボンド流。イア
ンフレミングの原作「カジノロワイヤル」の中でボンドはオリジナルのマティーニのレシピを語っている。
ゴードンはロンドンで1769年に生まれたジン。
レシピは世界で12人しか知らず、200年以上その秘密は守られているらしい。
キナリレはキニーネを入れたリレ。ググってみたがキナリレは見つからず。見つかったのは昔のキナリレのポスターだけ。(下の写真)
もう生産していないのか?ちなみにリレはこんなボトル。
ウオッカは銘柄指定なし。ボンドはこの後にウオッカはじゃがいもでなく他の穀物からできたもののほうがいいと言っている。今ならグレイグースあたりか。
ボンドが原作本「カジノロワイヤル」の中で初めてこのカクテルをオーダーするとき、「これは自分の生み出したレシピだが、まだ名前を決めていない」と語っ ている。そしてストーリーの後半でこのカクテルに彼女(ボンドガール)の名前Vesperと名づける。そんなロマンチックなボンド像がこの作品の中では描 かれている。
原作ではボンドガールであるべスパーとかなり親密な関係のボンド氏。映画のようなプレイボーイのノリの軽い付きあいでもなくどこか真剣な感じ。自分のカクテルに彼女の名前を付けたりボンドも彼女のことを大事に思っているような感じもあったりして。
で、ここからは今度の映画のネタばれ的話しになる可能性があるのだが、原作ではこのべスパー嬢は死んでしまう。悲しい終わり方。自分的にはこうい う過去を持ったボンドのほうが人物的に奥行きがでるとは思うが、実際に映画ではどういうストーリーにするのか。ボンド役も代わったことだしその辺の描き方 が興味深い。
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‘A dry Martini,’ he said. ‘One.
In a deep champagne goblet.’
‘Oui, Monsieur.’
‘Just a moment. Three
measures of Gordon’s, one of vodka, half a measure of Kina Lillet. Shake it very
well until it’s ice-cold, then add a large slice of lemon-peel. Got it?’
「ドライマティーニ、」ボンドは言った。「大きなシャンパングラスで。」
「かしこまりました」
「ちょっと待ってくれ。ゴードンを3、ウォッカを1、キナ・リレを1/2。氷のように冷えるまでよくシェイクして、大きなレモンピールを入れてくれ。」
「かしこまりました」
「ちょっと待ってくれ。ゴードンを3、ウォッカを1、キナ・リレを1/2。氷のように冷えるまでよくシェイクして、大きなレモンピールを入れてくれ。」
ゴードンはロンドンで1769年に生まれたジン。
レシピは世界で12人しか知らず、200年以上その秘密は守られているらしい。
キナリレはキニーネを入れたリレ。ググってみたがキナリレは見つからず。見つかったのは昔のキナリレのポスターだけ。(下の写真)
もう生産していないのか?ちなみにリレはこんなボトル。
ウオッカは銘柄指定なし。ボンドはこの後にウオッカはじゃがいもでなく他の穀物からできたもののほうがいいと言っている。今ならグレイグースあたりか。
ボンドが原作本「カジノロワイヤル」の中で初めてこのカクテルをオーダーするとき、「これは自分の生み出したレシピだが、まだ名前を決めていない」と語っ ている。そしてストーリーの後半でこのカクテルに彼女(ボンドガール)の名前Vesperと名づける。そんなロマンチックなボンド像がこの作品の中では描 かれている。
原作ではボンドガールであるべスパーとかなり親密な関係のボンド氏。映画のようなプレイボーイのノリの軽い付きあいでもなくどこか真剣な感じ。自分のカクテルに彼女の名前を付けたりボンドも彼女のことを大事に思っているような感じもあったりして。
で、ここからは今度の映画のネタばれ的話しになる可能性があるのだが、原作ではこのべスパー嬢は死んでしまう。悲しい終わり方。自分的にはこうい う過去を持ったボンドのほうが人物的に奥行きがでるとは思うが、実際に映画ではどういうストーリーにするのか。ボンド役も代わったことだしその辺の描き方 が興味深い。
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